字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

Berufng / Revision

 金曜日に fix した原稿を読み返した。実は先日、最終稿としてとっくの昔に固まっていた原稿でミスが発覚し、平謝りしたばかり。あの悪夢はもう見たくない…ということで、今回は fix したあともしつこく原稿を見直した次第。そうしたら…

 

 

 

またミスが見つかった( ゚Д゚)!ガーン!!!

 

 

 

いや、こんな顔文字を描いている場合じゃない。まだ間に合うからよかったものの、また冷や汗をかくところだった… 裁判シーンのセリフ。どう考えても第二審のことを指しているので、私は深く考えずに「控訴審」という訳を当てた。ところがよくよく見てみると原語は Revision。普通は「上告」と訳すところ。どうして Berufung じゃなくて Revision なんだろう??ううう…💦

 

ウィキで Revision を調べてみると…

Die Revision ist ein Rechtsmittel gegen eine gerichtliche Entscheidung. Dabei werden – anders als bei der Berufung (Appellation) – grundsätzlich nicht noch einmal die tatsächlichen Umstände des Falles untersucht, sondern lediglich das Urteil der vorherigen Instanz auf Rechtsfehler überprüft.

 

Die Revision ist statthaft gegen alle

  • Urteile der Amtsgerichte (Sprungrevision§ 335 StPO),
  • erstinstanzlichen Urteile der Landgerichte und Oberlandesgerichte, und
  • Berufungsurteile der kleinen Strafkammer des Landgerichts, §§ 333335 StPO, mit Einschränkungen auch § 55 Abs. 2 JGG

 

これを読んでもよく分からない。alle erstinstanzlichen Urlteile に対しても適応されるみたいだから、第二審ということ? 「Revision = 上告」ではなく、「Revision ≒ 上告」なのではないかと思えてきた。。。司法って本当に難しい。日本の司法制度とドイツの司法制度が同じわけではないので、単語だって1対1で対応するとは限らない…。とにかくRevision なので「控訴」という訳はヤバい。かと言って、この裁判シーンで「上告」と訳したら違和感があるだろうなぁ…だって裁判は1回しかやってないハズだから。

 

…ということで、苦肉の策だけど「上訴」という言葉を使うことにした。これなら控訴も上告も含めるらしいので、少なくとも誤訳にはならないだろうし、違和感も抱かれないだろう。(たぶん)。

 

 

 

 

 これ以外にはもうミスがありませんように…  (切実)