字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

小指をゴツン

 やっちまった。。。昨日の朝、家の中で足の小指を角にゴツン!とぶつけてしまった(←あるあるですよね)。すっごく痛い… ズキズキするなぁと思っていたら、小指がぽんぽんに腫れて(あえて言うなら焼きたてのタラコ!)どす黒くなってきた。。

 

 これで足の指を骨折してしまった人を私は3人知っている。「折れてたら嫌だなー」と思いながら湿布をぺたり。夕食の買い物もサンダルで行った。おしゃれなサンダルではなく、いわゆる「つっかけ」。大丈夫かなぁ…

 

  …と心配しながら寝たのだけど、朝起きてみたらいいカンジ。昨日ほど痛くない。指もちゃんと動く。よかった~。あえて言うなら現状は「冷めてしぼんだタラコ」。だけどぶつけたときは痛かったなぁ。皆様もどうぞお気をつけください。

 

 ところで現在やっているお仕事は英語。そ、それが… 南部の方言+古い英語で悪戦苦闘。辞書に載っていない単語ばかり出てくる💦💦 奮闘しているうちに、git → get、kin → can、fur → for、jest → just 、iffen → if … という法則性も分かってきて、少しずつ「解読」できるようにはなったけれど、やっぱり大変。いうなれば台本がすべて古い低地ドイツ語(Plattdeutsch) で書かれているようなもの。いや、低地ドイツ語のほうがまだ分かる(涙)。タイヘンダ…

 

 

 

 

 

 

ドイツのインスタントプディング

 1週間前の話になっちゃうのだけど、何年かぶりにドイツのプディングを作った。スープの素が切れたのでキッチンの引き出しをごそごそ探していたら、別のブツを発掘。友人が送ってくれたプディングの素。懐かしい!よく見たら賞味期限が1ヵ月ほど過ぎてしまっている。ま、生ものじゃないから1ヵ月くらい許容範囲でしょ。うん、平気平気。

 

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 ・・・というワケで久しぶりにプディングを作ったぞ。ドイツのプディングは牛乳を加えた卵液を蒸し焼きにして固めるのではなく、デンプン糊の要領で固めるのであーる(片栗粉みたいな粉が入っていて、砂糖と牛乳を加えてふつふつ煮るだけ)。煮るのに使ったのは某サイトのアウトレットで安く買った双子マーク(俗にゾーリンゲンと呼ばれている、あのメーカー)の鍋。ナイフだけでなく鍋も作っていたのね。やたら柄が長くて、蓋もビミョ~な形なのだけど意外と使いやすい!

 

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 秘蔵のバニラも投入。これも賞味期限が少し過ぎていたけれど、まあ大丈夫でしょう(←大ざっぱ)。

 

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 冷蔵庫で冷やし固めてできあがり。インスタントだからちょっと人工的な味もするのだけど、とりあえず懐かしいドイツのプディングであった。お皿に取り分けた時の写真を撮るのを忘れた・・・。残念!

 

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ビロル・ユーネルが…

 昨日、ぼんやり Twitter を眺めていたら、下の記事が目に飛び込んできた。

 

www.sueddeutsche.de

 

トルコ系の俳優、ビロル・ユーネルの訃報。悲しい…。ファティ・アキン監督の「愛より強く」(Gegen die Wand)で大ブレイク。その後もアキン監督の「ソウル・キッチン」(Soul Kitchen)で異彩を放っていた。だいたい酒飲みで自堕落な役。「愛より強く」では、若くて魅力的なトルコ人女性から偽装結婚を持ちかけられ、どんどんその娘に惹かれていく悲しいおじさんを熱演。小悪魔的な魅力を振りまくシベル・ケキリの存在感も凄かったけれど、やはりビロル・ユーネルは圧巻。ドイツ人とは違う魅力にあふれた俳優さんだと思った。

 

 しかーし。役柄と同様、実生活でもお酒におぼれていたみたい。複数の記事を読んでみたけれど、何度も警察のお世話になり、仕事と友達と家を失い、貧困の中、ガンで亡くなったと…。悲しすぎる。「ソウル・キッチン」では風来坊のシェフを演じていたけれど、途中でシェフは消えてしまう。なんとなく中途半端だなーと思ったら、アルコール依存症で演技どころじゃなくなってしまったらしい。だからアキン監督が苦肉の策で、シェフが姿を消してしまったような結末に変えたという記事を前に読んだ。

 生き急いじゃったのかなぁ。残念すぎる。どうか安らかに…。

 

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「ブリキの太鼓」 その2

 昨日の夜、どうしても見たくて届いたばかりの「ブリキの太鼓」DVDを見てしまった。142分なので、見終わったのは真夜中。日本語字幕つきは、もしかすると初めてかも(記憶が曖昧)?昨日も書いたけど、初めて見たのはドイツのTV。その後、どこかでもう一度ちゃんと見た記憶があるのだけど、それがドイツだったか日本だったか覚えていない。。今回落札したDVDのジャケットによると、原作本を翻訳された高本研一さんとおっしゃる独文学者の方が日本語字幕もご担当されている。

 

 とにかく、通しで見たのは30年ぶりくらい。当時はまだ身もココロも若かったから、とにかく衝撃を受けた。成長を止めたオスカルが、見た目は3歳なのに大人の女性に“いかがわしい行為”をしてしまうシーンなんて、「ひゃ~💦💦 これって犯罪!」みたいな感じで目を覆った。”小柄な人々”による前線の慰問団も見ていて辛い。今の時代なら絶対にアウト。まず撮れないだろう。そして全体に流れる何とも言えない閉塞感と不穏な空気。ナチスに蹂躙されるダンチヒという土地柄なのか、とにかく怖いと思った。

 

 そして30年後。悲しい映画も、グロい映画も、ゲスい映画もたっぷり見てきた。だけど子役にベッドシーンやきわどいシーンを演じさせるのは今も抵抗がある。オスカル役のダーヴィット・ベネントは1966年生まれ、この作品の製作が1979年だから撮影時はおそらく12~13歳くらい。3歳という設定も違和感がないのは、彼がドイツ人にしては小柄かつ童顔だったからだろう。だけど12歳の子にあんなきわどいシーンを…💦💦   …と、オバサンは心配になってしまうのであった。ダーヴィット君はその後も俳優として生きているみたいだけど、12歳の頃にあんな倒錯した役を演じてしまったら歪んでしまいそう。

 

 しかーし。こうしたシーンも含め、当時の観客がいろんな意味で衝撃を受けたのは理解できちゃう(「いろんな意味」というのは、いろんな意味^^;)もちろん、反戦のメッセージも伝わってくる。彼の周りの人たちが命を落としていくのは辛い(でも「反戦映画」というジャンルに入れるのはどうかなぁ…)恥ずかしながら、私は原作をまだ読んでにゃい。これは読まなくてはっ

 

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 出演者が名優と呼ばれる人ばかり。オスカル役のダーヴィット・ベネントはもちろんのこと、お父さんのマリオ・アドルフや、住み込みの若い女性を演じたカタリーナ・タールバッハがすばらしかった。カタリーナ・タールバッハは東ドイツ出身の女優だとばかり思っていたけれど、70年代に西へ亡命してたのね。

 

 

 

 

 

「ブリキの太鼓」

 出戻り2日目。あんなに固い決意でエキサイトブログを終了したのに、もう出戻っていてお恥ずかしや。

 

 ところで、こちら(↓)はワタシが初めて「ドイツ映画」だと意識した作品。おドイツにいた頃、深夜にこの作品が放映されていた(ちなみにこの時期、ドイツでも「トップガン」がロングラン。すでに日本で見ていたけれど、せっかくだからとドイツ語吹き替え版をドイツでも見ていた)。それまでワタシは外国映画といえばアメリカ映画だと思っていた。ドイツ映画って、こんなに不思議ワールドが炸裂しているんだ…!「トップガン」とはえらい違いだー。ドイツ映画ってこういうのなんだーと、そのとき思った。これがワタシにとって最初のドイツ映画だったせいで、ドイツ映画に対するワタシの認識はゆがんでいる(苦笑)。そしてその認識は今も変わっていないのかもしれない。

 

 ともかく、この「Blechtrommel」を真夜中にたった一人で見たのだけど、その衝撃は今も覚えている。

 

キィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

  バリバリバリッ ガシャン!!

 

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 実はDVDを持っていなかった。 無性に見たくなったのだけど、密林プライムは有料版も含め、現在は見られない。それならばと、久しぶりにヤ●オクでパンフレットとDVDを落札。

 

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レンタル落ちだから安かった。1200円ほど。いいんだ、見られさえすれば。近日中に見るぞ。久しぶりだー!!

 

 

何度も載せている画像なので、「えー、また~?」となってしまったら申し訳ないっ 撮影に使った太鼓をフランクフルトの映画博物館で見たときはテンションが上がった。

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出戻り?

 エキサイトブログを終了して約1ヵ月。やっぱりどこかで何か書きたい~という気持ちがむくむく… でもどこがいいのか分からない。はやりの note は私のように意識が低めの者には敷居が高いしなぁ。ちょこっとインスタもやってみたのだけど、何か違う気がしてそのまま放置。今までのエキサイトブログだと、どうしても「ちゃんと書かなきゃ」と思ってしまい、自分で自分の首を絞めてしまう(いままでちゃんと書いてたのか?と言われると、「てへへ」とごまかすしかないのだけど)。うーむ。気軽に書ける場所ってあるんだろ~か?久しぶりにまた「はてな」に出戻ってみようかなぁ。。。

 

 

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 出版された直後に購入した「ナチス映画論」。ちょっとヒマになったので「積ん読コーナー」から引っ張り出したところ、ツボにハマって一気に読了。すっごく面白かった!知っている作品、大好きな作品、ご縁をいただいた作品がたくさん載っている。そして専門家の方々の分析や解釈も面白かった。と、同時に少し落ち込む。「自分ははたして、ここまで深く理解して訳していただろうか」「浅い理解でほにゃくしてもいいのだろうか」と。一方で、「作品理解」は思い込みに過ぎないこともある。監督が意図していたことと必ずしも合致するとは限らない。安易な理解のもとに翻訳するよりは、真っ白な気持ちで訳すほうがいいのだとも思う。

 

…というワケで、ためしに数日間、ひっそりと「はてな」を書いてみよう。出戻りずびばぜんっっ💦 

 

 

 

古いブログに戻りまーす♪

 皆様、いつもほにゃく犬の駄ブログに遊びに来てくださいまして、ありがとうございます。古巣に戻ることにいたしました。いきなり自己満足な旅日記ばかりで恐縮ですが、もぉぉぉ~しよろしければチラ見してみてくださいませ。。。

 

 

deutschali.exblog.jp

戻ってきたー✨

 昨日の午後、ブジ戻ってきた。とくにトラブルもなく(チェコのテレージエンシュタット強制収容所を見学した帰り、バスが来なくて雷雨の中で2時間待たされたけれど💦)元気に戻ってこられてホッ。

 

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プラハの郊外にあるテレージエンシュタット強制収容所の跡。半ば観光地と化したアウシュヴィッツと違い、こちらはとても静か。訪れる人たちもみんな胸を痛めつつ、静かに見学していた。

 

 

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こちらはドレスデンの近郊、ピルナという街にある記念館。ナチ時代、ここは精神疾患の患者や障がいを負った人たちを「安楽死」させていた。いわゆるT4作戦。

 

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ドレスデンでは州議会選挙の翌日にPEGIDA(=西洋のイスラム化に反対する欧州愛国者)のデモに遭遇。警官がぐるっと取り囲んでおり、デモ自体は平和に行われていたけれど、近くでカメラを構えるのはさすがに憚られた。なので遠くから…。折しも、極右政党 AfD が躍進した翌日。「我々はAfDとは違う」という主張らしいけれど、中には堂々とAfDの旗を掲げている人も。やはりここは旧東独、ザクセンの地なのだと痛感した。

 

 

 

 

 また少しずつUPさせてくださいっっ  なお、この「はてなブログ」の有料版は9月14日までの契約。無料版にして続ける手もあるのだけど、またエキサイトブログに戻ろうかと思っている。。。なので続きはこれまでの「ほにゃく犬の字幕ほにゃく日記」に書こうかな。また改めてこちらにURLを貼りますねー。

 

 

 

 

 

Gedenkstaetten ばかり…

  ドレスデンに着きました。聖母教会やゼンパーオーパーを横目に、ナチやソ連軍、東独シュタージに関係する記念館ばかり周るワタシ💦

 

  しかし暑い…💦

 

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ギロチンによる処刑場だった中庭にて。

 

 

詳しいことは、また帰ったら書かせてくださいっ  

 

 

 

 

Eucalyptusbonbon (ユーカリ飴)

 えへへ。お土産をいただいちゃった♪ ほかにもたくさんいただいたのだけど、「見せびらかし」を卒業したワタシは、小出しに出すことにした。だってさー、これ見よがしに全部見せて羨ましがらせるのって、いやらしいでしょ?だからさー、小出し作戦に切り替えようかと。(←結局は見せびらかす)

 

早速…

              じゃーん!!

 

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リコラのユーカリ味!ちょうどいいことに(?)、一昨日の晩に寝冷えをしたらしく、昨日からずっと喉が痛い。なので今日は朝からずっとユーカリばかり。コアラの気持ちが分かるようになってきたゾ。

 

 ところで、戦争物の仕事をやるとよく出てくる歌「Westerwald」(ヴェスターヴァルト)。前から不思議に思っていたのだけど、途中でいつも「Eukalyptusbonbon♪」という合いの手が入る。なぜだろう?

サビの「お~~~どぅーしぇええええな、ヴぇええええすたーヴぁると」のあとに、「おいかりぷとぅすぼんぼん♪」と入るので聴いてちょ。

 

     www.youtube.com

 

 この歌は戦意高揚とは無関係だし、楽しいので結構好き。ただし映画で兵士がこの歌を口ずさむのは必ずと言っていいほど悲惨なシーンの時なので、やっぱり辛い。

 

 

夏の鍋祭り

 今日の夕方、近所のスーパーへ買い物に行った。レジの横にドイツのフィスラー社製鍋が何個か置いてあり、ぴかぴか光っていた。「え?このスーパー、フィスラーを売り始めたの?」と思ってよく見たら、ぬゎんと!春のパン祭りならぬ、夏の鍋祭り!お買い物の金額1000円につき1枚、シールがもらえる。それを集め、さらに少しお金を足すとフィスラーの鍋がもらえるというシステム。

 

 

    欲 ぴ い~~~!!!

 

 

 パン祭りの白いお皿には興味ないけれど、フィスラーの鍋は欲ぴい。よーし、今日からシールを集めるぞ!!!

 

 大昔のブログ(ココログで書いていたのをそのままエキサイトブログに移したもの)をここに貼っちゃう。Fissler について書いていた。

alichenmilka.exblog.jp

 

 

LCC

 最近、ツイッターを開くのが苦痛に感じる時がある。精神安定上、ヒジョ~によくない。ひどい差別発言やら何やらがどうしても目に入ってくるから。先日も、とあるジャーナリストのイヤなツイートを見かけてモヤモヤした。

 

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…呼ぶべきお客様はLCCに乗ってくる人たちではありません。LCCで来る人たちにはそれなりのサービスで応じるのが筋。一般の国民全般に「暖かいサービスを」「交流大事」という勇ましい押し付けはやめていただきたい。

*****************(一部のみの引用です)****************

 

 特定の国の人たちに向けて言っているのは明らか。こういう輩は欧米の客にはへこへこしたりするもの。ワタシもドイツ国内を移動する際、LCCを使うことが多い。昨年の夏も利用した。それで「LCCで来たアンタには、それなりのサービスしかしません」と言われたらとっても傷つくし、こんな国、二度と来るもんか!と思う。こういう差別発言を堂々とSNSにさらす神経、一体どうなっているんだろうか。ジャーナリストの看板を下げたほうがいいんとちゃうか。

 

 

 

もうすぐ2年

 実はブログを始めて13年目に突入した。早いっ 最初はココログ、2年後にエキサイトブログに以降した。始めた頃は日記を書くのが楽しくて楽しくて、せっせと書いていた。ああ、あの頃はエネルギーがあったのねぇ…(遠い目)。そうこうするうちに、エキサイトブログと並行して「はてな」のブログを始めた。これが2年前。もう少しで更新時期になる。

 

 実はブログに広告が出るのが嫌で、有料版に入っているのであーる。これがねぇ、意外とお高くてねぇ…。どうしようかなぁ。。またエキサイトブログに戻ろうかと迷い中。

 

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 苦手な方もいらっしゃると思うので、小さめの写真を...。今季3頭目のクロちゃん。ナミアゲハも合わせると、今期34頭目。名前は Czarny (チャルニー)にした。ポーランド語の「黒」(グーグル翻訳で調べた(笑))。1頭目は Schwarz、2頭目は Noir、3頭目は Czarny。次にまたクロちゃんが羽化したらどこの言葉にしようかな。 

 

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