字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

イモムシ三昧

 今日で8月も終わり。明日から9月だなんて信じられない暑さ。先日、アゲハチョウの幼虫の話題を何度か書いたのだけど、その続き。すっかりハマってしまい、幼虫の様子を見るのが毎朝の楽しみとなってきた。

 

 ところが!大切にしているレモンの葉っぱを次々と食べて丸坊主にしてしまうのが悩みの種。孵化したばかりの幼虫は1ミリ程度の大きさなのでどってことない。だけどダッピを繰り返し、大きくなるごとにむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃむしゃ…

 

 エリック・カールの「はらぺこあおむし」は、実によくできた絵本だとしみじみ思っちゃう。Nimmersatt なんだもん。幼虫が育つのは嬉しいけれど、レモンがみるみる惨めな姿になっていくのは辛い。ご丁寧にも、親の蝶々はようやく出てきた新芽のところに卵を産み付けてくれる。新芽はレモンの芳香が強く、とっても柔らかい。私が見ても食べたくなるくらいだもん。さぞかし美味しいに違いない。彼らは古い葉など見向きもしない。

 

 そうしたら昨日の朝、ぴんぽーん♪  宅配便のお兄さんがクール宅急便を届けてくれた。「?」と思いながら開けたら…

 

 

新鮮なレモンとミカンの若葉がざくざく…!!!!

 

レモンのほうは、写真を撮る前にもう幼虫にあげちゃった💦 

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柔らかくて肉厚で柑橘系の香りがただよう若葉。もううっとり。ほれぼれするくらい鮮やかな黄緑色。私の「虫の師匠」が私のピンチを察してくださり、わざわざ高いお金をかけてクールで送ってくださったという…(ToT) 師匠、恩に着ます! この柔らかさを維持するため、師匠のアドバイスを仰いだ。ペットボトルに水を入れて生け、それをビニール袋で覆った状態で冷蔵庫の野菜専用室へ。明るい部屋で生けておくと、きっとどんどん葉っぱの組織が硬くなっていくに違いない。。

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虫が苦手な方もいらっしゃると思うので、この先は下をクリック♪

 

 

 

こちらは旅行後に発見した4齢幼虫。この翌朝、ダッピして終齢幼虫になった。

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それがこのコ。脱皮すると見違える姿になる。
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ほらね、出てきたばかりの若い新芽に卵が産み付けられている。この数時間後、この部分は丸坊主に… 卵はどこに行っちゃったんだろう。下の堅い葉は見向きもしなかった。

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終齢幼虫になったので、慌てて飼育ケースへ。数日後、サナギになるべく準備を始めました。これはサナギの前の段階で「前蛹」と呼ぶらしい。
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ケース越しなので分かりづらいけれど、数時間後に立派なサナギになった。ちょっと位置が低すぎるので、割りばしを足して位置を高くしてあげなくちゃ。
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いただいた葉で子供たちを養っている。ありがたや~ありがたや~ 

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