字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

辞書の話

 つい最近、とある通訳翻訳雑誌のアンケートに答える機会があった(オンラインで答える仕組み)。翻訳者が辞書をどう使っているか、という内容。翻訳者にも、そしてほにゃく犬にとっても辞書はとっても大事。私も実務翻訳をやっていた頃は、新しい辞書が出るととにかく買った。辞書は買うてナンボや!と思っていたから。オンラインの辞書が主流となった今、特に英語の翻訳者さんは辞書ツールを使って串刺し検索で調べているとの話。いかに効率よく辞書を引くかが大事なのだと思う。

 

 しかーし。我が身を振り返ってみると、あまり辞書を引かなくなったような気がする。いや、もちろん辞書なしでほにゃくはできないので、引きまくる。だけどドイツ語は英語と違って優れた辞書が何冊もあるわけではないし、ワタシの専門は映像系。ワタシが頭を悩ませるのは、いつも辞書に載っていない「使われ方」。単語はよく知っているのだけど、辞書に載っている語義だといまいちしっくりこない、という感じ。

 

 結局、DUDEN の独独辞典と小学館の独和大辞典で調べたあとはネットで検索して文例を調べ、いちばん文脈に近そうな意味を探す・・・ということが多いような気がする。ほかのドイツ語翻訳者さんたちはどうしていらっしゃるんだろう。また、英語以外の映像翻訳者さんたちはどんな風に辞書を使っていらっしゃるんだろう・・・。