字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

●だったとは…💦

 このところ、蝶の話題ばかりですみません💦 なにせ、ワタシの頭の中でチョウチョが飛んでるもんですから…💦💦 

 

 蝶愛が高じ(←すごい日本語だ)、「はらぺこあおむし」ドイツ語バージョンを YouTube で見つけて繰り返し鑑賞していた。この本は子供が小さい頃に読み聞かせした記憶があるのだけど、ドイツ語バージョンの中身まで見た(聴いた)のは初めて。オリジナルの英語バージョンは読んでないけれど、ドイツ語バージョンではこうなっているというのを初めて知った。

 

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 なんと!私はてっきり、サナギから蝶になるのかと思い込んでいた。今回、改めてドイツ語バージョンを聴いてみたら「Kokon (マユ)」と言ってる! Puppe (サナギ)じゃない!確かに、絵も改めて見てみるとサナギじゃなくてマユだ…💦💦 ってことは…

 

 

 

 はらぺこあおむしは、蝶じゃなくて蛾の幼虫だった?!?!

 

 

 

 

             ガーン!  蛾~ン!

 

 

 

 英語圏はどうなのか分からないのだけど(勉強不足でスミマセン💦)、ドイツ語圏では蛾と蝶は明確に区別していない。Tagfalter (=昼の鱗翅類)、Nachtfalter(=夜の鱗翅類)程度。だけど昼に飛ぶ蛾だっている。いえ、蛾を差別する気は毛頭ないのだけど、ないのだけど、ないのだけど…   

 

こちらは英語バージョン♪  今日、初めて聴いたゾ。女性の優しい声でいいカンジ。

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自分の勉強のために:

 

卵   das Ei

産卵 die Eiablage

孵化/羽化 das Schlüpfen, der Schlupf

幼虫 die Raupe

脱皮する sich häuten

脱皮  die Häutung

蛹化 die Verpuppung

交尾する sich paaren

 口吻 der Rüssel

 鱗粉 die Schuppe

 食草 Futterpflanze

 

 

ようやく一息

 いろいろバタバタしていたのだけど、ようやくホッと一息つけた。そして手持ちのお仕事もなくなった…。いつものことだけど、忙しい時期が終わると2~3日はのんびりできる。ところが3日目の夜あたりから、「ワタシ、誤訳か何かをやらかしたんとちゃうかー」「あり・ちゅん子は使うなってお達しが出たんとちゃうかー」と、やたら心配になる。これはもうフリーランスの宿命ですな。ここ何度か、自分でも青ざめることがあったしなぁ…。とりあえず今週末はお掃除しよっと。

 

 ところで、スカイプレッスンは毎週続けている。先生はウェブカメラをONにしていないということが分かったので、だいぶ気が楽になった。カメラがOFFならレッスン前に慌てて部屋を掃除する必要もないし、顔を作る必要もない。うっしっし。髪の毛ボサボサ、服はボロボロ、部屋はごちゃごちゃ。いいのだ、見えなきゃ。

 

 いつもテーマを自分で用意しておくのだけど、今回は仕事が忙しかったこともあって、何も準備ができなかった。「最近はどうしてる?」と先生が聞いてくださったので、「よくぞ聞いてくれた」とばかり、蝶の話を切り出した。ただし、虫が嫌いな人も大勢いるので、「虫の話をしてもいい?虫は嫌いじゃない?」と事前に聞いてみた。先生いわく「うちにも男の子がいるから虫は大丈夫よ~。昆虫ならミツバチが好き」と。

 

     え?ミツバチ?  ぶ~~~ん…

 

 

 

 

 

これは絶対に Biene Maja の影響だと見た!

 

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このアニメ「みつばちマーヤの冒険」は「アルプスの少女ハイジ」と並び、ドイツでも大人気だったと聞く。「好きな昆虫は?」と聞かれて「みつばち」と答えるのは、絶対にマーヤの影響だ!!!!(勝手に決めつけてスミマセン💦💦)

 

 レッスン中、ドイツ語で説明できない言葉が結構あって困った。「鱗粉」なんてとっさに思いつかないから、ついつい「Puder」なんて言っちゃったけど、落ち着いて考えてみたら「Schuppe」なのね。確かにうろこ状だし。昆虫の話をドイツ人とするなんて、今までなかったので… お恥ずかしや。次のレッスンでは、事前に言葉をチェックしておくぞ!

 

 

 

 

うかうかしていたら、また羽化…💦

 蝶ネタばかりですみません💦 立て続けに2頭がまた羽化。うひー、こんな季節に。1頭は男の子、Ulrich(ウルリッヒ)君。女の子ならウルリーケになるところだったけど、男子だった。もう1頭は女の子で Josephine(ヨゼフィーネ)。こちらも男子ならヨーゼフになったところ。ううむ。女子率、高し。

 

 今年、我が家で羽化した子供たちは…

 

 ヤン(♂)、マックス(♂)、フランツ(♂)、パウラ(♀)、ヨハンナ(♀)、アレクサンドラ(♀)、ロベルタ(♀)、アントニア(♀)、ウルリッヒ(♂)、ヨゼフィーネ(♀)。

 

 アゲハ嬢が6頭、アゲハ男子が4頭。

 

 サナギはあと4つ。そのうち2つは熟しつつある…。うーむ。越冬は2つだけ?

 

 

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うっかり羽化…

 恐れていたことが…💦💦 越冬させるつもりだったサナギが羽化しちゃった…orz..

アゲハ師匠から伺ったところによると、アゲハの幼虫がサナギになって越冬するかどうかは、幼虫時代の積算光量が大きく関係してくるんだとか。日がどんどん短くなっていくのを感じ、「おっ これは冬がくるな。越冬サナギにならなくちゃ」と幼虫自らが決断するらしい。ところが室内で飼うと人工の光が多く、夏と勘違いしちゃうとの話。11月に羽化するのは避けたいと思い、幼虫の飼育ケースはできるだけ自然光しか当てないように気をつけていた。

 

 

なのに…(ToT)  出ちまった💦 

 

 

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10月12日に蛹化した Anton。蓋に比較的近いところでサナギになってしまったため、うっかり乱暴に開けないように貼っておいたもの。3週間後に羽化しちゃった… ちなみに、サナギになることを「蛹化(ようか)」と言うそうなのだけど、私はこの時点では「サナギ化」と言うのかと思い込んでいた。お恥ずかしい…💦

 

 今日は比較的暖かかったとは言え、夜は冷え込むし雨も降る。放せないよなぁ… 仕方なく飼う決意を固めたほにゃく犬であーる。蝶を飼う犬。シュールではないか~~💦 

 

(虫が苦手な方がいらっしゃると思うので、ここから先は『続きを読む』にて…)

 

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たららららら~~ (その2)

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今回、ポール森谷を検索してガクゼン!この曲はオリジナル曲じゃなかったのね。てっきりポール森谷が作曲したのかと思ってた!コトバンクより引用します:

『アメリカのポピュラー・ソング。作曲:クロード・モルガン。原題《El Bimbo》。フランスのポップ・グループ、ビンボー・ジェットによる「嘆きのビンボー」が原曲で、1975年リリースのポール・モーリアによるオーケストラアレンジのバージョンがヒットした。』

 

ななななんと!「嘆きの貧乏」とな!!!!そんな哀しい歌だったとは…

 

 

 

たららららら~♪ (←ナゾ)

 火曜日・水曜日といろいろてんこもりで、ぐったりしてしまったほにゃく犬であーる。ダメだなぁ、トシだろうか。ワタシの予定を書いたところで、皆様にとってはち~っとも面白くないと思うのだけど、自分の記録用に書かせてくだしゃい。なんとなーく気持ちが沈みがちなので、自分を奮い立たせる意味もあります。。。ごめんなさい。

 

30日(火)

午前中に試写、打ち合わせを兼ねて楽しいランチ。ついついしゃべり倒してしまってすみません💦 食べ終わると(ダベ終わると)急いで帰宅。

とある作品のチェックが届いたので代案づくり。ああ、我ながら情けない。ヒドイ間違いや初歩的なミスがたくさんあった。穴があったら入りたい。調子に乗っていたつもりはないのだけど、どこか浮かれていたのだろうか。こういうのが続くと、いつか干されてしまいそう。気を引き締めなきゃ。

夜はスポッティング。ところが途中から珍しく頭が痛くなってきてソファで爆睡。1時間ほど寝て復活。逆に目がランランとカンカンになって眠れなくなってしまった。

 

31日(水)

この日も午前中に試写。終わったら急いで帰らなきゃ。ところがあろうことか、道に迷ってぐるぐるぐるぐる… 5分くらいで駅に着くはずなのに、結局20分くらいさまよって隣の駅にたどり着くというアホすぎる顛末。地図はおろか、現在位置を表示してくれるグーグルマップすら読めない女なんだ…💦と痛感。

帰宅して、別作品の仮ミックスをチェック。またまたヒドいミスや稚拙な箇所を発見。もう二度とここからはお仕事をいただけないかもしれない(涙) そしてこのままじゃ、確実に自分は業界から干されちゃう。作業しながら青くなった。本当に気を引き締めなきゃダメだ…(涙)

凹んだまま夕方から再び六本木へ。東京国際映画祭のコンペ作品「ブラ物語」を観に行った。なんと、この作品は無字幕。セリフを一切排除した作品なのだけど、すばらしい映画だった。これについては、改めてゆっくり書かせてください。ある出演者さん(来日ゲスト)のサインをいただきたくて、その俳優さんが出ていた昔のDVDと油性サインペンまで持参で行ったのだけど、おねだりする勇気が出ず、あえなく断念。

夜はレセプション。ところが再び道に迷い、夜の街をぐるぐるぐるぐる… 会場に到達した頃にはもうグッタリ。別の予定もあってハシゴする予定だったのだけど、やることがてんこ盛りだったので別の予定はキャンセル。レセプションも30分だけお邪魔して、急いで帰宅した。

 

…と、面白くもない内容をお見せしてしまって申し訳ない💦

 

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 オリーブの実がなった。昨年までは、花の段階でみんな落ちてしまったのだけど、今年は別の種類のオリーブを並べてみたら大成功。受粉がうまくいったらしく、たくさんなった。しかーし。オリーブの実って渋みが強いらしく、素人が塩漬けにするのは難しいんだとか。どうしよう、これ。オリーブの首飾りでも作って手品をするしかないかな~

 

たららららら~♪

 

 

   ☆そこで問題です。この歌の続きは?3択!

 

    1)ちゃちゃちゃちゃちゃちゃちゃ

    2)たらららららーらー

    3)ちゃんかちゃんかちゃんかちゃんか

 

 

  ヒント:いま来日中のポールではありません

 

 

 

『華氏119』

 東京国際映画祭で昨日、マイケル・ムーア監督の「華氏119」が上映された。チケットをいただけることになり(本当にありがとうございます!!)ウハウハ♥気分で会場へ出かけた。

 

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 ものすっごい衝撃作!タイトルはもちろん「華氏911」にひっかけたものなのだけど、シャレでも何でもない。2016年11月9日、トランプ氏が大統領戦の勝利宣言をした日なんだとか。その後のトランプの暴れっぷり、無法者っぷりは誰もが知るところ。

 

 この映画がスゴイのは、そんなトランプを叩くだけの作品ではないところ。見る人によって様々な受け止め方があると思うけれど、「トランプはヒドイ」とけなすのは問題の単なる矮小化に過ぎないことをムーア監督は指摘しているのではと私は思った。

 

 細かく書くとネタバレになってしまうので避けるけれど、問題の根っこはそれこそブッシュ政権のころにさかのぼるような気がする。そう、9.11の頃。さらにクリントン政権とオバマ政権が続いたけれど、この2人にも監督は容赦ない。特にオバマさんのあるエピソードには、心底ガッカリさせられた。こういう人だったのか…政治家って所詮、こういう者だと思わずにいられない。こういうのが重なると、Politikverdrossenheit になるのだろう。

 

 ムーア監督らしく、アポなし電撃訪問や秘密の暴露はもはやデフォルト。文春砲ならぬムーア砲が何度も炸裂し、会場でもあちこちで笑いが起きた。私も思わず声を出して笑った。しかーし。後半から笑えなくなる。ヒトラーのナチ・ドイツの映像が盛り込まれるようになると、血の気が引いてきた。ドイツの国会議事堂放火事件(1933年)が取り上げられ、いかにナチがこの火事を「利用」したかが紹介されていた。ヒトラー政権が発足する直前の選挙(1932年11月)では、ナチ党は33%の票しか獲得できなかったにもかかわらず、あのように強大な政権を築き上げた。そこには全権委任法も深くかかわってくるのだけど、そんな当時の事情についても詳しい説明があった。真のトランプ支持者は過半数に満たないのに、なぜ「やりたい放題」ができるのか。その問いの答えはナチにある、とムーア監督が指摘しているようで、背筋が寒くなった。笑えない。

 

 さらに、某州の知事もやりたい放題で深刻な影響を及ぼしていることにも、かなりの時間が割かれていた。利益優先、利権に群がるオトモダチ優遇、民意無視。カネ、カネ、カネ。敵が攻めてきているわけでもないのに危機をあおり、社会を分断させ、人権を軽視する。貧困層の悲惨な暮らしなんて見てみぬふり。ある州のある町で起きていることなのだけど、これは世界の縮図なのだろう。どこかの国を見ているかのようで、これまた背筋が寒くなった。

 

gaga.ne.jp

 

 とにかく、2時間がアッと言う間。姿勢を変えることも忘れ、ガン見していたので終わったら体中が痛くなった(苦笑)。ムーア監督渾身の作品だと思う。本当に危機感を募らせているのだろう。隣で見ていらした方も「ムーア監督の熱量、すごく高いですね」とおっしゃっていた。初めてお目にかかった方々と思わず語り合ってしまうほど。民主主義の衰退、劣化、変質。そんなことを感じた。of the people, by the people, for the people の言葉も今や空しく響く。メインストリームと呼ばれるエリートたちによる政治の腐敗と制度疲労。そしてこうした傾向は今や世界中に広がっているのではと思い、戦慄した。

 

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 職業柄、ついつい字幕を見ちゃう。字幕は石田泰子さん。映画ファンだけでなく、字幕翻訳者の間でもファンが多い。とっても素敵な方なのだけど、今回も素晴らしかった。特に「スナイダー」のダジャレが…(笑)しかーし。これは間違いなく2000枚越えだと思う。ところがストレスなく読めるので唸ってしまった。すごすぎる。監修は池上彰さん。

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タコノマクラ

 実は一昨日、自分が担当した作品を観に行った💦💦 なぜ「💦」なのかというと、冷や汗をかいたから。トホホ。スポッティングという作業がある。字幕制作ソフトSSTなるものを使い、ヘッドホンで耳を澄ませてセリフの始まりを探し出して字幕の頭を決め(IN点といふ)、そこからセリフが終わるまで(または息継ぎなどまで)ドラッグして字幕が入る位置を決める作業であーる。私はどうもこれがうまくない。音の起点は分かるのだけど、お尻(OUT点といふ)がイマイチな気がする…。早すぎるとぶちっと切れた感じになり、遅すぎるといつまでも字幕が表示されていて間延びする。適度な「余韻」を持たせるのがいいのだけど、これが難しくてねぇ…💦💦 上手な方が取ったスポッティングは見ていてほれぼれしちゃう。

 

 特に自分で気になってしまったのは、カットの処理。カットで切り上げるか、それともコボすかは勘によるところが大きいんだろうなぁ。どうも私は切り上げすぎな気がする。特に今回の作品は編集者の好みなのか、やたらカットが多かった。うーむ。カットをコボしたほうがよかったのでは…と思われる箇所もチラホラ。まだまだ修行が足りないほにゃく犬である。

 

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 ところで。お友達からドイツのお土産をいただいてしまい、ホクホクしている。今シーズン初のレープクーヘン。初物である。初ガツオならぬ初レープクーヘン。

 

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 前から主張していたのだけど、ドイツのレープクーヘンって、「タコノマクラ」に似てるよね。ね、ね、ね?!?

 

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            swmcoms.com

 

 

東京国際映画祭にて

 やっぱり映画祭の会場に来るとワクワク💕する。ベルリン映画祭も大好きだけど、東京国際映画祭も大好き。

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 映画祭のいいところは、決して商業的ではない作品も上映してくれること。普段はなかなか知ることのできない世界を見せてくれるし、上映後に監督や俳優さんたちの質疑応答があるのも映画祭ならでは。

 

 映画祭はお金がかかる。あれだけ大勢のゲストを呼ぶだけでも、気の遠くなるようなお金がかかっているに違いない。さらに会場では大勢のスタッフがたくさんの仕事をこなしていらっしゃる。人件費もかかるよなぁと、ついつい映画祭のお財布を心配してしまった。上映本数が多いだけに、ほにゃく代も相当なものかと。大変なプロジェクトではあるけれど、これからもいい作品を上映してもらいたいな~と心から思った。(👈…これには下心もあります💦💦)

 

 

昨日から東京国際映画祭

 関東限定の話で申し訳ないのだけど、昨日から東京国際映画祭が始まった。わくわく💓 私が楽しみにしている年中行事の1つ。早速、今日の午後に行く予定。ここ数年、ドイツ作品もしくはドイツ語作品がコンペに出ていたのだけど、今年はゼロ。残念だけど、そういう年もあるから仕方がない。

 

2018.tiff-jp.net

 

 一昨日ひといきついたと思ったのだけど、やっぱりバタバタしている💦💦 パソコン持参で行って、映画の合間はカフェで作業しようかなぁ。 

 

 先日、ポーランド映画祭の案内をもらった。これまた関東限定の話で申し訳ない💦💦今年もワイダ監督作品が上映されるみたい。根強い人気があるんだなぁ。ポーランド映画ってとってもよい作品が多いような気がする。心に沁みる系。ナチに蹂躙され、ソ連からもいいようにされた国だもんなー。その都度国境が変わり、右へズレたり左へズレたり。地図上から消滅した時期もあった。(「帰ってきたヒトラー」で、新聞を読んだヒトラーが「まだポーランドがあるとは」と言うというブラックネタもあったし) ポーランドの人たちが乗り越えてきた苦難の歴史は、そう簡単に映画で表現できるものではないのかも。ほんの一端を映像化するという感じかなぁと思いつつ、1作品見ただけでも十分ずっしり来る。来月はポーランド映画祭にも行くぞー!(おーい、ドイツ映画祭、どこへ行っちゃったんだ???)👈切実

 

www.polandfilmfes.com

 

一段落

 昨日は目まぐるしかった。朝10時に納品 ☛ お昼にお友達と待ち合わせ ☛ 夕方、別の知人と所用で待ち合わせ ☛ 夕食前にスカイプレッスン ☛ 慌てて夕食を作る ☛ 食後グッタリ…

 

 先日、持ち歩き用のパソコンのパスワードが開かなくなったと騒いだけれど、その続き。初期化したわけではないのだけど、中に入れておいたソフトがきれいさっぱり消えていた。字幕制作ソフトSSTもニャイ。昨日はそのパソコンを持って行く必要があったので慌ててダウンロードし、ドングル(USBポートに差し込むチップみたいなもの)用のドライバをソフト会社のHPからダウンロードしてインストールし、テキトーに顔を作ってアタフタと出かけた。SSTは自分好みにいろいろ設定していたのだけど、それもきれいに消えちゃった。またイチから設定しなおさなきゃ…💦💦

 

 ところで何ヵ月か前からマンツーマンのスカイプレッスンを受けている。これがとってもいい!1回にたった30分だけど、毎週必ず受けるようにした。たかが30分、されど30分。これまではドイツへ行っても、ドイツが出てくるようになるまで1日はかかったのだけど、この8月はスムーズに移行できた気がする(あくまでも当社比💦 ほにゃくしているのにこのレベル?ってドイツ人から思われてしまいそう💦💦) あと、スカイプレッスンを受けた直後はネットで tagesschau などのニュースを聴くと、明らかに聞き取りやすくなっているのでありがたい。ただしそれも1日くらいしかもたず、2日目からは元の木阿弥だけど。とにかく、そんなこんなで昨日はいろいろてんこ盛り。締め切りで睡眠不足だっただけに、余計ツカレタ~

 

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 先日、ドイツのお土産をいただいた💓 例によって見せびらかしてしまってすみません💦 ドイツ人が大好きなハーブティ。お茶専門店に行くと、種類がいろいろあって目移りする。今、これを書きながらオレンジのをぐびぐび中。ベースがルイボス茶、オレンジ+シナモン+マジパン味。クリスマスっぽい香りで美味しい。(Fさん、このブログは御覧になっていないと思いますがありがとうございました💓💕♡)

 

 

 

 

くるくる草

 昨年の11月に、アフリカ原産の不思議な草を買った。1年前、ブログに載せたのが下の画像。太陽の光を浴びると、このようにくるくるになるとの話。春になって、鉢に挿してある写真のような花が咲いた。うーむ。あんましキレイじゃないなぁ…と、花には申し訳ないことを思いながらそのまま屋外で放置してしまった。花はやがて枯れ、くるくるの草も枯れてなくなった。

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 数日前、久しぶりに鉢を見たら、草が伸びてる!!!!こりゃビックリ。しかーも。木陰だったために、まったくカールしていない直毛状態の葉っぱが長~く垂れさがっていた。

 

 これは可哀想と思い、家の中に入れて窓に置いておいたら、直毛が…

 

 

       …ゆるふわカール状態に!(笑)

 

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        …かなり自己主張の強い草である(笑)  

 

 1週間でコレ。これからも日光を浴び続けたら去年みたいにくるくるになるのだろーか。がぜん楽しみになってきたゾ。

 

 

 

格子の布巾

 少し前の話だけど、素敵なプレゼントをいただいた。開けた時、思わず歓声が。ヒデキ感激☆(ううう… 西城秀樹さんはもう亡くなってしまってけれど・涙)

 

 懐かしい格子柄の布巾。麻と綿が半々で大判。しかもフックにひっかけるためのヒモつき。ああ、これぞドイツの布巾!しかも日本でも買えるとのこと!!

 

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 今でこそいろいろな柄があるけれど、ドイツの定番布巾といったらこれだと思う。30年以上前、おドイツで暮らしていた時の家は家具付きだった。大家さんが1ヵ月に1度、リネン類(シーツ、布巾など)を洗ったものと交換してくれる。だから布巾は棚に20枚くらい置いてあった。それがぜ~んぶ、このチェック!色はいろいろあったけど、とにかくこの生地、このチェック、このサイズだった。懐かぴ~~✨

 

 何年か前、同じく家具つきのアパートタイプの部屋を借りたとき、やはり布巾がこれに似た柄だった。画像を探したら1枚だけ発見!ピンボケだけど、右端にかろうじて写っていた~~✨

 

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なお、プレゼントの中には青森県のだしの素「できるだし」と乾燥野菜も!!!

 

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北国はどうしても塩分が多くなりがち。健康のために減らさなきゃ~ということで、県が音頭を取って減塩に取り組んでいるとのこと。魚がいろいろ入っていて、煮出すとすっごく美味しいだしが取れる💕 これでお味噌汁とおでんを作ったら激ウマでヒデキ感激☆したワタクシであーる。

 

 くださった方、ありがとうございました✨

 

 

役割語に悩む

 先日もちょこっと書いたけれど、このところ「役割語」に悩まされている。特に女性言葉に対する指摘が増えていて(最初「女性言葉に対する風当りが強い」と書こうと思ったけど、まだそこまではないかも。大勢の前で指摘されたことがトラウマになっていて、私が神経質になっているだけかもしれない)、気になっている。

 

 数日前も、この記事が目に飛び込んできた。

 

gendai.ismedia.jp

 

 最初、「また批判?私たちの苦労も知らないで…」と、ちょっと構えて読んでしまった。改めてじっくり読んでみると、ナルホドと思うところも多い。特にこの記事の中で引用されていた文章を読んで深くうなずいてしまった。

 

役割語はステレオタイプの一種であり、ステレオタイプは偏見や差別と容易に結びつく(中略)。
安易な役割語の使用は、時として表現者の意図した、あるいは意図しない偏見・差別意識を伝えてしまう場合もあるわけです。また、役割語は〈標準語〉と一体となった仮想的な言語体系であり、現実には極めて多様で、ダイナミックな本当の日本語の姿を覆い隠してもいます。
(金水敏「役割語の不思議な世界」2018年8月3日確認)』

 

 もう15年くらい前。とある作品で、インドの貧しい労働者のセリフをぞんざいなしゃべり方にしたことがあった。その際、クライアントから「労働者のセリフをぞんざいにし、学者のセリフにインテリっぽい口調を当てるのは差別的です』と指摘され、はっとなったことがあった。キャラクターを生き生きさせるため、いわゆる役割語というのは必須。翻訳者の手腕が問われるところでもあると思う。一方で、この方が指摘するように「ステレオタイプは偏見や差別と容易に結びつく」典型例を私がやってしまったのだった。。。その時も自分を恥じた。だけど、現場で汗びっしょりになって働いている男性に「わたくしは~と考えます」みたいな口調を当てるのは、やはり違和感がある。

 

 一方で、原語にだってぞんざいな言葉、インテリの言葉、女性ならではの言葉などもある。私はドイツ語と英語しか知らないけれど、「書かれた言葉」「キャラクターが発するセリフ」には、話者の性別なり立場なり職業なりが色濃く反映される。これをできるだけ近い日本語に置き換えるのも私たち翻訳者の仕事。確かに今どきの女性は「~よ」「~わ」「~ね」と言わないかもしれないけれど、昔からの「字幕言語」「吹き替え言語」があり、それは鑑賞するお客様の暗黙の了解があって成り立つことだと思う。そしてお客様にもいろいろな考えがあるから、100%の理解を得るのは難しいのかもしれない。

 

 …というワケで、ほにゃくは難しい。何事もほどほどがいいんだろうなぁ。ワタシはまだまだ修行が足りないなあと思った次第。。