前にやった仕事のチェックをしているうちに、「むむ?」となってしまった。前から「sollen (英語の shall)、sollten (英語の should)は難しいな~」と思っていた。だけどなんとなくそのままにして現在に至る。アカン。
引っかかったのは次のような文章(単語を少し変えて簡単にしてありましゅ~)。
Ihr Tod soll nicht vergebens sein.
私は「あなたの死を無駄にしてはならない」といった感じに訳していたのだけど、この soll(en) は「話し手の決意の表明」という用法らしい。となると「あなたの死を決して無駄にしない」と訳したほうがよさそう。辞書には次のような例が挙げられていた。
Es soll nicht wieder vorkommen. (こんなことは二度と繰り返させないつもりだ)
An mir soll es nicht liegen.(私にできることは何でもやるつもりだ、私のせいで駄目にはしないぞ)
1例目は分かりやすいけれど、2例目は難しい。「私が原因にならないようにするぞ」という決意表明かな。ややこしや~ もしかすると sollen を理解できていないのは私だけ?ドイツ語関係者の間では常識なのかも?いやお恥ずかしや。ほにゃくでお金をいただくようになって、今年でちょうど30年(←実務ほにゃくの時代も含めると)。30年もやっているのに、いまだに sollen をマスターしていにゃい。ちなみにほにゃくを始めたのは、私がマイナス10歳の時だった!
ほかにも sollen の用法は山のようにあり、全部はとても理解できない。誰か sollen 講習を開いてください~~ 参加したいっっ