字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

ビスコッティ

 最近、ビスコッティに凝っている。近所のスーパーでは、舶来物コーナーがあるのだけど、そこに我らがシュトレンと一緒にイタリアのビスコッティが置いてあった。昔、鉄道の中で知り合った怪しげなイタリアーノが「ビスコッティをエスプレッソに浸して食べると美味しいよ~」と教えてくれたっけ。そうだ!と思い立ち、カフェオレに浸してみたところ…

 

 

        ん・ま・い ♬

 

 美味しいではないか~。もっと早く食べればよかった。そしてやたら気に入ってしまったワタシは毎日ビスコッティを食べている。

 

 ところで Biscotti って、「二回焼いたもの」という意味なんですって?二度焼きして硬~くしたものをそう呼ぶらしい。そこで思い出したのがドイツの Zwieback。これも「二回(Zwie) 焼いたもの(back)」が語源。だけど Zwieback って、どちらかというとラスクに近い気がする。しかもあんまり美味しくない。イタリアの二度焼きに比べると、なんとも情けない。二度焼きに見るドイツとイタリアの差… やはり、食べ物ではイタリアにかなわない💦

 

 ところで、ドイツ語でも Biscuit って言葉があるけれど(たぶんフランス語由来)、これはスポンジケーキを意味するハズ。ビスケットやビスコッティとはだいぶ違うなあ… なんでだろう。

 

 

 

「ドイツ再統一30周年に考える、ジェンダー平等」

 またちょびっとご無沙汰してしまった。先日、ドイツ在住でライターをしていらっしゃる Hideko さんのすばらしい記事を拝読した。東ドイツ関連のニュースは私の大好物であーる。

 

www.vogue.co.jp

 

 私はそれほど長くドイツにいたわけではないので、当時の友達関係も限られていた。それでも、なぜか東独で知り合った人がすごく多い。また、統一後に知り合って仲よくなった友人もなぜかみんな東独出身。DDRの政治体制は問題が多くて好きになれなかったけれど、東独出身の友人はみんな素朴で人柄がとてもいい。それだけに、ちまたでよくなされる「東=西より劣っている」という見方にはムッとしてしまう。

 

 Hideko さんの記事を読んで、「ああ、確かにそうだった!」と思った。旧東独の友人たちはみんな当たり前のように働いていたし、シングルマザーもいた。手厚い保育制度があり、「国に頼れる」という安心感があったからか、子育てと育児の両立に悩む風にも見えなかった。

 

 何年か前、ベルリンにあるDDR展に案内してもらったことがある。連れていってくれたのは、30年ぶりに再会した旧東独出身の友人。展示されていた大きな工作機械を見て彼女いわく「あ、懐かしい!私も昔、これで仕事をしてたのよ」と。確かに彼女は大柄だったけれど、よくこんな大きな工作機械を…と感心した。経済の停滞と人手不足という旧東独のお国事情があったとは言え、さすが~と思ったのを記憶している。

 

 一方で、なかなか解消されない東西の賃金格差は友人たちの間でも話題になっていた。ある友人にドレスデン駅まで送ってもらった時、車の中でその友人が「私が今やっている仕事を西でやれば、もっとたくさんもらえる。不公平だ」と漏らしたことがあった。めったに会わない日本の友人につい言ってしまったのは、日頃から不満に思っていたからなのかもしれない。

 

 話は少しそれてしまうけど、西出身の友人たちと話をしていたら、「東の人たちは文句ばかり言ってる」なんて言う人がいた。うーむ。これも偽らざる本音だろう。東西が統一して30年が経ったけれど、こうしたギャップが埋められるには、もう少し時間が必要なのかも。

 

 

 

すっかりご無沙汰

 また1週間以上、間が空いてしまった・・・ その間にもう12月!今年はコロナ野郎のせいで、季節感も感じないまま師走に突入という感じ。やれやれ。

 

 ここ1週間、またちょびっと慌ただしかった。ほにゃくを仕上げたり、前に出したほにゃくのチェックをしたり。試写などの外仕事もあって、なんとなく気ぜわしく過ぎてしまった。

 

 そうそう、昨日は年に1度の健康診断だった。一昨年から某健保組合に入っているので、そこが提携している病院に行っている。マンモで貧乳をつぶされ(たぶん、男性はこのブログにはいらっしゃらないと思うので書いちゃう。一昨年初めてやった。つかみどころのない(笑)胸をむりやりつかまれ、押しつぶされる。今年で人生2回目だけど慣れない。痛い💦💦)、採血の跡はいつもどおりアザになり、インフルエンザの予防接種のために右腕が痛い… 朝食が大好きなワタシは、朝食抜きがつらい。空腹でヨロヨロしながら「ああ、おなかすいたなあ…。検診が終わったら何食べようかなあ…」などと食べ物のことばかり考えながら電車に揺られた。

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 ところで! ドイツ語って、誰かが亡くなって「享年〇歳」というとき、Er wurde 〇 Jahre alt. と言うよね…? このところ、立て続けにこの例を見た。とあるドキュメンタリーで、「〇〇は終戦直前の1945年、▲歳で亡くなった」というのがあったのだけど、やはり 〇〇 wurde ▲Jahre alt. と言っていた。また、最近亡くなったマラドーナのニュースも、Er wurde 60 Jahre alt. と。Er war 60 Jahre alt. と言わないのが面白い。いや、亡くなった話だから「面白い」と言ってはいけないのだけど。英語はどうなっているんだろう?

 

 

古い地図

 1~2年前、旧東独出身の友人から誕生日プレゼントを送ってもらったのだけど、包み紙が地図だった。その時は「おっ 地図だ。もったいないからとっておこう」と、深く考えもせず、その地図を元の折り目のとおりに折ってしまっておいた。

 

 ふと思い出して広げてみたら・・・

 

 

 ぬゎんと、DDR時代の東ベルリンの地図だった!!!!!

 

 

 

 友人に聞いてみたら「その辺にあったから、面白いかなと思って包んだだけよー」というお返事。しかも大きな地図を切って(モッタイナイ!)包んでくれたみたいで、途中で切れてる。東ベルリン全域ではないのが残念。

 

ちょっとピンボケだけど、一部をスマホで撮ってみた。テレビ塔やアレクサンダー広場、さらには今は亡き「共和国宮殿」も載ってるゾ。

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国境駅となったフリードリヒシュトラーセ駅やブランデンブルク門、さらにポツダム広場へと続くはずのライプツィヒ広場も。そしてその下にあるはずのポツダム広場駅は閉鎖。地図から消えてる。

 

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 今は中央駅だけど、かつてはLehrter Bahnhof と呼ばれた駅も。過去にこの駅から電車に乗ってフリードリヒシュトラーセ駅へ行ったこともあったらしい(記憶には残っていないけれど、アルバムに写真が残っている・・・)。

 

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 統一直後に撤去されたレーニン記念碑。

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 付箋を貼ったのは、政治犯を収容したシュタージの拘置所ホーエンシェーンハウゼンがあった場所。こういうのは地図に載せないのね。

 

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どの画像もピンボケで申し訳にゃい💦💦 懐かしい地図、もう少しマジマジと眺めてみようっと。

 

 

ふう

  今日は某大学の授業だった。昨年、一昨年と声をかけていただき、今回で3回目。ドイツ映画を通してドイツの過去を知ってもらおうという趣旨なのだけど、去年や一昨年と大きく違うのはZOOMによる授業だったということ。最近はZOOMでの打ち合わせも多いので操作には慣れてはきたのだけど、授業は初めて。

 

 途中、画面共有などでアタフタしたらどうしよう・・・と心配していたのだけど、大きなトラブルもなく終了した。よかった。学生さんたち、面白いと思ってくれたかなあ。対面の授業と違い、学生さんたちの反応が分かりづらいのでちょっと戸惑った。「よくしゃべるおはばんだなあ」と思われたかもしれない。どうも私はおしゃべりで困る。お恥ずかしや。毎回反省するのだけど、私は中身を詰め込みすぎちゃう。その結果、時間が足りなくなって最後は駆け足になっちゃう。聞いてくださった方々はおなかいっぱいで胸焼けしているに違いない。すまんのう・・・

 

 

 

 今朝、ネットで教えてもらった動画 。ドレスデンのお菓子屋さんによるシュトレンの製造工程。手作りにこだわったお店みたい。動画の中でマイスターいわく、「日本にも輸出しています」とのこと。美味しそうだけど、カロリーもすごそう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=Uh0aA3x1XeQ

 

 

 

こんにゃくパフは日本の伝統????

 以前、ドイツ在住の方に聞いて初めて知った「こんにゃくパフ」。百均で売っていると聞き、我が家でも買ってみた。まるで「凍みこんにゃく」みたい。水で戻して顔をこすると、確かに肌がツルツルになったような感じ。

 

 ドイツでも流行っているのかな?と思って検索してみたらビックリ。サイトがたくさんヒットした。ひ~。その名も「Konjac Schwamm」。いろんな種類がある・・・!!!

 

www.harpersbazaar.de

 

 この記事を読むと、「こんにゃくによる顔の手入れは日本の伝統。しかも日本人はこんにゃくを食事や医療でも使う云々」とある・・・ こんにゃくパフによる顔の手入れって伝統だったっけ・・・・????食べるのがメインだと思っていたけれど、私の勘違いだろーか(爆)

 

 

 

初シュトレンを食べながら

 さっそく初シュトレンをmgmg食べている。これは Rosinenstollen (あえて訳すならレーズン・シュトレン)というものなのだけど、レーズンが甘酸っぱい。うん、これはんまい。

 

 ところで「シュトレン」と打ったところ、ATOK様が「カタカナ是正」という表示を出し、「シュトーレン」と勝手に訂正されてしまった(怒)。だ~か~ら~、うどんと一緒でのびたらアカンっちゅーに。

 

 

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 ところでこのシュトレンを載せているカッティングボードは、ベルリン映画祭で買ったもの。一昨日、例年と同じようにベルリン映画祭事務局から次の映画祭の案内が来た。今回はフィジカルとオンラインのハイブリッドで開催する、というのはかなり前に発表されていた。でもドイツは今、ロックダウン状態。ホントに開催できるのかなあ。。。そして私も行きたいのは山々だけど、この状態ではとても外国へ行くのは無理。行きたいけれどあきらめないといけないだろうなあ。。。

 

 しつこく…

www.youtube.com

初物

 むふふ。初物に飛びつく日本人のワタクシであーる。一昨日、近所のスーパーに行ったらシュトレンが山積み!これまでも毎年、この時期になるとスーパーでミニシュトレンが売られていたけれど、「シュトレン」という表記の「なんちゃってシュトレン」が多かった。シュトレンはうどんと一緒で、のびたらアカンのである。

 

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 しかも今回のシュトレンは本場ドレスデンのエミール・ライマン社製。本物である。ヒデキも天国で感激しているに違いない!

 

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 しかーーも。ドイツセンターは私の40年来の友人(マイナス20歳の頃からのつきあい)が代表をしている会社なのであーる。ワタシは決して回し者じゃないけれど、友達が頑張っているのでよろしくプリーズ♫ 

 

 

 …ということで、今週末のお茶は初物シュトレンで決まり♫ 楽しみだー。

 

 

 

気を取り直し

 週末は心にぽっかり穴があいたようだったのだけど、お仕事があるので気を取り直してパソコンの前にどっこいしょと座った。

 

 今、ちょうど東京国際映画祭の開催中。私はこの映画祭を毎年楽しみにしている。映画の上映も楽しいけれど、監督や出演者が来日してQ&Aセッションなどが開かれるのも楽しみの1つ。いつもかぶりつきで見ちゃうのだけど、今年はコロナのためにゲストの来日はナシ。その代わり、オンラインでのQ&Aがあるので、それを昨日はちょこちょこ見ていた。

 

 今年は2本担当したので、2人の監督のQ&Aを視聴した。面白い!なんて面白いんだろう。私の予想を遙かに上回る監督の洞察力、映画に込めた思い、こっそり仕込んだ仕掛け…。ううむ、すごすぎる。毎回思うのだけど、矢田部さん(東京国際映画祭のプログラミングディレクターさん。この業界ではとっても有名な方)は「そう、それが聞きたかった!」というところを必ず聞いてくださる。しかもゲストを最大限にリスペクトしているのが伝わってくる対応で、見ていてとても安心。よくゲストに失礼な振る舞いをする司会者をTVなどで見かけるけれど、ハラハラする。

 

 また、オンラインのなせる技だと思うのだけど、今回は監督インタビュー中に視聴者が質問を書き込むことができるようになっている。視聴者の質問がまた鋭い。監督も「よくそこに気づいてくれました♪♪♪」と嬉しそうにして、画面にかぶりついている私も嬉しくなった。映画のレビューのサイトを読むと毎回思うのだけど、映画ファンの方々の洞察力、理解力、知識の豊富さには本当に脱帽しちゃう。すごいな~。私が気づいていなかった点などもあり、聞きながら恥じてしまった。すばらしすぎる。

 

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 昨日はベルリンのテーゲル空港の最終日。パリ行きのエアフランス最終便が飛び立ち、長い歴史の幕を閉じたとのこと。テーゲル空港が建設されたのは1948年、冷戦のまっただ中。まだ東西ドイツは建国されていなかった。ソ連によるベルリン封鎖に対抗するため、フランス軍占領地区に飛行場を建設したのがその始まりだとのこと。だからフランスに敬意を払い、最終便はエアフランスのパリ行きにしたのだろう。テーゲル空港には本当にお世話になった。2012年から毎年ドイツへ通うようになったのだけど、ほぼ毎回テーゲルを使った。ああ、寂しい。ちなみに若い頃はお金がなかったので、ベルリンへはもっぱら鉄道で行っていた。あ、今もお金はないけれど、それ以上に時間がないので飛行機にしちゃう。たいむいずまね~。

 

 そして今日はベルリンが崩壊した11月9日。あれから31年も経ったなんてなんだか感慨深い。こんなコロナ禍に見舞われるなんて、昨年の30周年の時は思いもよらなかった。トホホである。ライプチヒでは Querdenken (水平思考)と称する団体(?)が反コロナ政策のデモを行ったらしい。話によると1万人くらいが“密”状態でひしめいていたって。多くはマスクなしで。うーむ、危険だ…

 

 

 

 

ぽっかり

 数日前、長年の友人の訃報が飛び込んできた。1年ほど前から闘病中だったので予想外ではなかったのだけれど、やはりショック。18歳のときに知り合ったので、本当に長いお付き合い。コロナのためにお見舞いにも行けなかったし、お通夜やお葬式にも行けなかった。オンラインでお別れを告げたのみ。悲しい。心にぽっかり穴が開いてしまったみたい。

 

 

 

西ドイツのケーキ型

 大昔、西ドイツでパウンドケーキ型を買った。でも、日本のパウンドケーキより二回りくらいデカい。当時はこれが普通だと思って使っていたけれど、日本に帰ってきたら我が家のオーブンに入らないことが発覚。それ以来、ずーーーっと戸棚の奥に眠っていた。これ(↓)は外箱。

 
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今や風前の灯火(涙)の Kaufhof で、14マルク95ペニヒだった模様。今の若い人は「ペニヒ」って知ってるかなあ・・・知らないかもしれないな。。。


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 そうこうするうちに何度かオーブンレンジを買い換えた。先日、ふと思いついて我が家のオーブンに入れてみたら…

 

 

 

      入る!!!

 

 

入るではないか~ ちょっとギリギリだけど、なんとか入る!それ以来、うずまきパンをこれで焼くようになった。ひらた~く伸ばし、何かを塗って端っこからくるくる。それを切って型に入れ、焼くだけ。これ(↓)は桜あん。これ以外にシナモン&レーズンもよく作る。 

 

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ベルリンのパン屋さん(↓)のパクリであーる。

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そそり立つフォークは、私が刺したわけではニャイ。お店のお姉さんがぶっ刺したのであーる。ドイツあるある。

 

 

 

 

見せびらかし その2 Kägi

 またちょびっとだけ間があいてしまった。。。 ウィークデーはなんだか慌ただしく、あっという間に過ぎてしまう。見せびらかしたい 紹介したいものが多くて困っちゃう。まーやちゃんの成長も著しいし(もう頭では抜かれた💦 あっちのほうが断然頭がいい!)そのあたりも書きたいのだけど、まずはスイスのお菓子の自慢 ご紹介から。

      ジャーン!  Tada~♬

 

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 スイスのお菓子、Kägi だよーん。しかもアソート!4種類も入っているファミリーパックをいただいてしまった。うれしすぎる。チョコがけウェファースは大好き❤  この会社の歴史を見たらおもしろかった。最初はビスケットやウェファースを作るお菓子会社だったみたい。創業1934年。このお菓子が売れに売れ、工場の設備を拡大して需要に応えたって書いてある。チョコレートがけのお菓子が売り出されたのは1958年だって。今じゃこれが主力商品だもんね。スイスのチョコレートは本当においしい。私も前にスイスのお土産にこれをいただき、「わー❣️ これ、カ●ディでも売ってるといいのに…」と思った。

 

 ところで、標準ドイツ語なら絶対に「ケーギ」という発音になるはず。ところが検索してみると、日本では「カーギ」と呼んでいる人もいる。ん?と思って YouTubeで検索してみたところ、このお菓子にまつわる短い動画があった。スイス人の発音だと「カーギ」と聞こえる!!!!!

 

 そういえば、先日自慢 ご紹介した Läckerli も、発音記号を見ると「らっけるり」って感じだった。スイス人は「ä」を、いわゆるアメリカ英語の「a」みたいに発音するのかもしれない(←自信ナシ)。

 

 ところで、ジュネーブの絵はがきも一緒にいただいた。レマン湖の写真だ!レマン湖を聞くといつも思い出すことがある。ドイツ語だとGenfersee、直訳すると「ジュネーブ湖」。ドイツ語だとジュネーブは「げんふ」になっちゃう。レマン湖はげんふぁーぜー。無骨すぎるぞ、ドイツ語。でもって、私はとあるドキュメンタリーの翻訳でレマン湖のことをそのまま「ジュネーブ湖」と訳してしまった。だいぶたってから、そんな湖あったっけ?っと、間違いに気づいたという…💦 ドイツ語ほにゃくしゃ「あるある」だと思う(たぶん)💦。 

 

 

 

 

見せびらかし その1 Läckerli

 えへへ。朝から上機嫌なワタクシである。理由は2つ。1つは、ここ数週間の懸案事項だったパソコン問題が解決したこと。ホントにストレスだった・・・ このパソコントラブルについては、備忘録をかねてあとで書いちゃう♪ もう1つは、スイスのお菓子をいただいてしまったこと。うっしっし。人前では、「やったー!!スイスのお菓子だ!!ラッキ~♪」なーんて大っぴらに言えないけれど、ここは独り言ブログ。誰にも聞こえまい。うっしっし。

 

 

その1 Basler Läckerli。バーゼル銘菓らしい。標準ドイツ語での発音を日本語表記すると「バースラー・レッケルリ」となるのかな。スイスドイツ語だと 「lækːəʀlɪ 」。私には発音できない・・・。封を開けると、シナモン系のよい香り。Lebkuchen とか Aachener Printen にも似ている。クリスマスにぴったり! 末尾に -li がつくのはいかにもスイス♪ 北ドイツだと -chen、南ドイツだと -l もしくは -le になりそう。

 

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さっそく食べてみた(早い)。レープクーヘンほど甘くなく、上品なお味。うん、これならバクバクいくらでもいけそう。これは絶対に紅茶に合う!

 

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de.wikipedia.org

 

さすがウィキは詳しい!主な原材料は小麦粉、蜂蜜、砂糖漬けのフルーツ(オレンジピールやレモンピール)、そしてナッツ(アーモンドやヘーゼルナッツ)だそう。平たくのばして焼いたあとに砂糖がけをし、四角く切ったのが正統派のレッケルリみたい。

 

ウィキによると、11世紀になって東洋の香辛料が西洋にも入ってくるようになり、修道院などがそれをお菓子を入れるようになったんだとか(さすが修道院!)。その初期のレープクーヘンのようなお菓子が15世紀にはスイスにも伝わったらしい。17世紀にはレープクーヘンやレッケルリのレシピが料理本に載るようになったとある。なるほど。前にシュトレンやレープクーヘンの歴史を調べた時に知ったのだけど、東洋から来る香辛料はとっても高かったので、そういった贅沢品をたっぷ〜し使えるのは富の象徴でもあったらしい。中学校の歴史でも習ったけど、そのときは香辛料=コショウだと思い込んでいた。それ以外にもスパイスはたくさんあるもんね。とにかくスパイスとナッツたっぷしのお菓子はお金持ちの証だったのだろう。

 

で、Läckerli や Läckerle は南ドイツやスイスのドイツ語圏で広く広まったそうな。

 

 

まだまだ歴史に関する記述は続くのだけど、割愛しちゃう。こういう銘菓の歴史に触れながらばくばく食べると、味わいもまた格別なのであーる。ああ、つい見せびらかしてしまった。。独り言ブログなのでこっそり。(←コラ)

 

 

廃人からの復活

 ちょびっと忙しかった💦 さらにパソコンの不調も加わり、お疲れ度MAX! 木曜日にようやく納品し、その午後にパソコンをリセットしてソフトの類をぜんぶ入れ直した。ようやくワード&エクセル&アウトルックは使えるようになったものの、まだ違和感が残る…。OneDrive というクラウドがどうも悪さをしているような気がする… 同期をしないように設定しても、パソコンを立ち上げるとまた同期されちゃう。切っても切っても切れない恐怖。皆さん、どうしているんだろう。。。OneDrive から縁を切りたいのに。。

 

 そうこうしているうちに、紅玉の季節になった。毎年この季節になると、生協で紅玉を頼んでいる。さっと煮てWECKで瓶詰めにするのであーる。ところが今年は何を間違えたのか、15キロも頼んでしまった…!(例年だと5キロくらい)紅玉がごろごろごろごろ…

 

 

 こんなにたくさんの紅玉を煮る鍋がニャイ。瓶もニャイ。とりあえず1.5キロくらいだけ煮てみた。この10倍もあるのか…!

 

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