字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

ぷりぷり

 「ぷりぷり」というのは、ぷりっぷりに太ったイモ虫ちゃんのことを言っているのではなく、怒っている描写である。ぷりぷり。

 

 ドイツ語以外の言語を訳すこともあるのだけど(もちろん英訳からの重訳)、英訳をうのみにせず、できるだけ辞書とGoogle 翻訳を駆使して原語から離れないようにはしているつもり。ところがその国の専門家から指摘が入った。しかも書き方がすっごくカンジ悪い。頭っから誤訳と決めつけた物言い。「つじつま合わせの訳」とまで書いてある。これは心外だしカチンと来たけれど、大先生のおっしゃることだからきっとそうなのだろうと思って素直に調べ始めたら…

 

 

うーん。どう考えても、私の訳で合っているような気がする(複数を指摘されたのだけど、どれも)。

 

 

翻訳者がぶんむくれて反抗していると思われるのもイヤなので、何度も何度も何度も確認した。やっぱり先方の指摘が理解できない。

 

 

その道の大家(「おおや」ではなく、「たいか」)からカチンと来るような指摘をされるのは過去にも何度かある。そういう時、私はムッとしつつも素直に従うのだけど、今度だけはちょっとなぁ… と思って、怒りを抑えて私の考えを書いて返信した。さて、どんな返事が来るか…(ただし、間に会社を挟むので、私の言い分がそのまま先方に伝えられるかどうかは不明。)翻訳を始めて今年で28年。誠実に翻訳をしてきたつもりなのだけど、「つじつま合わせの訳」をしたと言われたのは初めて。これって怒ってもいい案件だよね?