字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

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ドイツ映画賞候補4「FÜHLEN SIE SICH MANCHMAL AUSGEBRANNT UND LEER?」

 さてさて、ドイツ映画賞のロングリストに載った作品の4本目。「Fühlen Sie sich manchmal ausgebrannt und leer?」タイトル、長っ💦 日本でも最近の映画のタイトルは妙に長かったりするので、その傾向はドイツでも?なんて思ってしまうような長さ。直訳すると:「あなたは時々、燃え尽きてからっぽの気分になりますか?」

 

 監督は初めて聞く名前。Lola Randl(ローラ・ランドル)、ミュンヘン生まれの若手女性監督らしい。主演のリナ・ベックマンは知らないけれど、脇を固める俳優がビッグ。チャーリー・ヒュプナーと、ベンノ・フュアマン。あらすじを読んだところ、どうやらドイツ人の大好物、ドッペルゲンガーの話らしい。心が満たされず、ぽっかり穴の開いた女性が主人公。心の隙間を埋めるためか、彼女は別の男性と不倫中。ある日、目が覚めるともう1人の自分が隣にいた。これは好都合!ということで、旦那の相手をドッペルゲンガーに任せ、自分は不倫相手と過ごすようになる。ところが分身が暴走を始め、自分と衝突するようになる…

 

 …という話。ドッペルゲンガーが本来の人格から離れて勝手に暴走し始めるのは、ドイツの分身モノのお約束。そんな反抗的な分身もまた、自分の一部なのだと気づかされる…という結末が多い気がする。それをどう味付けするかが、監督や脚本家の力量なのだと思うけど、この作品はどうなんだろう?見てみないと分からないなぁ…

 

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 しかーし。もう少し女優さんが魅力的だといいんだけどなぁ…(内緒)