字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

オンライン歴史散歩 ~ワルシャワ編~ その1

 先週末、ある案内を偶然ネットで見つけた。NPO法人ホロコースト教育資料センター主催の催しであーる。「オンライン歴史散歩 ~ワルシャワ編~」。その日の晩に開催ということで、慌てて申し込んだ。ナチ関連のほにゃくをしていると、よくワルシャワ蜂起やワルシャワゲットーが出てくる。いかんせん、ワルシャワへは行ったことがないので地理が分からない。いつか行ってみたいなあと前から思っていたのだけど、このコロナ禍では当分無理そう。しかーし。オンラインという手があったか!

 

 …ということでその夜、ZOOMのウェビナーに急きょ参加した。

 

 

 面白かった!!!

 

 

 いや、悲しい歴史なので「面白い」という言葉は語弊があるかもしれない。とても興味深かったという意味での「面白い」である。

 

 大国に挟まれたポーランドは何度も地図上から消え、苦難の道を歩んできた。それでも人は「いつか独立する」「いつか国を取り返す」という気持ちと民族の誇りを忘れないものなんだなーと感心する。と同時に、ポーランドには実に多くのユダヤ人が住んでいたことにも驚いた。多いとは聞いていたけれど、具体的に数字を聞くとびっくりする。

 

 第2次大戦前、ドイツの全人口に占めるユダヤ人の割合は0.75%だったそうだ。一方、ポーランドの全人口に占めるユダヤ人は約10%。これがワルシャワになると、ぬゎんと全人口の30%がユダヤ人だったのだという。ビックリ!ここまで多かったとは。そしてナチが政権につくと、ユダヤ人はゲットーに押し込められることになった。ワルシャワのゲットーは市の面積の2.4%しかなかったそうだ。その中に、人口の30%を占めるユダヤ人が押し込められていたとの話。いかに窮屈だったか、数字を聞くと納得できる。衛生状態も劣悪だったというし、食料も不足していたらしい。ゲットー内の生活は想像を絶する。            

 

                        (つづく)

                          時間がないので続きは明日…ずびばぜんっ