字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

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シシィの映画「Corsage」

 先日はつい弱気になってコボしてしまった… お恥ずかしや。気を取り直してブログを書いちゃうよ~~。コチラ(↓)は、とある方から教えていただいた作品。先日、カンヌ映画祭で初上映されたもの。そう、泣く子も黙る皇妃エリーザベト、愛称シシィちゃんである。

 

 

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『Corsage』(コサージュ)

監督:Marie Kreuzer (マリー・クロイツァー)

主演:Vicky Krieps(ヴィッキー・クリープス)

 

 40歳の頃のエリーザベトを描いた作品らしい。日本ではミュージカルの影響もあって「エリザベート」と表記されるのが定着しちゃったけれど、「エリーザベト」のほうが原音に近いと思う。エリーザベトが、美とスタイルを維持するために奮闘していたことは知られている。美容体操もやっていたとの話。そんなエリーザベトも老いには逆らえず。そんな姿を描いているらしい。予告編でもコルセットを締めるシーンがあるけれど、実際に40センチまで絞ったそうだ。ああいったウエストをドイツ語では Wespentaille(スズメバチのウエスト)と言うらしい… 🐝 リアルすぎて引くレベルであーる。なお、辞書で引いたら「蜂腰」という言葉が載っていた!同じじゃん~。

 

 エリーザベトを演じるのはルクセンブルク出身の俳優ヴィッキー・クリープス。彼女は売れっ子だな~~ 母語ルクセンブルク語だけど、ドイツ語、フランス語、英語が堪能。聞いた限りでは、ドイツ語はネイティブと変わりない。フランス語の翻訳者さんにお聞きしたところ、フランス語の発音もネイティブ並みだとか。スゴイなー。彼女が出演している作品は何本かご縁があったのだけど、一癖も二癖もある役が多いような印象。いちばん最初にお目にかかったのは、ホテルの清掃係役。ベッドの下に隠れて息をひそめ、客の動向を盗み見るという役どころ。いやもう、これが一歩間違えるとヘンタイで凄かった(苦笑)。