字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

滅入る話が多い…

 一昨日の胃カメラ千鳥足事件、家に帰って武勇伝のように自慢したら、家人から釘を刺された。「もう眠る薬で内視鏡検査は受けないほうがいい」

 

 なんでも、千鳥足で帰宅中に駅のホームから転落した事故があったのだそうだ。家人が直接聞いたらしい。「え?でもどの駅にもホームドアがついてたよ」と言ったところ、「落ちるのはホームだけじゃないだろ(怒)」と言われた。ホームから転落しなくても、階段から転落するかもしれないと。うむ、人工股関節の身としては、確かにそれは恐るべき事態。だから私は固く心に誓った。家人の前で武勇伝を話すのはやめよう(←違う)。

 

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 ところで、この週は所属する組織の総会や部会が連チャンであった。とても華やかで✨✨どこか別世界と思えるような話があったかと思うと✨✨、現実世界の問題点を議論してひどく落ち込むこともあった。いずれにしても現状を再確認してどよよ~~~ん、である。アメリカ系の配信の力はもうハンパない。自分は間違いなく押し流されて消えてしまうだろう。

 

 もう自分は若くない、昔のような機動力も瞬発力もない、世間から見たら「ただの使えないオバハンほにゃく犬」に過ぎないということを痛感した。誇れるほどの実力もない。しかも年を食っているから使いづらいと思われてしまう。65歳まで今のようなペースで翻訳し、死ぬまでほにゃく犬であり続けることを目標としていたけれど、その目標を不本意ながら前倒しせざるをえなくなるかも、と覚悟している。

 

 偉大な先輩方が築いてこられた字幕翻訳の文化も黒船の前に崩れ去ってしまうのか…なんてことも考えてちょっと悲しくなった。私の考えすぎだといいのだけど。