昨日しゃべり倒した上に気温も下がってくれたため、一昨日に続いて昨夜も熟睡。いや、バクスイと呼ぶべきか。ここ２日間、かつてないほどよく眠れたな～。気のせいか、このところかすみがちだった目も良くなったような…。
「ニュルンベルク裁判」をちびちび読み進めているのだけど、自分が今までいかに無知だったかを痛感する。裁判が開かれるまで、連合国内でもいろいろな紆余曲折があったと知り、ただただ驚くばかり。そりゃそうでしょうね。ナチ･ドイツに対しては恨み骨髄（大勢の犠牲を払っているだけに）、できれば幹部は裁判なんて悠長なことをせず、即刻射殺したい気分だったでしょう。だけど世論もあるし、法治国家という体面もある。そもそも、無条件降伏した敵国を裁く国際法も整っていない。西側東側のイデオロギー的対立もあるし、各国のいろいろな思惑もある…。ユダヤ系の国民が多いアメリカは、また特別。一方で「復讐心に燃えている」と言われるのは避けたい… また、複雑に組織化されたナチ体制ゆえに、誰が責任者かを分析するのも時間がかかる。おまけに証拠隠滅も頻発…。とにかく裁判にこぎつけるまで、途方もない道のりだったことが窺がわれる…。
仕事は一段落つき、ちょっぴり安心。これから次の作品のハコガキ。古い作品は、新しい作品とは違う楽しさがあって大好き。
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