ドイツ在住の方からこのような嬉しいものをいただいた(↓)。これ、なーんだ?
Dinkel (日本でいう「スペルト小麦」)の酵母であ~る。スペルト小麦はとても体にいいと聞くけど、一体なあに?
・・・ということで検索したところ、こんなサイトを発見。一部を引用させてくださいっ。
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スペルト小麦は、現在世界で栽培されているパン小麦(普通小麦)の原種にあたる「古代小麦」
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ナルホド、小麦の原種らしい。品種改良をしていないので体によいとの話。さっそくこれでパンを焼いてみようと思い立った。裏にレシピが載っている。
最初、この裏のレシピの上のほうに書いてあるのが材料のすべてかと思い、「あれ?結局、この酵母は入れないの??」と戸惑ってしまった。よ~く見たら、「DU FÜGST NOCH HINZU: (=さらに下の材料を加える)」と書いてあった^^; なーんだ。「さらに」だったのね。紛らわしいなあ。
スペルト小麦用酵母1袋に対し:
スペルト小麦の粉 700グラム
ライ麦粉 300グラム
イースト2袋(14グラム)
塩 小さじ2
生ぬるい水 750cc
型に塗る油 少々
・・・これだけ。あれ?砂糖は入れないのかな?
とにかく、富澤でスペルト小麦を購入した。しかもドイツ産であーる。
これらの材料を全部混ぜろとある。ちなみに4分の1の量でやった。粉の総量は250グラム。
スペルト小麦はグルテンが少ないので、こねるのも短時間でいいらしい。ホームベーカリーで短時間だけこね、レンジの発酵機能で60分発酵。生地がユルいので、型に入れて、さらに30分発酵。そのあと200度のオーブンで30分焼いた。(このレシピだと焼き時間は60分となっているけれど、量が4分の1で型も小さいので、30分だけにしてみた。問題ナシ)勝手にクルミも混ぜ入れた。
そしてできたのが、この不格好なパン。
ううむ・・・ 隠し味の砂糖が入っていないと、ワタシ的にイマイチ。入れすぎて甘くなっちゃうと美味しくないけれど、多少は入っていないと食べにくい。一方で、麦の味がかなり強い。改良したら、もっと食べやすくなりそう。そもそもワタシは Dinkelbrot を味わって食べたことがないので、プロの味がどんな感じなのか実は知らないのであった(恥)もしかすると、これが「正しい味」なのかもしれない。
とにかく後日、リベンジするぞ!