字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

政治家の質が…

 また差別発言。もういい加減にしてほしい。政治家以前に人間としてどうよ?という人が政治屋をして、ふんぞり返っていられるのが不思議。あれは失言でも何でもなく、普段から口にしていることをポロッと言っただけだと思う。

 

 私はドイツしか知らないけれど、ドイツ人と話しているとたまに悲しくなることがあった。「どうして日本人は、みんな歯が黄色くて出っ歯なの?」とか、「どうして日本人は髪の毛が箒みたいにゴワゴワなの?」とか、「なんで日本人の旅行者は首からカメラをさげて、せせこましく動き回ってるの?」とか、悪気もなく聞かれたこともある。私の友人は、ふつうに歩いていたら、白人男性からかじっていた桃の種をいきなり投げつけられ、とても傷ついていた。昨日のゼミでも少し出たけれど、日本人を揶揄する場合、「出っ歯+肌が黄色+眼鏡+つり目+チビ」というのが定番。こういうのを目にすると本当に悲しくなる。これと同じことを彼らはしているのに気づかないのだろうか。「センセー、センセー」と持ち上げられているから、自分は特別だ、ニッポンジンも特別だと錯覚しているのだろうか。差別発言をされる側の辛さというのは、差別発言を受けてみないと分からないのだと思う。「美しい国ニッポン」「世界がうらやむニッポン」だなんて、一部の人を除いて誰も思っていないと思う。そう思っているのは某ソーリと取り巻きだけ。時流に乗ってニッポン礼賛本を何冊も出している某在独ジャーナリストも、心からそう思っているかどうかは怪しい。

 

 とにかく、あれは失言なんかじゃない。あの議員の本音だと思う。国民を代表する議員でいる資質なし。即刻、辞任すべき。

 

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 1980年30号のシュピーゲル誌の表紙。日本車の大量輸入がヨーロッパを覆い尽くすと心配されていた頃のもので、日本人に対するイメージがモロ出ていてツライ…💦