字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

機内でトムちん

 眠い。眠いぞ。こんなに眠いなんて変だ。誰かが今朝の紅茶にクスリを盛ったに違いない。うん、絶対にそうだ。

 

 …と、朝から空しい独り言。今日1日乗り切ったら週末だー!頑張るぞ。

 

 ところで、先日も日記に書いてしまったのだけど、行きの飛行機で機内上映を立て続けに4本も観てしまった。時差を1日で解消してやる!と鼻息も荒く、一睡もしないで起きていようと思ったワケであーる。そのうちの1本がトムちんのミイラ物。トムちんは、どこまでもトムちんだった、というのも既に書いたのだけど、今回は日本語吹き替え版にドイツ語字幕を出すという方法で鑑賞してみた。

 

 お恥ずかしい話だけど、私はヒアリングが不得意。こういう時、小さいころに外国にいた方々が羨ましくなる。それでなくても騒音がひどい機内。細かいセリフはほとんど聞き取れない。ましてや英語になると、もうアカン。

 

 …ということで、日本語吹き替え版にドイツ語字幕を出してみようと思いったわけであーる。いや、オリジナルの英語音声に日本語字幕という手もあったのだけど、いちおうドイツ語の勉強もしたいと思ったので。

 

 やってみたらビックリ!まるでオリジナルが日本語で、その日本語から直接ドイツ語字幕を作ったかのようなぴったり感。どちらも間に英語を介しているのだけど、まるで直接訳したかのよう。感心しちゃった。これは、吹き替え翻訳を作った方がすばらしいのに加え、ドイツ語字幕を作った方(たぶんドイツ人)もスゴイんでしょうね。ドイツ人ってみんな英語がよくできるけど(ましてや、プロの翻訳者となると、本当にできるんだと思う)「え?」というのもたまにあるだけに。日本語訳もドイツ語訳も見事だったので、感心しちゃった。すごいなぁ、こういう領域にはなかなか行けないなぁ。

 

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 張り切って4本も鑑賞し、さらに本まで読んだのはいいけれど、着いたとたんに白目が出血し、右目が真っ赤になってしまった。充血というレベルではなく、出血。お恥ずかしい… 暗闇で目を酷使したからだろう。それでなくても目を使う職業なのだから、少し気をつけようと思った次第。

 

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 ニュルンベルク駅構内のパン屋さんで朝食。さすが南部、ブレーツェルも豊富。南部の人たちは「Brezel」ではなく「Breze(ブレーツェ)」と呼んでいるみたい。ニュルンベルクはバイエルン州に属するけれど、厳密にはバイエルンではなく、フランケン。地元の人たちもその意識が強いような気がした。文化的な区分と、行政区分は別なんだなぁ。