字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

今日はワクワクの~~💓

 今日の午前中は、昨日の続きで代案づくり。珍しくアジア系の作品を担当している。それが…💦 仏教てんこもりの内容で難しい。自分が本当に無知だということを思い知らされた。宗教がからむ作品ってどんな宗教でも難しい。難しいのだけど、それ以前にワタシが無知すぎてもう…。ううう、お恥ずかしや~。監修の先生がとても丁寧に見てくださり、修正だけでなく背景の説明まで書きこんでくださったのでとても助かる。読んでいると、ふむふむナルホドと思えるのだけど、自分がきちんと理解できているかはアヤシイ。自信がないのであーる。ううう…💦

 

 さてさて、今日はすっごくすっごく楽しみにしていたことがある。うっしっし。パイセン来日!女神降臨!(☚イミフですみません) 昨夜はちょっとドキドキしてなかなか寝付けなかった(☚普段なら布団に入って0コンマ1秒で眠っちゃうのだけど、昨夜は5分くらいかかった)。遠足の前の小学生か?って感じ。またご報告させてくだしゃ

 

 

ほにゃく講座終了

 昨夜が春期講習の最終日だった。。。機材のトラブルもなく、ソフトも無事動いてくれてつつがなく終わった(ハズ)。反省点はたくさんあるのだけど、その1つが「音」。今回はラジカセに通して音を拡大したけれど、教室の隅々にまで行き渡るとはいいがたい。後ろに座っていらっしゃる方には申し訳なかった。もしまたこういう機会をいただけることがあったら、スピーカーを用意しようと思う。

 

 私が講師をやるなんておこがましいんじゃないか、10年早いんじゃないかと思ったのだけど、お引き受けして本当によかったと改めて思う。受講生の方々の字幕を見ていると、私がいかに固定観念に縛られているかが分かる。この大胆さ、頭の柔らかさが私も欲しいとつくづく思った。この仕事を長くやってきた自分は小手先のほにゃく術を身につけてしまい、えいやっ!とお手軽に丸めちゃっている気がする。受講生の方々の柔軟さ、発想の転換を見習いたい。もっと真摯に向き合わなきゃ~と反省した次第であーる。

 

 昨夜は講習のあと、日独協会の方々と夕食へ。代々木の「泡包(あわづつみ)」という、餃子とシャンパン(!)のお店へ。アットホームで居心地よかった。羽根のついた餃子も自家製燻製も、そしてデザートのチーズケーキも美味しかった♪ これ以外にも注文したのだけど写真を撮り忘れてしまった…。

 f:id:alichen:20180322081108j:image

 

f:id:alichen:20180322081119j:image

 

f:id:alichen:20180322081130j:image 

 

 さて、これから受講生の方々の原稿に感想などを書き入れ、お戻ししなくては。そのあと、先日やった作品の監修が戻ってきたので代案づくり(←時間がかかる)をやらないと。

 

 

紙皿デザインのお皿

 …と、意味不明なタイトルをつけてしまったけれど、先日の弾丸ツアーで気に入ったモノがある。

 

じゃーーーん!

f:id:alichen:20180319080106j:plain

 

・・・・カリーヴルストであーる。そー、アレですよ、アレでんがな。ハサミ(☚マスト)でちょきちょき小口切りにし、ちょっと甘いケチャップみたいなのをかけ、さらにカレーパウダーを振りかるヤツ。ドイツに来たら、とりあえずコレは食べないと…というジャンクなフードであーる。だけど、今回気に入ったモノというのはカリーヴルストではなく、別のモノ。

 

カリーヴルストと言えば、普通はこういう紙皿が定番。長方形で、かどっこが波々~っとなっている。

f:id:alichen:20180319080500j:plain

 

気に入ったのは、このお皿をデザインした陶器のお皿!ナイス~~ ワタシの写真の腕がイマイチで、角が欠けてしまったのが残念。ちなみに、ARKADEN (ポツダム広場のショッピングモール)内のウィーン風カフェで出てきたもの。ウィーン風カフェなのにカリーヴルストというのも…💦💦

f:id:alichen:20180319100918j:plain

 

 

 

今さらだけど ドイツ映画賞ノミネート作品発表

  先日、ドイツ映画賞のノミネート作品が発表になった。それまでにショートリストに載った作品を全部ブログで取り上げよう!と思っていたのに、結局途中で終わっちゃった。ああ、ワタシっていつもこうなんだから…💦💦

 

 …とは言え、事前にいくつかチェックしていたので、ノミネート作品を見ても意外な感じはしなかった。ああ、やっぱり…という感じ。具体的に見ると、こんな感じ(↓)。

 

Die Nominierten 2018: Deutscher Filmpreis

 

 本当ならもっとじっくり書きたいところだけど、時間がニャイので泣く泣く割愛。

 

<作品賞>

3 TAGE IN QUIBERON

女は二度決断する

DAS SCHWEIGENDE KLASSENZIMMER

DER HAUPTMANN

IN DEN GÄNGEN

WESTERN

 

<監督賞>

エミリー・アテフ3 TAGE IN QUIBERON)

ファティ・アキン(女は二度決断する)

ヴァレスカ・グリーセバッハ(WESTERN)

 

<脚本賞>

ファティ・アキン、ハーク・ボーム(女は二度決断する)

ニコラス・ヴァッカーバート、ハンネス・ヘルト(CASTING)

ラース・クラウメ(DAS SCHWEIGENDE KLASSENZIMMER)

 

<主演女優賞>

マリー・ボイマー(3 TAGE INQUIBERON)

ダイアン・クルーガー(女は二度決断する)

キム・ギードル(BACK FOR GOOD)

 

<主演男優賞>

アンドレアス・ルスト(CASTING)

オリヴァー・マスッチ(HERRLICHE ZEITEN)

フランツ・ロゴウスキ(IN DEN GÄNGEN)

 

<助演女優賞>

ビルギット・ミニヒマイヤー(3 TAGE IN QUIBERON)

コリンナ・キルヒホフ(CASTING)

ザンドラ・ヒュラー(IN DEN GÄNGEN)

 

<助演男優賞>

ロベルト・グヴィスデック(3 TAGE IN QUIBERON)

チャーリー・ヒュプナー(3 TAGE IN QUIBERON)

アレクサンダー・フェーリング(DER HAUPTMANN)

 

それ以外にも撮影賞や衣装賞など、いろいろあるのだけど割愛… ワタシがベルリンで見損ねた(2時間並んだけどダメだった)「3 TAGE IN QUIBERON」(9部門でノミネート)と、アキン監督の「女は二度決断する」(5部門でノミネート)が各部門で重複してノミネートされてる… さらに、「アイヒマンを追え! ナチスが最も畏れた男」のラース・クラウメ監督の新作もノミネートに。これもベルリンで観たかったけど(リストに載った作品を上映してくれる映画館があったのに)日にちが合わなくて逃した作品。見たいぞー。受賞結果は4月27日(金)に判明するのだけど、今から楽しみ❤

 

 

alichen.hatenablog.com

 

www.bitters.co.jp

 

alichen.hatenablog.com

 

alichen.hatenablog.com

念願の対面!

 今日は楽しみにしていたデート。えへへ。誰とデートするかというと…

 

 

 

 

   じゃじゃーーーーーーん! うひゃ~~~

f:id:alichen:20180317202614j:image

 

 お仕事でお世話になっている方のおうちにいるPちゃん。噂は前から聞いていたし、画像もSNSで拝見していたのだけど、ご本人…ならぬ、ご本猫に会うのは初めて。ドキドキ♪ 実はワタシは動物ちゃんが大好きなのであーる。生まれ変わったら動物園の飼育員か、イルカのおねいさん(イルカショーでイルカの背中に乗ってるおねいさん)になりたいと昔は本気で思っていた。昔、迷いネコを飼っていたこともあり、ネコは大好きなんだニャ。

 

f:id:alichen:20180317202551j:image

 好かれたい一心で、行きつけのお店でイワシのおやつもゲット。Pちゃんは、最初は少し緊張していたようなのだけど、最後は抱っこされてくれた(「早くおかあしゃんの所に戻りたい」感満載だったけど^^;)。ウレチイ。Pちゃん、また会おうね。次はもっと魚のにおいがプンプンするおやつを持っていくよー💓

 

 

ドイツ語字幕ほにゃく講座 2日目終了

  もう一昨日の話なのだけど、ドイツ語字幕ほにゃく講座の2日目が終了した。昨日はお仕事関係でバタバタして日記を書けなかったので、1日遅くなってしまった…

 

 またパソコンがフリーズ!

 

 

 ううう… 固まって動かニャイ。Windows 7 に入れてあるSST G1 をビューワーとして使おうと思っていたのだけど、まさかのフリーズ again。仕方がないので、Windows 10 に入れてある SST Lite2 をテレビにつなげて流した。むしろテレビのほうが鮮明なのだけど、スクリーンほど大きくないのがネック。受講生の方々に申し訳ないなぁと思いながら流した。

 

 しかも!

 

 ナンバーMIX (字幕の代わりに字幕番号を入れたもの。これだとどのセリフにどの字幕番号が対応しているか、その字幕がどこから始まってどこで切れるかが一目瞭然なのでとても便利)をせっかく作ったのに、最新のファイルを古いファイルで上書きしてしまい、教室で流していたら途中まででブチ切れていることが発覚。ううう・・・ 前の晩、パソコンに最新版を入れておいたのだけど、USBは古いままだったのね。で、教室で上書きしてしまった次第。ああ、ロクなことがない… このナンバーMIXは、某制作室の方がよく作ってくださったもの。ひと手間かかるのに、セリフが入り組んだ作品などではわざわざ作ってくださった。とてもありがたいな~と思いながらフルに活用したので、同じものを受講生の方々にお見せしたかったのに…尻切れトンボで終わってしまって残念。ああ、ワタシのバカ!!!

 

 てなワケで…

 

 またまた自己嫌悪に陥るワタシである。受講生の方々は皆さんとても優しく、講習のあとで何人かがメールをくださった。「機材のトラブルはよくあることですよ~」「そんなにダメージもなかったし、大丈夫ですよ~」と。ううう、皆様ありがとうございます。次が最終回。今度こそ、トラブルなく終わりますように…。

 

*******************

 

 そうそう、以前いただいた「ザッハートルテ to go」を開けたゾ。

f:id:alichen:20180316082427j:image

 

缶詰だから、さすがに本家と同じようにはいかないかな?と思っていたら、とんでもない。美味でございました。さすがザッハー♪ これをくださった方がおっしゃるには「さすが、『パンがなければお菓子を食べればいいわ~』の王妃様の祖国。災害非常用の保存食もカンパンとかじゃなくて、ケーキなんですね~」と(笑)。チョコレートが濃厚で美味しかった❤

 

パカッと缶を開けたら、なぜか逆さになっていた…。f:id:alichen:20180316082453j:image

 コーティングのチョコレートが缶の底にくっついていて、ちょっと崩れてしまったのが残念。なんで逆さに入ってたんだろう?

f:id:alichen:20180316082511j:image

 

ほらね。切り口もステキ。非常用ザッハートルテ、美味しかった❤ Mさん、ありがとうございました~❤

f:id:alichen:20180316082521j:image

 

 

 

 

 

 

虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑

 またまた旅行の話。しつこくすみませんっ 帰ってきてから、ずーーーーーっとお仕事が詰まっていたのだけど、昨日ようやく一息つけた。ホッ 今夜は字幕ほにゃく講座の2日目。今日は実践で字幕を作っていただく予定。

 

 今回のプチ旅行では、ユダヤ人の関連施設を見て回った。ユダヤ人移送の起点となった駅や、その駅へ行く前の集合場所など。そしてそういった気の毒なユダヤ人のための慰霊碑が、かの有名なホロコースト記念碑。ここに来たのは6年ぶり。

 

f:id:alichen:20180314082716j:plain

 

久しぶりに来たのだけど、雨ざらしだということもあって、傷みが目立った。

昔はこんな感じだったのだけど(↓)。

File:Memorial to the murdered Jews of Europe.jpg - Wikimedia Commons

 

石にヒビが入り、割れるのを防ぐために金属のフレームで固定してある(↓)。全体的に苔むした印象。傷みが進行するのを防ぐ手立てはないのかなぁ。塗装すると風雨には強くなるでしょうけれど、外観が変わってしまうし…。

f:id:alichen:20180314083306j:plain

 

地下が博物館になっている。

f:id:alichen:20180314083431j:plain

 

これは2014年の夏に撮ったもの(↓)。Apartment am Brandenburger Tor というアパートメントに泊まった時。目の前に記念碑が…。東西分断当時、ここ一体は無人地帯だったとのこと。壁のすぐ近くだもんね。

f:id:alichen:20180314083552j:plain

 

 

 

昨夜は…

 昨夜は日独協会にて「ドイツ語字幕ほにゃく講習」の初日だった。たくさんの方に来ていただき、ヒデキ感激☆であーる。ありがたや~ありがたや~ だーれも来てくれず、閑古鳥が「あ”~」とか鳴いちゃうのをマジで心配していたので(☚ホントです)来ていただけて嬉しかった…!初回のみのご参加もアリだったので(2回目と3回目が実践です)、特に大勢来ていただけた模様。もしこのブログを読んでくださっている方がおられましたら、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 そ れ が!

 

ま、まさかの機材トラブル…! 私が持ち歩き用に使っているのはマイクロソフト社の Surface。キーボードを外せばタブレットとしても使える優れもの。気に入っているのだけど、前も某所でプロジェクターにつないだところ、うまく投影できないことがあった。今回もそれを恐れ、念のためにもう1台のノートパソコンを持っていった。Surface にはSST Lite2 (注:字幕制作ソフトです)が入っている。で、サブのノートパソコン(Windows 7)には、昔のSST G1。SSTを使っていらっしゃる方はお詳しいと思うのだけど、SST G1はサポート終了(☚ 怒)ということで、ワタシは渋々 Lite 2 に乗り換えたのであった。この Lite2、複数のファイルを立ち上げることができるという便利な面もあるのだけど、1ユーザーにつき3つのパソコンまでしか入れられない。4台目からは有料になっちゃう(☚ 怒)。すでに大きなパソコン2台に入れており、持ち歩き用のパソコンは1台にしか入れられないので Win7には入れてないのであーる。SST G1のドングルは返却させられたので、ビューアーとして使うのみ。

 

と こ ろ が!

 

Win7 が立ち上がらニャイ…!!!一生懸命自分でトラブルを探している模様で、何やら見たことのない画面が出ているのだけど、一向に直らない。うひー💦 もうすぐ開始時間なのに!!

 

仕方なく、日独協会さんのパソコンをお借りすることになった。パワーポイントは投影できるけれど、SSTが投影できないのはイタい。せっかく準備しておいたのになー。すっかり動揺して、何が何だか分からなくなっちゃった💦 

 

気を取り直して話しているうちに、Win7が自分で修復を完了してくれた。ああ、よかっと思ってSSTを立ち上げてみたら、事前に入れておいたはずのファイルが全部飛んでしまってる。仕方がないので10分間の休憩を前倒しで入れ、その間にファイルを入れ直した。

 

 

…というワケで、昨日は思いがけないトラブルですっかり動揺してしまったワタクシであーる。しかし Lite2が投影できないのは困った。明日はみんなで訳を考えながらその場で字幕を打ち込んでいこうと思っていたのに。

 

 仕方ない!新しいパソコンを買うか、自宅のデスクトップをコロコロのバッグ(キャリー)に入れて持参しようかと真剣に思っていたら、日独協会の方が思いついてくださった。テレビに接続してみようと。

 

ぴんぽーーーーん♪

 

 大正解! ばっちり映し出すことができたし、ちゃーんと字幕も書きこめる。画面も大きいから大丈夫。字幕をその場で書きこむときは Lite 2 & テレビで、ただ投影するだけの時は G1 & プロジェクター、という2本立てで行くことにした。ああ、よかった。パソコンを買いにひとっ走りせずに済んだ!

 

 

長く引っ張ってしまったけれど、そんなワケで昨夜はドキドキワクワク♪の2時間であった。皆様、ニコニコしながら聴いてくださってありがとうございました。皆様優しい方ばかり。優しく微笑みながら聴いてくださるので私も嬉しくなってしまい、リラックスしてしょーもないネタをいっぱい披露してしまった。くっだらない話ばかり、しゃべり倒してしまってごめんなさい💦💦

 

 菜の花が安く売っていたので買ってコップに生けちゃった。下のほうの葉っぱはむしって料理に使ったけど、ここまで花が開くともう上の部分は食べるのがかわいそう。このまま花が落ちるまで生けて、その後はハムスターにあげることにしようかな。

f:id:alichen:20180313090810j:image

 

 

 

 

Wer Bunker baut, wirft Bomben

 峠は越えたと思ったら、また次の峠が… いや、フリーランスで働いているのでお仕事をいただくのはとっても嬉しい。ありがたや~ありがたや~ だけどその前に字幕ほにゃく講座があるのだ~。もし、もぉぉぉぉぉしご興味がおありでしたら、ぜひいらしてくださいね。順調にお申し込みをいただいているそうで、カンコ鳥が鳴くことはなさそう。ホッ。講座そのものが成立しなかったらどうしよう…なーんて真剣に考えていたので嬉しい。教材はファティ・アキン(私が大好きな監督さんです)の「50年後のボクたちは」を使います。

 

www.jdg.or.jp

 

******************

 

 ところで。アンハルター駅に行くと、地下に「Bunker(防空壕)」と書かれた文字があった。あれ?ここにも防空壕があったのかな?なんて思いながら地上に出たら、大きな建物が目に入った。「WER BUNKER BAUT, WIRFT BOMBEN(=防空壕を建てる者は爆弾を投下する)」と書かれている。名言だ!防空壕を造ろうなんて考えている奴ほど、戦争をしたがるもの。「某国がミサイルを落とすぞ!」「核が爆発したら身をかがめて物陰に隠れて!(隠れたところで避けられないらしい)」と必要以上に恐怖を煽る輩もいるもんね。

 

現在のアンハルター駅(地下)の一角にこんなところが…。駅と地下でつながっているらしい。

f:id:alichen:20180308082148j:plain

 

地上に出たところ。壁にその文言が書かれている…

f:id:alichen:20180308082217j:plain

 

1940年10月10日に、主要駅に防空壕を建設するよう命令が出されたのだとか。旅行者や付近の住民、鉄道関係者を避難させる目的みたい。そしてアンハルター駅の防空壕は1942年10月9日に完成した模様。

 

今は博物館になっている。時間がなかったので見学は断念。

f:id:alichen:20180308082621j:plain

 

ブンカー脇でのんびりするネコ。どうやらブンカーの看板ネコらしく、人懐っこい。そばに近寄ったら頭をこちらにこすりつけてくれた。イイコイイコをすると、目を閉じてニャ~(=^・・^=)

f:id:alichen:20180308082709j:plain

 

この防空壕、「ベルリン、天使の詩」に出てくるらしい。あの映画は二度だけ見たのだけど、もうだいぶ前だから記憶にニャイ… 家にDVDがあるので、今度見てみよう♪ 故ピーター・フォークが、この文字を背景にして映っているんだとか。うーん、覚えてないなぁ。

 

 

 

 

グルーネヴァルト駅 17番線ホーム

 ふう、いんたぶーも何とか終わった…💦 直前にバタバタするのは心臓に悪いから、今度こそちゃんとやろう(途中でネットサーフィンしたり、ごろんと昼寝したりしないで)と思うのだけど、これがまたなかなか…。会社なら周囲の 👀 があるからこういうのは抑えられると思うのだけど、自宅にいるとねぇ…。フリーランスの方々は、こういう誘惑とどう闘っていらっしゃるんだろう。

 

 下書き状態のまま放置していた日記をUPしちゃいます。なんかもう、あの弾丸ツアーも遠い昔のような気がしてきた…

 

*********************

 

 ユダヤ人を移送する基点となった駅の2つめ、グルーネヴァルト駅。前に行ったときも本館ブログでUPしちゃったので、2度目ので方はすみません💦  前回は雪が残る寒い日だったので悲しかった…。今回は晴れていたけれど、たった1人でホームにたたずんでいると、やっぱり悲しくなる…。

 

 こちらが駅の正面。

f:id:alichen:20180303134251j:plain

 

前も撮ったけど、もう一度。ユダヤ人を乗せた貨物列車が発車した17番線。

f:id:alichen:20180303134323j:plain

ホームに上がる階段の途中にプレートが。

f:id:alichen:20180303134349j:plain

 

「1941年~1945年にドイツ帝国鉄道で死の収容所へ移送された人々を偲ぶ」

f:id:alichen:20180303134913j:plain

 

ホームには鉄製のプレートがかぶせてあり、その1枚1枚に移送された年月日と人数、そして行き先が刻まれている…。

f:id:alichen:20180303134508j:plain

 

これが一番はしっこのプレート。すなわち、ここグルーネヴァルトから出た最初の貨物列車の記録。1941年10月18日、ユダヤ人1251名。ベルリンからウッチ(ポーランド)へ。

f:id:alichen:20180303134533j:plain

 

たむけられた花。私も持っていけばよかった。

f:id:alichen:20180303134605j:plain

 

ホームの脇にあった石の記念碑。

f:id:alichen:20180303134651j:plain

 

「1941年10月から1945年2月まで、主にグルーネヴァルトの貨物駅から絶滅収容所へ運ばれ、そして殺害された5万人以上のベルリン在住ユダヤ人を偲ぶ」

f:id:alichen:20180303134852j:plain

 

 

山を越えた~~

 ふう・・・。タメイキしか出てこないよ~~💦💦 おドイツから戻って、すぐ翌日からずーーーーーーーーーーーーっと座りっぱなしの毎日だった。ほにゃくは大好きなので苦にはならないのだけど、なかなかハードだったのでうまく訳せたかどうか心配…。ううう、気になる。大丈夫かなぁ。何かやらかしてないといいのだけど(←やらかしが得意なワタシだけに…)。

 

 それに続いて、短いいんたぶーのお仕事があるので、今はそれをやっている。明日のお昼には終わりそう。いや、明日のお昼までに終わらせなきゃ=3=3=3

 

  …というワケで、ここ数日は更新が滞ってしまった…。来てくださった方がいらっしゃいましたら、すみません。現在脱力中です。ふう。

 

f:id:alichen:20180306210409j:plain

 

娘が会社の方からいただいたお土産のモ~ツァルトクーゲル。いわゆるモー玉。(←昔こう書いて一人で喜んでいたけれど、もう古い💦💦)モー玉っていろいろ種類があるけれど、これはチョコの地殻の下はマルチパン、マントルはヌガーという標準タイプだった。

 

コレ(↓)は、以前いただいたモー玉。地殻の下が2種類のヌガー、マントルがピスタチオのペーストだったと思う。

              f:id:alichen:20180306210922j:plain

 

 

 

アンハルター駅

www.berlin.de

 

 先日も載せてしまったので、二度目ですみません💦 当時、ユダヤ人移送の起点となったのが、①アンハルター駅 ②グルーネヴァルト駅17番線 ③モアビート貨物駅 の3か所だとか。②と③は行ったことがあるのだけど、①のアンハルター駅は実は初めて。今は地下に潜っており、地上に残っているのはファサードのみ。立派な駅だったことがうかがわれる…。

 

 

f:id:alichen:20180301083916j:plain

 

こちらは裏側。

f:id:alichen:20180301083944j:plain

 

すぐそばに立っていた看板。こういうところがドイツの偉いところだと思う。負の歴史もきっちり記録している。

 

f:id:alichen:20180301084015j:plain

 

アップしたところ。看板の説明によると、アンハルター駅からの移送は1942年6月に始まり、終戦前まで続いたとのこと。1回で50名か100名のユダヤ人を運んだそうで、この駅からは合計9600名以上が東へ向かったことになるみたい。ごく普通の駅であるため、一般の乗客を乗せた列車に「3等車」として連結され、6時07分発で1番ホームから発車した。当然、乗客たちもその様子を目撃していたはず。黄色い星をつけてカバンを持ったユダヤ人たちが、3等車に押し込められていく様を。

f:id:alichen:20180301084037j:plain

 

地下には、当時の写真が…。

f:id:alichen:20180301084122j:plain

 

なんと立派な駅!

f:id:alichen:20180301084152j:plain

f:id:alichen:20180301084255j:plain

 

ヨーロッパでよく見る Kopfbahnhof (辞書によると「頭端式駅」とある…初耳だー)だったのね。駅が行き止まりで、ここに到着した列車は、次の駅に向かうために逆方向に発車するやつ。

f:id:alichen:20180301084218j:plain

 

…ということで、どんより曇って底冷えがする中、アンハルター駅を見に行って悲しくなった次第…。

 

 

グローセ・ハンブルガー通り

 (昨日の続きです)ベルリンに15か所あったという、移送のための「集合場所」。2か所目はグローセ・ハンブルガー通りにある.ユダヤ人の養老院跡。戦争で地上部分が破壊され、戦後に廃虚は撤去されたとのこと…。この日もどんより曇っていて物悲しかった…(ToT)

 

f:id:alichen:20180227132027j:plain

f:id:alichen:20180227132210j:plain

 

1942年に養老院が集合場所に使われ、55,000名のベルリン在住ユダヤ人がアウシュヴィッツやテレージエンシュタットに移送されていった、と記されています。

f:id:alichen:20180227132334j:plain

 

「ファシズムの犠牲になったユダヤ人」像。

f:id:alichen:20180227132127j:plain

 

 

その後ろはユダヤ人墓地。ここも2007~2008年に再建(墓地を「再建」と言うのかしら)されたとの話。

f:id:alichen:20180227131942j:plain

 

f:id:alichen:20180228123718j:plain

 

f:id:alichen:20180227132101j:plain

 

 f:id:alichen:20180227132238j:plain

 

 …続きます。

 

ユダヤ人移送のための「集合場所」①レヴェッツォウ通り

 ふう、お仕事苦戦中。こういう時ほどネットサーフィンに逃げたくなっちゃう。ネットが普及して調べ物の効率は格段にUPしたけれど、その分誘惑も増えたなぁ。昔は調べ物をするには図書館へ行くしかなかったわけで、その手間を考えたらず~~~っと楽になったはずなのだけど。

 

 ところで、今回行きたいなーと思っていたところがある。下の記事を読み、実際に現地へ行ってみたくなったのであ~る。第二次大戦中、ベルリンには15か所の「Sammellager(Sammelstelle とも)」があったという。移送のためにユダヤ人を集めた場所のこと。シナゴーグやユダヤ人用の病院、ユダヤ人用の老人ホームなどを接収して集合場所に利用したらしい。そのうちの2か所に行ってみた。

 

www.berlin.de

 

1つ目。レヴェッツォウ通り7~8番には、かつてシナゴーグがあったとのこと。ここが集合場所に利用され、多くのユダヤ人がここに集められたらしい。持ち物を厳しく制限され、それ以外の資産は動産・不動産を問わずすべて没収。 

f:id:alichen:20180226204958j:plain

 

現場に花輪が飾られていた…。

f:id:alichen:20180226205043j:plain

 

1938年11月9日の、いわゆる「帝国水晶の夜」にこのシナゴーグも襲われ、損傷したとのこと(zerstört と書かれているけれど全壊には至らなかった模様)。その後は集合場所として使われるようになったらしい…。

f:id:alichen:20180227073808j:plain

 

現在、跡地には貨物列車を模した記念碑が。この日はどんより曇っていたので、よけいに物悲しい…。

f:id:alichen:20180226205113j:plain

 

横から見た図。

f:id:alichen:20180226205145j:plain

 

貨車に詰め込まれたユダヤ人たちの悲しそうな顔が目に浮かぶよう…(涙)

f:id:alichen:20180226205217j:plain

 

移送されたユダヤ人の記録。日付、人数、行き先が刻まれている。

f:id:alichen:20180226205255j:plain

 

これによると、最初は1941年10月18日。人数は不明、行き先はポーランドのウッチ(Łódź)。ここはゲットーで有名。1941年というと、「ユダヤ人問題の最終解決」が話し合われたヴァンゼー会議(1942年1月20日)より前。そのころから少しずつ移送は始まっていたのかと思うと恐ろしくなる…。

f:id:alichen:20180226205835j:plain

 

 レヴェッツォウ通りの集合場所に集められたユダヤ人は、2キロほど離れたモアビートの貨物駅まで歩かされ、そこから貨車に乗せられて東方へ送られたとのこと。

 

モアビートの貨物駅について、よろしければ下をどうぞ…

deutschali.exblog.jp

 

 

(続きます)

 

あの人は今

 あっという間に週末。戻った翌日からほにゃくの仕事再開。フリーランスなので、お仕事があるのは本当にありがたい。うん、ホントにありがたい。ありがたや~ありがたや~💦 

 

 …なぜ💦マークなのかというと、ワタシに訳せるかどうか、ちょっぴり不安なジャンルだから。いや、そんなことを言っていられないので頑張らなくちゃ。

 

*************

 

 そんなこんなで、また更新が遅れてしまった…。時系列ではないのだけど、「おお!」と思った画像から。これ、だ~れだ?(4択でーす)

 

f:id:alichen:20180224204228j:plain

f:id:alichen:20180224204405j:plain

 

 

      ① テニスの元女王、シュテフィ・グラフ

      ②伝説のフィギュアスケート選手、カタリーナ・ヴィット

      ③西独時代のスキーの女王、ロジー・ミッターマイヤー

      ④ドイツのほにゃく犬、アリ・ミルカー

 

 

 

 うーん、ちょっと難しかっただろーか。恐らくみんな④番と答えたと思うのだけど、ブッブー!本当の答えは②。カタリーナ・ヴィット!懐かしい~~ 当時よりさらに迫力が増した感があるゾ。目をつぶった状態の画像で残念。昔とかわらず、美しいままであった(と同時に、結構キツい物言いだった)~。

 

     www.youtube.com

 

 

 

 ザギトワさんやメドベージェワさんの演技に比べると、ずいぶんスローな印象は受ける。だけど当時、これが最高レベルだったのね✨ リアルタイムでワクワクしたので、今もこの映像を見るとうっとりしちゃう❤