字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

「もし文豪たちが、カップ焼きそばの作り方を書いたら」

 一昨日、下北沢の書店でトークイベントがあったことを書いたけれど、その続き。帰り際に書店を少しだけ覗いたら、面白そうな本が目に留まった。

 

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 ぱらぱらめくったら、(くだらないけど)面白い。よくできてる。文豪と呼ばれる作家や、文章が特徴的で有名な人たち100名の人たちがカップ焼きそばの作り方を書いたらどんな感じになるかという観点から書かれた本。壮大な試みである。うん。村上春樹、コナン・ドイル、ドストエフスキー、大江健三郎、志賀直哉、池上彰、紀貫之、相田みつを(笑)、安倍公房、糸井重里、夏目漱石、シェイクスピア、又吉直樹、週刊文春、江戸川乱歩、「週間プレイボーイ」(☜これ大爆笑)、デーブ・スペクター、三島由紀夫、グリム兄弟、「暮らしの手帳」…

 

 よくもまあ、ここまでうまく特徴をとらえたもんだと大笑い。タイトルも工夫されていて、川端康成なんて「伊豆の焼きそば」だし、谷崎潤一郎は「痴人の焼きそば」、俵万智は「カップ焼きそば記念日」、星新一は「エヌ氏の発明」、グリム兄弟は「メンデレラ」(爆) さらにウケちゃうのは、「利用者の声」さんのタイトル。「おかげで満腹になり、年収が増えました!」だって。もはや文豪じゃないし。

 

 …というワケで、電車の中でぱらぱらめくるのにいいかなぁくらいの感覚で買ったのだけど、帰宅してから一気に読んでしまったという…(苦笑)。タイトルだけでなく、中身はもっと凝っていた。ガハハ。

 

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 ところで、昨日の●田急線の火災事故にはビックリ。実はワタクシ、この沿線に住んでいるのだが、夕方は新宿へ買い物に行こうと思っていた。ところが娘からたまたまLINEが来たので、その買い物を頼んでしまい、結局は行かなかった。あの電車に乗っていたかもしれない(時間的にぴったり)。負傷者が出なくてよかった。