字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

ダイアローグ・イン・サイレンス

 先日、お誘いいただいて「ダイアローグ・イン・サイレンス」を体験してきた。現在、新宿のルミネ0(ゼロ)で開催されている。ルミネ0って初めて行った。すっごくキレイ。NEWoMan の上の階にある。会議やイベントに利用できるスペースみたい。

 

dis.dialogue.or.jp

 

 一言で説明するのが難しいので、HPから引用させていただいちゃう。(以下、HPより引用いたします)

 

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DIALOGUE
IN SILENCE

~静けさの中の対話~

言葉の壁を超えて、人はもっと自由になる。

音のない世界で、言葉の壁を超えた対話を楽しむエンターテイメント、
それがダイアログ・イン・サイレンス。

体験を案内するのは、音声に頼らず対話をする達人、聴覚障害者のアテンドです。
参加者は、音を遮断するヘッドセットを装着。
静寂の中で、集中力、観察力、表現力を高め、解放感のある自由を体験します。

そしてボディーランゲージなど、
音や声を出さず、互いにコミュニケーションをとる方法を発見していきます。
たとえ母国語の異なる人であっても、想像以上の交流が深まります。

1998年にドイツで開催されて以降、フランス、イスラエル、メキシコ、トルコ、中国でも開催。
これまで世界で100万人以上が体験しています。
日本では2017年に初開催、約1万人が体験しました。

 

*****************(引用終わり)*************************

 

 サプライズの部分も大きいので、ここで詳しい内容を書くのは控えるけれど、感動した。聴覚障害者の方がガイド役となり、10人程度のグループでいろいろ体験する。参加者の中には聴覚障害を持つ方や、手話を習っていらっしゃる方もいた模様。私の身近には聴覚障害を持つ方がいないので、恥ずかしい話だけど手話や手振り身振りで会話をした経験がない。こんな私が参加してもいいのだろうか…と、なんとなく場違いな気がしていた。参加者はみんな初対面なので、最初はちょっとモジモジ。表情もちょっぴり硬かった。ところが!時間が経つにつれて Hemmung (気おくれ)みたいなのが消え、童心に返って互いにコミュニケーションを取るのが楽しくなってくる。もちろん声は出さないし手話も使わない。だけど知らない人とコミュニケーションを取るにつれて、互いの距離がぐんと近くなっていくのを肌で感じた。そして90分が終わると、仲良くなった皆さんと別れがたい気持ちになった。これは本当に不思議な感覚。お互いに名前も知らないし、バックボーンも知らない。だけど言葉を介さない手段で対話をすることで、ぐっと距離が近くなる。これぞコミュニケーションの基本だと思った。口から発する言葉は1つの手段にすぎず、コミュニケーションは言葉がなくても成り立つのだと。最後はみんなでニコニコしながら写真を撮り、会場で出していただいた冷たいお茶を飲んでお別れ。とてもとても素敵な90分だった。誘ってくださった方(Tさん、ありがとうございました✨)に感謝!

 

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