字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

目が点

 先日、めったに買わない週刊誌を夫が買ってきた。待ち時間が長く、ヒマつぶしのために売店で買ったという。ごくごく真面目なおじさん週刊誌である(裸のおねいさんが載ってないヤツです、夫の名誉のために念のため・笑)。ぱらぱらめくっていたら、とある記事が目に飛び込んだ。ものすごーーーーーく悪意のあるヘイト記事。ひどすぎる。こんなにひどいヘイト記事を、大手出版社が出す週刊誌に載せちゃうんだ… ひどすぎる。あからさまな人種差別。こんなの読んで、どこが面白いんだろう? 某出版社がひどいヘイト本を出してぼろ儲けしているけれど、二匹目のドジョウでも狙っているんだろうか?こういう記事を載せれば特定の読者が買うから? 世も末…。悲しくなった。

 

 そう思いつつ、ネットニュースを読んでいたら、アキン監督のインタビュー記事が目についた。ファティ・アキン監督は、トルコ系ドイツ人監督。初期の作品はバイオレンスも多く、目をそむけてしまうシーンも多かったのだけど、最近は作風が少し変わってきたような気がする。

 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/225869

 

 監督の言葉も胸に刺さる。

「トランプ大統領ら国のトップが一般層に直接語りかけるようになっていますね。そこでナショナリズムをあおり、レイシストをも利用して政治を行っている。欧州でもそうだし、日本もそうですよね。これがグローバリゼーションなのでしょう。この流れを止める手だてはないのかも知れません」