デンマーク語のレッスンで、少し前から食文化について勉強していると前にも書いたけれど、これがとっても楽しい。先日は tvebak (複数形は tvebakker)というのが出てきた。ん?どっかで聞いたような?
…ドイツ語の Zwieback! いわゆるラスクであーる。「2回焼いたもの」という意味。パンをスライスして、さらにカラカラになるまで焼くからそう呼ばれるらしい。英語の biscuit もイタリア語の biscotti も「2回焼いたもの」が語源らしい。デンマーク語はオランダ語の tweeback もしくは低地ドイツ語の twebak から来ているそうな。
先生にレシピを教えてもらって、早速焼いてみた。見た目はちょっと(いや、かなり)不格好だけどカラッと焼き上がって美味しそう。
Varme hveder (=warmer Weizen、温かい小麦)と呼ばれるパンを焼き… (黒いつぶつぶはカビではなく、砕いたカルダモンだよ~ん)
スライスしたあと、低温(120度)で時間をかけてカラカラに… 不格好でしゅみませんっ
パンはバターと牛乳が多めの生地にカルダモンを入れたもの。少し前に焼いた Fastelavnsbolle (デンマークのセムラ)のレシピとほぼ同じ。
早速、ラスクを食べてみた。美味しいけれど、あまり味がしない…。デンマーク(ドイツもだけど)ではホットミルクに浸したりして食べるそうなのだけど、私はさらにバターを塗ってシナモンシュガーを振りかけてしまった。うん、このほうが食べやすい。カルダモンの香りがしてE気持(古)。