昨日、ぼんやりツイッターを眺めていたら下のツイートに目が留まった。
80年代初めから外国人と関わりが多いのですが、その頃から日本人の「ズルさ」に対する指摘は多く耳にしてきました。欧州等ではfairかunfairかは厳しく見られます。日本人の中にはこの基本的なfairnessが欠けていると言うのだ。安倍晋三が我が世を謳歌する饐えた日本の惨状を見るにつけ、真実だと思う。 https://t.co/BJblEPFkgM
— Tomas (@TomTemasek) June 1, 2018
そうそう、そうだった。80年代といえば日本がイケイケだった頃。あの頃、ドイツ人の知り合いに何度か「日本はアンフェアだと思う」と言われた。「あなたのことを言っているのではないのよ、でも日本のイメージはアンフェアだ」と。ホームステイ先のお父さんからも言われたっけ。ずいぶんハッキリ言うなー日本人への差別か?なんて当時は気を悪くしたものだけど、今ではその指摘ももっともだと思う。今の日本の状況はアンフェアそのもの。TVでニッポン礼賛の番組をチラ見したり(決して見はしないけれど、家人がニュースなどを見たあとにチャンネルをたまたま回すと、その類に遭遇したりする)、書店で礼賛コーナーの前を通ったりすると「???」と思う。誰も日本のことをスゴイなんて思っていないのに…と。外国の日本に対する印象は、我々が思っている以上に悲しいものなのだと思う。そのうち印象が確信に変わり、固定化していくのではと思うと何ともやるせない思いに駆られる。