字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

そして日曜日

 昨日は涼しかった。秋を思わせる天気。夏の高気圧にはお引き取りいただき、秋がずっと続いてくれるとありがたいけれど、そうは問屋が卸さない。「問屋が卸さない」って文字にしてみると不思議な感覚。ああ、日本語って奥深い…。

 

 

 …と、しみじみしているヒマはない💦💦 せっせとほにゃくしなければ終わらにゃい。今朝もこうして机に向かっている。向かってせっせとほにゃくしている…

 

…わけではなく、メールを書いたり、ネットニュースやいろいろなブログを読んだり、ずびずびお茶をすすりながら空想にふけったり…。この儀式が終わらないと仕事に入れない残念な体質になってしまった。寸暇を惜しんでほにゃくする…状態にはなかなかなれない。ううう。

 

 ちびちび読み進めている石田先生のご本。非常に面白い。ナチ関係の本はそれなりに読んだ気がするけれど、なかなか頭に入らない。一つは私の頭の硬化(老化ともいふ)が進んでコチコチというのもあるけれど、文章が難解だったり、翻訳書の場合は直訳調だったりするのも原因だと思う。この本はなぜかサクサク読めちゃうぞ。おそらく著者の先生は、文章を綴ることがお好きなのだと思う。小説を読むような感覚になるから不思議。当時の状況がまるで蘇ってくるような(私はもちろん生まれていない時代だけど)感覚。

 

 今の日本は戦前のドイツに酷似しているとよく言われるけれど、この本を読んでいると「確かに…」と思える。つい最近もナチ発言で物議をかもしまくった政治家、数年前も「ナチの手口に学んだら云々」と言って大顰蹙を買った。冗談抜きで、今の政治家はナチの手口を学んでいるのでは?と思ってしまう。

 

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