字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

アカデミー賞授賞式

 朝7時半からずっとWOWOWをつけっぱなし。高校時代のお友達が授賞式の通訳をしている。長年、この式の通訳を続けているんだそう。何年か前にそれを聞いて「おお!」と思い、ソクWOWOWに入ったのであ~~る(「入る」でいいのかな?加入?受信契約を結ぶ?)。

 

 今をさかのぼること20年以上前(つまりマイナス●歳だったころ)、通訳に憧れたワタシは通訳コースにも通った。講座の中で同時通訳のまねごとも経験した。し~か~し、おしゃべりなら通訳になれるワケではないことを痛感。当たり前っちゃー当たり前だけど、ドイツ語能力のなさを突きつけられただけで終わった。トホホである。結局、通訳は憧れで終わってしまったのだけど、今でもプロの通訳さんの通訳を聞くのは大好き。ドイツ語だけでなく、英語でもフランス語でもウクライナ語でも。

 

 ちょっと話はそれるけれど、先日のゼレンスキー大統領の演説で、ウクライナ人の通訳さんがすばらしい通訳をしておられた。それでなくても祖国が大変なときで動揺もしておられただろう。お身内だってまだ現地にいらっしゃるのかもしれない。そんな中、責任重大なお役目を果たすのだからプレッシャーも相当だったはず。Twitter で同時通訳にケチをつけている人がいて、見ていて腹が立った。同時通訳がどれだけ神業で、どれだけ大変か。

 

 …そんなワケで、友人の鮮やかな通訳を聞きながら自分のほにゃくにいそしむ月曜日であ~~る。

 

 

春だー

 もう3月も終わりに近づいた。え?今日は3月最後の土曜日?早すぎる…  ちょうど仕事も一区切りついたので、木曜+金曜は久しぶりにほにゃく以外のことをやった。

 

①冬物の整理 (←これは「えいやっ」と気合いを入れないとなかなかできない…)

②越冬蛹の世話

  えっへっへ。来ましたよ、今年もイモ活シーズンが。昨年の秋は大豊作で、越冬蛹が約60個!段ボールをかぶせて真っ暗にし、そのまま玄関先に置いておいた。なぜ真っ暗にするかというと、家のすぐ前に常夜灯があって24時間明るいからであーる。蛹が春かと思って勘違いするとアカンので真っ暗にした。そして暖かい家の中に置いておくと、これまた勘違いされる危険性があるので外に置いたのであーる。昨年同様、3月半ばに段ボールを開けて光を入れると、蛹が「ん?」となって目覚める仕組みであ~~る。60個の蛹が並ぶ姿は壮観だけど、虫が苦手な方もいらっしゃると思うのでボカして小さくしちゃった。ホントは見せびらかしたかったのだけど。(数個は残念ながら冬の間にしぼんでしまった…。冬を越すって大変なのね。)

 

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蛹が熟してきたら一回り大きな入れ物に入れて、羽化しやすいように環境を整える予定。

 

③思い立って動物園へ

 急な思いつきで、お友達と午後に多摩動物公園へ。あそこに行くのは20年ぶりくらい。まんぼ~が解除され、都内の動物園はどこも3月22日から再開園とのこと。桜もほころび欠けているかも?と思って、ちょこっと行ってみた。多摩動物公園にいらしたことがある方はご存じだと思うけど、園内はやたら広い。か~な~り~歩く。でも問題なく歩けた!股関節の手術をやって本当によかったと思った。

 

ガラスにこちらの景色が映ってしまっているけれど、なんとか撮れたレッサーパンダ

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ワラビーのママと子供。もうママの袋には入れない大きさなのに、一生懸命入ろうとしていてかわいかった♪
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 いちばん興奮したのは昆虫館!中でもいろいろな蝶を放しているドームにはヒデキ大感激!たくさん写真に収めたのだけど、ぎょっとされる方もいらっしゃると思うので、無難で美しい蝶だけ載せちゃう。

 

ナガサキアゲハ(たぶん)の男の子

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オオゴマダラ(これは大きくてひらひら舞うように飛ぶのでとても優雅。南国の蝶なので本州では見られないとのこと)

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 …ということで、木・金と普段やらないことを満喫したほにゃく犬であ~る。こんな脱力した日記なんてお見せしてしまってずびばぜんっ 気分も一新、また頑張るぞ。

 

 

www.mishimaga.com

 

 

読んでいて目頭が熱くなった… なんと真摯で、なんと心のこもった文章なのだろう。

 

 

藤原先生がお書きになった「ナチスのキッチン」も前に読んだし、先生が某映画の解説をZOOMでなさった時も拝聴した。私がいま学生だったら、こういう先生に教わりたいと思う。

 

プーチンはクレイジーだ」という言葉で片づけてはいけない、ということにハッとさせられる。かつて「ヒトラーはモンスターだ」という視点で映画が作られた時代があった。だけど最近は違う。それでは多くの問題点がすべてうやむやになっちゃう。

 

歴史は繰り返す。私たちは歴史から本当に学ぶことができるんだろうか…などと考えてしまった(ToT)

 

 

Täterperspektive と Opferperspektive

 今も1週間に1回、スカイプレッスンを受けている。この頻度だと上達は望めないけれど、忘れていくのをなんとか食い止められるかな、と…。しかーし。ハタチを越えた今、どんどん言葉を忘れていく(涙)。同じ言葉を何度も辞書で引いたりとか。やれやれ…

 

 今の先生とのつきあいは、もう3年くらいになるかも?ワタシの子供くらい年が離れているのだけど(すなわち彼女はマイナス10歳くらい)、頭脳明晰で精神年齢もワタシよりずっと大人。でも考え方がとても合う(・・とワタシは勝手に思っている)ので、ずっとずっとレッスンを続けてくれたらいいなあと思っている。

 

 そんな彼女と先日話題になった言葉。知ってはいたけれど、話題に出ないと素通りしちゃう。しっかり心に刻もうと思った。

 

 Täterperspektive (加害者としての視点)と  Opferperspektive (被害者としての視点)。

 

 

 現在のウクライナ情勢の話から、過去の第2次大戦の話へと飛躍していったのだけど、前者を特に忘れまいと思った次第。

 

 

念願のポットを買ったの巻

 ドイツのキッチンでよく見かけた鍋がある。ホーロー製で、こういうフォルム。いわゆる Milchtopf (牛乳ポット、牛乳鍋)というヤツ。

               ↓ ↓ ↓

 

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 ホームステイしたお母さんも年季の入った牛乳ポットで牛乳を沸かしており、こういうのに前から憧れていた。とにかく、こういうずぼっとした円筒で1リットルくらいの小さめのが前から欲しかったのであ~る。これでお湯を沸かしてひとり優雅にお茶したら楽しそうじゃん?と思って。。。

 

 

 …そんな憧れがあり、今をさかのぼること11年前、フィスラーの鍋を買った。

 

 

deutschali.exblog.jp

 

 

 ブログでも当時書いていたように、思い描いていたのと違ってちょっと焦った。もちろんこの鍋は今も健在。象が踏んでも壊れないアーム筆入れ仕様だから、11年間毎日使っているけれどびくともしない。今日も、このフィスラーで「かけそば」のつゆを作った。2リットルだから3人分は優に作れちゃう。麦茶もこれで作っているし、菜っ葉を茹でる時もこの鍋を使う。しか~~し。かわいいポットとは言いがたい。

 

 

 昨年末、ぼーっとネットを眺めていたら、双子のマークでおなじみの Zwilling がセールをやっていた。お!夢のポットに近いのがある!ソク、ポチッた。

 

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 可憐とは言いがたいけれど、夢のポットに近いフォルム。取っ手が少し外側に広がっているため、ガスの火で湧かしても熱くならない。うん、これはよさそう。(中国製だけど、双子マークはついてる)

 

 

 …というワケで、私は毎日これでお湯を沸かして紅茶を飲んでいる♪

 

 

きんきん眼鏡

 久しぶりに眼鏡を買い換えた。パソコンを見るのにはちょうどいいのだけど、手元に置いたスクリプト(台本)の文字がどうも読みづらい。そろそろ替え時かなぁと思ったのであ~る。それまでは Z●ff で作っていたのだけど、目のために少しいいレンズにしようと思い立ち、町の眼鏡屋さんへ。

 

 いろいろ相談したところ、「きんきん」眼鏡を勧められた。きんきんと言っても、金ぴか眼鏡ではナイ。愛川欽也さんでもナイ(古)。近々両用眼鏡なるブツである。遠近とか中近は知っていたけれど、近々があったとは!!レンズの上半分は、少し離れたところに置いたパソコン用、レンズの下半分は手元の小さな文字用。

 

 最近は、字幕制作ソフトにスクリプトもインポートして作業をする人が多いと聞く。そうするとパソコン1つで全部できてしまう。だけど私は昭和生まれのバブル世代なので、紙のスクリプトじゃないと内容が頭に入らない…(あ、バブル世代というのは関係ないか^^;)だから手元のスクリプトの文字が読みやすいのはとても助かっちゃう。

 

 …というワケで、今日はできあがった眼鏡を取りに行った。まだ慣れないうちは頭が痛くなるけれど、そのうち慣れるだろう。

 

 

 なんと!新宿では桜が咲いていた…!これってソメイヨシノ

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余談だけど、バブル世代なので(しつこい)電子書籍もなかなか頭に入らない…。検索できて便利なのでキンドルも買うけれど、やっぱり紙の本がいいなぁ…

 

 

 

ボルシチ失敗…(ToT)

 昨日、某カ●ディでビーツの水煮缶をゲット。さっそくボルシチ作りにとりかかったのだけど…

 

 

 

 途中で味見したら…

 

 

    ま  ず  い…

 

 

ううう…(ToT) 何が悪かったんだろう?生協のすね肉をコンソメで2時間くらい煮たものを煮汁と共に入れたのだけど、それが悪かった?アメリカ産のビーツ水煮はボルシチと合わなかったのか??

 

 

家族に味見してもらったら、「大丈夫だよー」と言ってくれたので、とりあえず夕食に出したのだけど、私は最後まで食べられなかった。。捨てるわけにもいかないので、デミグラスソースみたいな味の濃いものを投入するなどして誤魔化さなくては。トホホ。

 

 

 

しょぼ~ん。。。

 

 

 

 

 

 

『北のともしび』 試写会!

 首都圏限定の話になってしまって申し訳ないのですが、4月2日(土)14時~、青山一丁目ゲーテ・インスティトゥート東京にて映画の試写会があります。無料です。某顔本でご案内したのですが、ここでも貼らせてください!!

 

 下の案内にも書きましたが、試写会にいらしてくださる方はチラシの最後に載っている連絡先にご連絡くださっても構いませんし、私にメールでご連絡いただいても構いません。監督さんにお伝えいたします。

 

minako-deutsch★w4.dion.ne.jp (★をアットマークにしてください)

 

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以下、監督さんに代わってご案内申し上げます。

 

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4月2日(土)14時~ 青山一丁目にあるゲーテ・インスティトゥート東京にてドキュメンタリー映画の試写会が行われます。無料です!ご興味がおありの方、是非ご鑑賞ください。
 
(現在、ゲーテ・インスティトゥートのホールは入場者数をものすご~く絞っていますので、安心してご鑑賞いただけると思います)
 
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北のともしび
ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち
監督:東 志津(あずま・しず)
2022年、111分
日本語・ドイツ語・英語(日本語字幕つき)
監修:石田 勇治(東京大学大学院教授)
ナレーション:吉岡 秀隆
音楽:阿部 海太郎
日本語字幕:字幕ほにゃく犬
上映後、お恥ずかしながらちょびっとトークをしてしまいます。お目汚しお耳汚しすみません。
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第二次大戦中、ハンブルク郊外にあるノイエンガンメ強制収容所ユダヤ人の子どもたち20人を対象に人体実験が行われました。しかし1945年4月、ドイツの敗戦が近いことを悟った医師らが20人の子どもたち、および世話係の囚人4名を殺害しました。証拠隠滅のためです。この歴史は長い間埋もれていたのですが、あるジャーナリストが1970年代にその事実を知り、調査に乗り出しました。犠牲者の身元を突き止め、世界中に散らばった遺族を捜し、追悼式を執り行い… 
ノイエンガンメ強制収容所はノイエンガンメ記念館となり、ジャーナリストの遺志をついで活動を続けています。負の歴史とどう向き合うのか、歴史の風化をどう防ぎ、若い人たちにどう伝えていくのか、遺族の心のケアをどうするのか。そういった問題に取り組む関係者の活動を、東志津監督が温かなまなざしで見つめながら1本の作品にまとめています。悲しい歴史を扱ったドキュメンタリーではありますが、とても希望の持てる作品なのです。
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2年半ほど前、東志津監督から突然メールで字幕の依頼をいただきました。とりあえずカフェでお会いしましょう、ということでお会いしたところ、監督の真摯なお気持ちと誠実なお人柄に振れ、その場で即答!微力ながらお手伝いすることになりました。
さらに心を揺さぶられたのは、ノイエンガンメ記念館の方々や、地元の高校生に歴史を教える先生の澄んだ瞳。いろいろ考えさせられます。
史実の監修は東京大学の石田勇治先生がお引き受けくださいました。
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なお、この作品はドイツ語字幕バージョンもあり、ノイエンガンメ記念館で上映される予定です。また、その後ハンブルクでの一般公開も計画中だそうです。ドイツ語字幕をご担当くださったのは Maiko Angela Gundermannさん。すばらしい字幕に仕上がりました。
 
 
 

 

Borschtsch - ボルシチ

 Twitter で #ボルシチを作ってみない  #ボルシチを見せて というハッシュタグを見つけた。おお、これはいい!ウクライナボルシチを作りながら平和を祈ろう…!!!と思い、早速カ●ディにビーツを買いに行ったところ…

 

 

 

          売り切れ。トホホ。

 

 

 …みんな同じことを考えているのだろうか。結局、ボルシチは後日、ビーツが手に入ってから作ることにした。

 

 ところでボルシチってドイツ語でなんて言うんだっけ?と思って検索したら、Borschtsch と出てきた。うーむ。子音ばかりだー!

 

ウィキに面白い記述が載っているゾ。

Der sogenannte Borschtsch-Gürtel zieht sich von Polen über Galizien, Rumänien, die Ukraine, Belarus bis hin zu Wolga und Don in Russland.

 

ボルシチ・ベルト」なるものがあるらしい。ポーランドからガリツィア、ルーマニアウクライナベラルーシへと伸び、ロシアのヴォルガ川やドン川あたりまで達する地域をそう呼ぶらしい。ボルシチが好まれているということだろうか。

 

SB食品がボルシチの素みたいなのを販売していることを発見。これならビーツが手に入らなくても大丈夫かな。明日、スーパーに行ってみるぞ!

 

 

資料3冊

 現在、せっせとホロコースト関連の作品をほにゃく中。ドイツ映画のほにゃく犬なので、残忍な描写や非人間的なセリフを訳すのには慣れていると思っていた。

 

 

 

 

               が!!

 

 

 

 ウクライナから次々と届くニュースを耳にしながら、ホロコースト関連作品を翻訳するのがこんなに辛いとは。国も違うし時代も違う。だけど危険な野望に取り憑かれた独裁者、および甘い汁を吸う取り巻きたちの言い分はいつでも同じ。ウクライナで行われた惨殺事件(バビ・ヤール峡谷でナチ親衛隊らが3万数千人のユダヤ人を銃殺した事件)の記述では心臓がバクバクした。

 

 

コチラ(↓)はとても役に立つ本。ユダヤ人の処遇を巡って1942年1月20日に行われたヴァンゼー会議の議事録も載っていて助かっちゃう。今年の1月20日は、実はヴァンゼー会議80周年だった!

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こちらは私のバイブル。ナチおよびジェノサイド研究の第一人者でいらっっしゃる石田先生のご著書。検索できるよう、キンドル版も持っている。

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こちらもバイブル。ホロコースト研究の第一人者でおられる芝先生のご著書。これまた、検索できるようにキンドル版も持っている。

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                   しかし辛い… 

 

すっかりご無沙汰…!!!!!

 すっかりご無沙汰してしまいました。ブログではアクセス数の変化が見られるのだけど、2か月以上放置していた間も、この駄ブログに来てくださる方がいました。ううう… ありがとうごじゃいます(ToT) 

 

 昨年末、ぷつりと何かが切れてしまって、ネットに向かうのが億劫になってしまいました。もちろん、その間も情報をチェックしたり、ほかの方々のブログやSNSにコメントしたりはしていたのですが、ドイツ通でもないのに偉そうにブログを書く自分に嫌悪感を覚えてしまいまして…  それ以外にも仕事で自信を失ったりと、イロイロございました。ううう、このヘタレっぷり。ずびばぜんっ

 

 3月になり、気を取り直して書き始めようと思ったらプ●●ンご乱心。世界情勢があまりにもひどすぎて言葉を失いました。いやもう、神経をすり減らすことがたくさん。。

 

 そんな中、自分に何ができるのだろうか?と考えると、「自分にはやっぱりほにゃくしかない!!」ということに気づかされます。そして、また少しずつブログも書こう♪という気持ちになりましたでございます。ブログがないと困るということに気づいたんです。美味しいお菓子をいただいたりしてもジマンする場がないでしょ。見せびらかさなかったら意味ないじゃん?

 

 …今頃何言ってんだ?って感じですが、もしお時間がぽっと空いたらいらしてくださいねー♪ ジマンも少しずつ再開しますー。

 

 

先々月の話だけど、初ガレット・デ・ロワ! by ヨロイヅカさんです。ありがとうごじゃいます♪ すっごく美味しかった!!!なぜこの風習がドイツにはないのか???

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Frohe Weihnachten!

 先ほどは滅入る話を書いてしまってずびばぜんっ 今日はクリスマスだった!

じゃーん!

 

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 ドイツセンターさんの「ランタンレープクーヘン」であーる。中に美味しそうなレープクーヘンが詰まっており…

 

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 取り出すとランタンとしても使えちゃうスグレモノ。ほらね、☆の光がきれいでしょ。

 

 オンラインショップのサイトをここに貼ろうと思ったら、もうクリスマスのお菓子は販売終了しているみたい… 当たり前か^^; もっと早く貼ればよかった!

 

 いろいろ不安の絶えない時代だけど、来年は好転してくれるといいな。皆様が安心して暮らせる日々が戻ってきますように…

 

 

 

 

 

 

 

滅入る話が多い…

 一昨日の胃カメラ千鳥足事件、家に帰って武勇伝のように自慢したら、家人から釘を刺された。「もう眠る薬で内視鏡検査は受けないほうがいい」

 

 なんでも、千鳥足で帰宅中に駅のホームから転落した事故があったのだそうだ。家人が直接聞いたらしい。「え?でもどの駅にもホームドアがついてたよ」と言ったところ、「落ちるのはホームだけじゃないだろ(怒)」と言われた。ホームから転落しなくても、階段から転落するかもしれないと。うむ、人工股関節の身としては、確かにそれは恐るべき事態。だから私は固く心に誓った。家人の前で武勇伝を話すのはやめよう(←違う)。

 

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 ところで、この週は所属する組織の総会や部会が連チャンであった。とても華やかで✨✨どこか別世界と思えるような話があったかと思うと✨✨、現実世界の問題点を議論してひどく落ち込むこともあった。いずれにしても現状を再確認してどよよ~~~ん、である。アメリカ系の配信の力はもうハンパない。自分は間違いなく押し流されて消えてしまうだろう。

 

 もう自分は若くない、昔のような機動力も瞬発力もない、世間から見たら「ただの使えないオバハンほにゃく犬」に過ぎないということを痛感した。誇れるほどの実力もない。しかも年を食っているから使いづらいと思われてしまう。65歳まで今のようなペースで翻訳し、死ぬまでほにゃく犬であり続けることを目標としていたけれど、その目標を不本意ながら前倒しせざるをえなくなるかも、と覚悟している。

 

 偉大な先輩方が築いてこられた字幕翻訳の文化も黒船の前に崩れ去ってしまうのか…なんてことも考えてちょっと悲しくなった。私の考えすぎだといいのだけど。

 

 

 

 

 

初の胃カメラ

 実は~ 昨日は年に1度の健康診断だった。この夏、親戚の1人に病気が見つかったこともあり、私も検査をしなくては~と思っていたので、重い腰をすっくと上げて(←股関節を治しておいてヨカッタ)胃の内視鏡検査も申し込んだ。大腸の内視鏡は数年前に受けたのだけど(確かブログにも書いた記憶が)胃は初めて。苦しいと聞くので躊躇していたのだけど、「眠るお薬使用」というオプションがあったので、こっちを選んだ。これはこれで呼吸抑制による事故の可能性もゼロではないと言うのだけど、苦しいのはイヤ。

 

 で、その検査が昨日だった。喉の麻酔をスプレーでしゅ~っとやってもらい(ホントに喉の感覚がなくなるのでビックリ)、点滴で「眠るお薬」が入ると、ものの数秒で…

 

          んが~~~

 

 この感覚、股関節の手術を思い出す。。「絶対に麻酔が効く境目まで起きていてやる!」って頑張ったのだけど(←バカ)あっという間に「んが~」である。

 

 そして検査もあっという間に終わったのだけど、そのあとがヤバかった。もう暴力的な眠さで吐き気もする。回復室で30分くらい休むのだけど、深~く眠ってしまい、看護師さんに起こされて待合室へ。そしてそこでも深く眠ってしまい、事務の方に起こされて更衣室へ。恥ずかしいことに更衣室にある椅子に座って、また眠り込んでしまった…。再び事務の方に起こされ(もうみんな検診終了で、ほかに誰もいなかった…(恥))お金を払い、千鳥足で地下鉄の駅へ。そして、信じられないことに、電車を待っている間も吐きそうになって立っていられず、ベンチでまた爆睡。

 

 それだけでは終わらない。乗り換え駅で目覚めたのはいいけれど、またそこの駅のベンチで爆睡。たぶん30分は寝ていた思はれる。とにかくフラフラのヨレヨレで起きていられず… 駅員さんに起こされなかっただけ、よしとしよう。

 

 なんとか命からがら家に戻り、コートを脱いだだけで、またソファーに倒れ込んで爆睡。そのまま外が真っ暗になるまでこんこんと眠り続けた。ワンコが「死んでるんとちゃうか?はよメシくれ~」となって顔をペロペロ。それでなんとか目が覚めた。いや~これはもう、酔っ払いと同じ。財布をなくしていなかったのが救い。

 

 次に胃の内視鏡検査を受けるときは、家の近くで受けるか、でなければホテルを取るかしたほうがいいと真剣に思った次第。やれやれ。

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健保組合指定のクリニックにて。東京タワーのすぐ真ん前!

 

 

無事終了

 日曜日は「楽しくドイツを体験したい市」の講座だった。途中、ワンコが隣の部屋で吠えだして慌てたけれど(←毎回これに見舞われる… ノイズを消す方法を教わっていたのに、当日それをやることを失念… ああ、学ばないワタシ)、大きなトラブルもなく終了してホッ。申し込んでくださった方、ホントにありがとうございました~。せっかくの休日ですのに、お目汚し、お耳汚しいたしまして大変失礼いたしました。アーカイブからの視聴ができるようになるまで少し時間がかかるとの話。「週明けには大丈夫」とお聞きしているので、たぶん今日中に準備が整うハズ。よろしくお願いいたします~。本当に感謝しております。

 

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 湯島にある「旧岩崎邸」。そ~、あの三菱の岩崎家である。ちょこっと見学してしまったけれど、すばらしいの一言!明治の羊羹…もとい、洋館って本当にステキ。赤い絨毯が敷かれた階段なんて、いかにも「お金持ちの邸宅」って感じ。部屋によって内装が異なるのもすばらしい。

 

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壁紙がとても美しいのだけど、西洋の「金唐革」を和紙で模造加工したものだそう。。エンボス加工した和紙に漆や金属箔で加工したらしい。これがとにかく美しくてため息…。

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ちょっと右端が切れてしまったけれど、普通の和紙から錫の箔をかぶせ、エンボス加工を加え、彩色していくらしい。

 

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和紙にエンボス加工をするための版木ロール。

 


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天気が悪かったのが残念!庭園もすばらしいそうなのだけど、現在は工事中。