字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

業界の思うツボ…

 某市長が、小学生の卒業式が華美になりすぎていると苦言を呈したとの記事を読んだ。賛否両論あるだろうけど、私は理解できる。去年、近所のお母さんがウンザリした様子でコボしていた。「イマドキの小学生は、卒業式に袴を着て髪も美容院でセットする」と。そのお母さんは「うちは洋服派よ」と言ってお嬢さんも洋服で参列したそうなのだけど、周りはみんなきらびやかで肩身の狭い思いをしたとのこと。親としては複雑だったみたい。それも分かる。

 

 うちの子供が小学生の頃は、幸いにもそんな風習はなかった。だけどハタチになる前あたりから、着物業界から山のようにダイレクトメールが届くようになった。おまけに、「お母様もこのチャンスにお着物を!」とか言って私にまで売りつけようとする💦 この分じゃ、お棺に入る時にも死に装束を売りつけられそう💦

 

 ハタチならまだしも、小学生のうちから美容院でセットしてもらって袴で出るというのはどうなんだろう… ちょっと理解できない💦 ドイツかぶれゆえに、そういうところにお金をかけるのは抵抗がある… お金をかけるのがイヤなのではなく、お金のかけ方に問題があると思うのは私が古いのだろうか。

 

 就職スーツにしてもしかり。実は企業のほうは、あんな黒ずくめまでは求めていないとの話も聞いた。「黒ずくめじゃないと受からない」と、洋服ギョーカイが就職ギョーカイと手を組んで勝手な噂を流しているのではと、つい勘ぐっちゃう。就活生も本当に気の毒。しかし、「うちはアンチ黒ずくめ派よ」と言い放つ勇気もなく、うちの子供も黒ずくめで就活を行った。ギョーカイの思うツボ…