字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

「Werke ohne Autor」米アカデミー外国語映画賞ドイツ代表作に

さてさて、フランツ&フレンズの飼育ケースを掃除し終え、パソコンの前に座った。フランツ君もチビたちも元気であーる。

 

昨日、ニュースサイトをウロウロしていたら、下のニュースが目に留まった。8月31日の話なので、もう数日経っている。「善き人のためのソナタ」で知られるフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の新作(…といっても、撮り終えて随分時間が経ったけど)が2019年米アカデミー外国語映画賞のドイツ代表作に決まったとの知らせ。おお!めでたい。「善きソナ」がオスカーを獲っただけに今回も期待されているだろうなぁ。ドイツ映画はこのところ、いいセンまで行くのだけど最後までは行けないというパターンが多い。昨年の「ありがとう、トニ・エルドマン」は最後の最後にまさかの落選。今年の「女は二度決断する」はノミネート直前まではいったのだけど、そこまでだった。三度目の正直で、来年はどうだろう…?

 

 

www.zeit.de

 

主人公の芸術家を演じるのはトム・シリング。パウラ・ベーアとゼバスティアン・コッホが脇を固めるとか。それ以外にもザスキア・ローゼンダールやハンノ・コフラーも出ているみたい。「善きソナ」で見られたような、繊細な心理描写が今作品でも見られるといいなぁ。ところで作品のモデルはドイツの芸術家ゲルハルト・リヒターという噂もあるけれどホントかな?

 

ゲルハルト・リヒターと言えば…

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…これまでに何度も似た画像を載せているので、「またぁ?」と思われるかも。。ずびばぜんっ💦 ケルンの大聖堂のステンドグラス。賛否両論だと言うけれど、私は好き。ちなみに外から見ると…(上の窓がソレです)

 

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…ということで、Werke ohne Autor が楽しみ。ご縁があるといいなぁ…(👈 小声で本音)

 

 

 

あおむしフランツ

先日サナギになったあおむし君の横でうろちょろしていたチビ君も、このたび立派な終齢幼虫となった。ところが、これまでのあおむし君に比べてミョ~に黒っぽい。黒い帯みたいなのも2本入っている。ひょっとしてクロアゲハ?なんてちょっと盛り上がったのだけど、ネットで調べてみたら、これもナミアゲハみたい。個体差が大きいのね。ちなみにクロアゲハも食草は柑橘系の葉っぱとの話。キアゲハはセリ科の植物が好みなんだそうな。

 

あおむしが苦手な方もいらっしゃると思うので、ボカシをかけてみた。かえって不気味。ワイセツ感が増すとの意見もあり(苦笑)。ボカシのない画像は、「続きを読む」をクリックしてね♪

なお、これからあおむし君に名前をつけることにした。この子はフランツであーる。万が一、羽化して雌だった場合は「フランツィ」にしようかと思っている。「ィ」をつけるだけ。うん、ドイツの名前は便利だ。

 

 

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イモムシ三昧

 今日で8月も終わり。明日から9月だなんて信じられない暑さ。先日、アゲハチョウの幼虫の話題を何度か書いたのだけど、その続き。すっかりハマってしまい、幼虫の様子を見るのが毎朝の楽しみとなってきた。

 

 ところが!大切にしているレモンの葉っぱを次々と食べて丸坊主にしてしまうのが悩みの種。孵化したばかりの幼虫は1ミリ程度の大きさなのでどってことない。だけどダッピを繰り返し、大きくなるごとにむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ…

 

 エリック・カールの「はらぺこあおむし」は、実によくできた絵本だとしみじみ思っちゃう。Nimmersatt なんだもん。幼虫が育つのは嬉しいけれど、レモンがみるみる惨めな姿になっていくのは辛い。ご丁寧にも、親の蝶々はようやく出てきた新芽のところに卵を産み付けてくれる。新芽はレモンの芳香が強く、とっても柔らかい。私が見ても食べたくなるくらいだもん。さぞかし美味しいに違いない。彼らは古い葉など見向きもしない。

 

 そうしたら昨日の朝、ぴんぽーん♪  宅配便のお兄さんがクール宅急便を届けてくれた。「?」と思いながら開けたら…

 

 

新鮮なレモンとミカンの若葉がざくざく…!!!!

 

レモンのほうは、写真を撮る前にもう幼虫にあげちゃった💦 

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柔らかくて肉厚で柑橘系の香りがただよう若葉。もううっとり。ほれぼれするくらい鮮やかな黄緑色。私の「虫の師匠」が私のピンチを察してくださり、わざわざ高いお金をかけてクールで送ってくださったという…(ToT) 師匠、恩に着ます! この柔らかさを維持するため、師匠のアドバイスを仰いだ。ペットボトルに水を入れて生け、それをビニール袋で覆った状態で冷蔵庫の野菜専用室へ。明るい部屋で生けておくと、きっとどんどん葉っぱの組織が硬くなっていくに違いない。。

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虫が苦手な方もいらっしゃると思うので、この先は下をクリック♪

 

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帰ってきました💦💦

今日の夕方に無事帰国。噂にたがわず、ポーランドもドイツも暑かった…💦💦 ひところよりずっと「涼しくなった」そうなのだけど、それでもやっぱり暑かった。クーラーがないしなぁ。市電や地下鉄なんて「サウナ状態」。寒さ対策はバッチリなのだろうけど、ここまでの暑さは想定外なんだろうなぁ。街路樹もかなり傷んでいて可哀想だった。。

 

また改めてゆっくり書こうと思っているので、もし、もおおおおおおお~しご興味がおありだったらチラ見してみてくださいませ。

 

今回行ったところ:

クラカウ、オスカー・シンドラーの工場(今は博物館)、アウシュヴィッツとビルケナウ、クラカウ市内のユダヤ人地区、ボンの歴史博物館、ケルンのナチ記念館(NS-DOK)、デュッセルドルフのナチ記念館、同じくデュッセルドルフの映画博物館。

 

正味6日間だったけど、なかなか濃ゆ~い内容だった…。太陽がギラギラ照ってて、このトシで日焼けしてしまった… 首の後ろも真っ黒(涙)。あと、腕に時計の跡ができちゃった。。。。シミになるだろうなぁ…

 

 

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有名な入り口。ちょっと読みづらいけれど、ARBEIT MACHT FREI(働けば自由になる)との文字。

 

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すぐ近くにあるビルケナウ(アウシュヴィッツ第二)強制収容所の入り口と収容所内にまで伸びた引き込み線(写真手前が収容所内)。ユダヤ人たちを乗せた貨車は正面に見える門をくぐり、ここで停車したとのこと。ユダヤ人たちは左側のホームで労働可能かどうか「選別」されたという…(涙)

 

 

 

行ってきます

朝からバタバタバタバタバタバタ=3=3=3=3=3  亀の水替え、ハムスターのケージお引っ越し、植物の移動(家族が水をやりやすいように)、動物たちのフード買いだめ、お仕事(キリのいいところまでやらないと💦)、パン焼き、スープ作り…

 

息切れなう、であーる。とにかく行ってきます… 今回はポーランドにまで足を伸ばす予定。

 

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モロモロ

 あっという間にお盆になってしまった…💦 芋虫君は🍋の葉っぱをむしゃむしゃ食べて(←嬉しいけど悲しい)順調に大きくなり、昨日の早朝にダッピして終齢幼虫になった。それまで茶色と緑のまだらだったのだけど、よく見る立派なアゲハの青虫になった次第。

 

 

       ところが!

 

 

 喜んでいたのもつかの間、昼に様子を見に行ったところ、かなり弱っていて様子が変。後ろ髪を引かれつつ、そのまま私は仕事で外出。そして外出中にゲリラ豪雨。

 

 心配しながら家に帰ってきたら、青虫君は地面に落下していた…(ToT)  うひー💦💦 すぐ飼育ケースに移して様子を見たのだけどダメだった。せっかく終齢幼虫にまで育てたのに…。🍋の鉢は軒下にあるので、ゲリラ豪雨の直撃はないのだけど、風も強かったから振り落とされたのかも。ああ、自然界は厳しい。もっと早く飼育ケースに移せばよかったのだろうけど…。

 

 

 たかが青虫、されど青虫。虫食い状態であちこち穴の開いた葉っぱを見ながら寂しくて寂しくて…💦💦

 

 

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            心が洗われるような、よいかほり…

 

               百合が開いてきた…

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女性の爵位

 前から悩んでいたことがある。腰痛? ぶっぶー! シワとシミ? それもあるけど、一応ぶっぶー! ワンコのしつけに失敗したこと? うーん、それもかなり深刻だけど、とりあえず今はぶっぶー!

 

 答えは・・・・・・・??? (私信:某所で話題の7点リーダーです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「爵位」であーる。日記のタイトルにそう書いているので、もったいぶって言うほどのことでもなかった💦💦 朝からすんません。

 

 ヨーロッパ言語なら、たぶん共通であると思う。ドイツ語の場合は「Baronin」「Gräfin」「Herzogin」などなど、「男爵」「伯爵」「公爵」などの女性形で悩んでいるのであーる。よく見かける訳は「男爵夫人」「伯爵夫人」「公爵夫人」などなど。ワタシが物心ついて最初に見かけた爵位は「ポリニャック伯夫人」の「伯爵夫人」だった。そー、ベルばら✨。外伝に出てくる「黒衣の伯爵夫人」も衝撃的だったっけ。とにかく「●爵」は、とてつもなく高貴な香りが漂う言葉だった✨

 

 しかーし。女性が直接、爵位を与えられたり親からの領地を継いだりした場合、その時点で女性も「●爵」となるらしい。となると、「●爵夫人」という訳は必ずしも正しいわけではなくなる。「●爵令嬢」は間違いではないだろうけど、それだと本人に爵位がある場合はそれが曖昧になっちゃう。何よりも「●爵令嬢」は若い女性限定の雰囲気が漂うし。うーむ。難しい💦 しかも同業のお友達に聞いたところ、フランスとイギリスでは世襲の面で違いがあるんだとか。片や生まれながらに●爵令嬢、片や爵位を継いで初めて●爵令嬢。

 

 実はつい最近、仕事で「Baronin」が出てきてしまったのであ~る。私は「女性男爵」としたところ、「男爵夫人もしくは男爵令嬢では?」とお尋ねいただいた。うーむ。それに対してきちんと答えられない自分が情けない…「女男爵」のように、「性」を入れないほうが一般的かも。いずれにしても、この違いをきちんと説明できなくて情けなく思った次第。

 

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 今日は涼しくてうれしいな❤ 皆様もどうぞお疲れの出ませんよう…

 

 

 

 

コメント

Yさん、すみません💦 6日前に心温まるコメントをいただきましたのに、お返事を書いたつもりがそのままになっていて…💦 遅くなりましたがお返事を書きました。こんなに遅くなってしまって、すみません・・💦💦

 

 

余熱の余談

 昨夜、「使ったガーゼはきれいに洗い、オーブンの余熱で乾かす」と書いたのだけど、その余談。パンは210度で焼くのでオーブンがかなり熱くなる。そして暑くなる💦💦 いつもパンを焼いたあと、使って湿った布巾類をのせて熱で消毒している(火事にならないよう、中には入れないけど)。台布巾とかは雑菌が死滅するのか、臭いがなくなってイイ感じになる。さわやか~~♪

 

 大昔、ドイツの戦前の農家について書かれた本を読んだことがある。そこで印象に残っているのはパン焼き釜。黒パンは保存が利くので一度に1週間分くらい焼くんだそうだ。今のような電気式やガス式ではなく、薪を燃やして加熱するそうで、パンが焼ける温度に持っていくのも一苦労だし、大きな窯なので一度温めたらなかなか冷めないと書いてあった。せっかくの余熱だから使わない手はない。パンを焼いたあとにリンゴやナシといった果物を薄切りにして入れて保存用のドライフルーツを作るとあり、「へぇ~~」と思った記憶がある。うん、これはなかなかいい考えだ。

 

 …ということで、私も真似をしてみようと思い、薄切りのリンゴを余熱で乾かしてみようと思ったことがある。ドライフルーツができるかな〜💓と思って。

 

 

 

             わくわく…💕

 

 

 

しかーし。日本の小さなオーブンレンジの余熱なんてタカが知れており、びしゃびしゃしたままだった…

 

 

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 北海道のお土産をいただいた💓 憧れの旭山動物園!アザラシのお菓子~ 食べるのがもったいない。Tさん、ありがとうございます~♪♪♪

 

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