昨日書き忘れてしまったのだけど、企画展「西洋絵画、どこから見るか?」展で 面白い 美しい絵も展示されていた。

「18世紀末になると、女性芸術家が画壇で存在感を示すようになり…」とある。そして展示されていた2枚の絵のうち、この絵(↓)に目がくぎ付け!マリー=ガブリエル・カペの自画像。美しい…!お顔にしてもドレスにしても、現代にも通用する美しさ。斜めに結んだ頭のリボンの素敵なこと…!そして陶磁器のような肌、ドレスの質感も肖像画として完璧!

いや~自画像をここまで美しく描くのって、ある意味スゴイ。そこで思い出したのが下の絵。今回の展示にはなかった絵だけど、以前何かの企画展で見て同じように目がくぎ付けになった。「ベルばら」でも出てくる画家、ヴィジェ・ルブラン夫人の自画像。ほら、絵の具を落としてアントワネット様に拾ってもらうシーンがあったでしょ♪ パブリックドメインになっていたにで貼らせていただきます。カペさんと同じ時代にご活躍だったみたい。

Self-portrait by Marie Louise Élisabeth Vigée-Lebrun, painted at Florence, 1790
これまたなんと美しい…。この自画像でも、リボンをふんわり斜めに結んでオッシャレ~な雰囲気を醸し出しまくっている。襟のレース、そしてウェストの赤いリボンもすばらしく素敵。
そこでふと思ったのだけど、これって自撮りの画像に加工を施してインスタに載せるのと似てる?今どきのアプリは肌も綺麗に明るくしてくれるし、目元もぱっちり可愛くしてくれる(らしい)。同じ発想かも?とつい思ってしまった…。