ベルリンの壁ができたのは1961年8月13日。そして崩壊したのは1989年11月9日。西暦だけ見れば、昨年の2017年がちょうど真ん中(28年/28年)だけど、日にちで計算すると今日が真ん中になるんだそうだ。
【今週の数字🇩🇪】本日2018年2月6日で #ベルリンの壁 の崩壊後から #10316日 という日数がたちました。これは1961年8月13日に突如壁が建設され、崩壊した1989年11月9日までの日数と同じです。#10316壁10316 #10316Wall10316 pic.twitter.com/UtKiZeOOlz
— ドイツ大使館 (@GermanyinJapan) 2018年2月6日
壁の崩壊した日をよ~く覚えているだけに、なんとも感慨深い…。ああ、あの日ワタシは若かった… …という意味の感慨ではなく(苦笑)、もうそんなに日が経ってしまったのか、という感慨。長いようで、過ぎてしまえば「あっという間」にも思える。だけど、自由気ままに過ごした10316日と、息苦しい壁と監視の中で(しかも先が見えないし)暮らした10316日では重みがまったく違うと思う。なぜか東ドイツに惹かれたワタシは、ちょくちょく遊びにいっていた。毎回、友人宅を転々としながら1週間くらい滞在したのだけど、別れ際に必ず友人たちは涙をこぼしてくれた。あれは私との別れが寂しかったのではなく、自由な世界に戻っていく私の姿を見て辛かったのではないかと今も思う…。顔には出さないようにしたつもりだけど、私が心の中で「ああ、また西に戻れる」と安堵していたのも、きっと伝わっていたのだろう。自由がないというのは本当に残酷なことなのだと当時も思った。
ありゃりゃ、せっかく撮ったのに斜めになってしまった。。。ホーネッカーじいさんも写ってる(左から3人目)。その隣はゴルビー(ゴルバチョフ)かな。1989年に建国40周年を祝い、そのすぐあとに壁は崩壊…