字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

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ヴォルガドイツ人

いま、ちょこちょこ調べ物をしている。ドイツ語の話者が世界中にどれだけいるか、ということを調べているのだけど、思った以上に多くてビックリ。スイスやイタリア(南チロル)、フランス(アルザス・ロレーヌ地方)、ベルギー(国境付近)などにドイツ語圏があるのは有名だけど、それだけじゃないらしい。アメリカにはアーミッシュがいるし、南米にもドイツ系住民の集落があったりする。ドイツの植民地だったアフリカ南西部(現在のナミビア)は、1990年までドイツ語が公用語の1つだったらしい。

 

ロシアにはヴォルガドイツ人がいる。ロシア帝国の時代にロシアへ渡ったドイツ系住民ということは知っていたのだけど、かのエカテリーナ二世が特に積極的に誘致したというのは知らなかった!エカテリーナはドイツ人だもんね。それで熱心にドイツ人を誘致して開拓を進めたらしい。

 

横着してウィキから引用しちゃう。

 『ドイツ人は、エカチェリーナ2世時代にロシアに現れ始めた。エカチェリーナ2世はドイツ出身のプロイセン人(プルーセン)であったため、ドイツ人の誘致に特に熱心であった。入植したドイツ人は、ドイツ南部の貧困層およびプロテスタントの中での宗教的少数派であったといわれる。

1763年から1772年までに、8千世帯、2万7千人のドイツ人がヴォルガ川下流域に移住した。彼らは沿岸の農業開発に従事する一方、東方のタタール人との緩衝地帯を形成することも期待されていた。その後も移民は続き、1897年の記録では、ドイツ系ロシア人は179万人に達した。』(以上、ウィキペディア「ヴォルガドイツ人」から引用)

 

エカテリーナ2世といえば、コレ(↓)。愛読書の1つであーる♫

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