昨日の夕方、六本木の国立新美術館で開催されている「ウィーン・モダン」展へ行ってきた。東京は8月4日までだったので、夕方に急いで駆け込んだ次第。
面白かった!「会議は踊る、されど進まず」のウィーン会議の頃から20世紀初頭に至るまでの100年間が網羅されていた。オーストリアの宰相メッテルニヒのアタッシュケースも展示されていてなかなか興味深かった。有名なシューベルトの肖像画とそのメガネも!そしてこの100年間の絵画や工芸品、ご婦人のドレスから家具までが時系列に整理されて展示されていた。
目玉は世紀末のウィーン。油絵や水彩画もよかったけれど、私がとても惹かれたのはポスター。くーーーー!おしゃれすぎるっっ クリムトが描いたポスターも、そしてエゴン・シーレが描いたポスターにも痺れた。
この作品のみ、撮影可能となっていたので私も遠慮なくパシャっ 人だかりができていて、なかなか真ん前に行けなかったので歪んじゃった。
ショップでこんなカードを購入。
さらにマグカップも。当時のフォントからデザインされたA〜Z,Ä、Ö、Ü、ß のカップが揃っている。私のイニシャルとは関係がないけれど、「ザ・ドイツ語」ということで「ß (エスツェット)」のカップにしちゃった。
東京での開催は今日が最終日だけど、このあと大阪へ巡回するとの話。関西の方は是非!
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「表現の自由」は「社会の自由」の尺度だと、とある方が Twitter で書いていらした。まったくそのとおり。