昨日は、ばらの月曜日だった。ドイツ人は政治の風刺が大好物だけど、今年の山車もかなり強烈。
Das politische Tohuwabohu in Berlin ist dieses Jahr eine Steilvorlage für die Karnevalisten und Narren. Die Fotos wurden von meinem Kollegen Thilo Schmülgen in Düsseldorf aufgenommen (mn) pic.twitter.com/UZsgz0LWDZ
— ZEITmagazin (@ZEITmagazin) 2018年2月12日
「次の人、どうぞ」と書かれたメルケルさんの山車。彼女の前に転がるのは、シュタインマイヤー、ガブリエル、シュタインブリュックなどなど、SPDの政治家たちの骨。Groko(大連立)のための協議で、結局はメルケルに説得されたというのを皮肉ったのだろうか。それにしても、辛辣だなぁ。骨抜き…いや、骨だけにされた政治家たちの姿の哀れなこと💦 さらに辛辣なのは、「Selber Schulz」なシュルツ元SPD党首。意見をコロコロと変えたためにシュルツさんの信頼は地に落ちた…。「Selber schuld」(=自業自得)と名前をかけているところが秀逸。しかーし、自分を肉挽き器にかけている姿なんてシュールすぎる。
こういうところがドイツらしくていいなぁ。山車の人形になりそうな政治家は日本にもゴロゴロいる。ただしこれを日本でやったら、たちまち政治家たちが怒り出すだろうな。いや、政治家が怒る前に周りの人間が「忖度」して止めさせちゃうかも。