字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

70年代の貴重な記録映像

<横着して、某顔本からのコピペで申し訳にゃい~>

 

実は~~一昨日の日曜日、京橋の国立映画アーカイブさんで上映されていた70年代の貴重な記録映像を見てきました。もちろん、これも仕事の一環です!昭和の貴重な記録を見るのも勉強のため。ええ、そうですとも、そうですとも。ドイツの古い映画を見るのはとてもためになりますが、自国の記録も大切です、うん。

…ということで、お仕事で大変お世話になっている大好きな方から上映があることを教えていただき、ウハウハで行ってきました&ご一緒しました。
 

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 いやもう、すばらしいの一言。ヒデキ感激☆、昭和の文化史がぎゅぎゅっと詰まった1本でした。1975年の製作で、日本縦断コンサートみたいなプロジェクトを追ったものです。富士山の麓での野外コンサート(今で言う「フェス」ですな、あれは)から最後の野球場でのコンサートin Osaka まで。今でこそフェスも野球場でのコンサートも(今ならドームでしょうけれど)当たり前ですが、当時はすべてが手探りだった模様。お小遣いをはたいて遠くから来ている中学生や高校生たちの服装や髪型もザ・昭和で既視感が…。そしてご本人(脚が長い!)のお衣装もロンドンブーツあり、ベルボトムあり、胸元をはだけたスパンコールの衣装ありで、郷愁に浸れました。「ろ~~ら~~」の絶叫では、近くの席から鼻をすする音が… ご婦人が泣いていらしたらしい。
 終わったあと、満足感とともに一抹の寂しさが残る感覚、「THIS IS IT」や「ボヘミアンラプソディー」を見たときと似ています。「ボヘミアン~」の時みたいな爆音上映があるといいのに。「きみが~のぞむなら~」のあと、「ヒデキー!」という合いの手を入れたくてウズウズしました。「やめろっと~いわれても~」になったら膝を上げたくてムズムズしたしぃ~~
 …あ、あくまでも勉強の一環です。何事も経験するのが大事。
 
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…というワケで、日曜日ははじけてしまった。いや~よかった。改めて見て感じるのは歌のうまさ。子供のころは気づかなかったけれど、歌がうまいね~ そしてハスキーでいいお声。歌うために生まれてきたんだろうな、スタアというのはこういう人のことを言うんだな、と改めて思ってしまった。晩年はとても気の毒だったけれど、これだけ濃い人生を送ったのだから普通の人の何倍も生きたって感じなんだろうなあと思った。