字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

新しい本

ブランデンブルク隊員の手記 出征・戦争・捕虜生活』

(並木書房)

 ヒンリヒ=ボーイ・クリスティアンゼン 著

 大木 毅 監訳

 並木 均 訳

 

(表紙カバーから引用いたします)

 『ドイツ特殊部隊「ブランデンブルク」― これまで具体的な活動がほとんど知られることのなかった「ブランデンブルク」の元隊員による回想録。同部隊の特性や独ソ戦での対パルチザン活動、不快極まる湿地帯での作戦行動、イタリア山岳地帯での活動等々… 戦時中の日記などを基に活写されている。さらに敗戦後はブランデンブルク隊員であったことから「戦犯」として10年の長きにわたってソ連に抑留。労働収容所や刑務所での過酷な体験、父親との再会と別れ、脱走の試みなど、当事者の得難い証言をまとめた貴重な史料!』(引用終わりです)

 

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 このたび新しい翻訳書が出た!大木さんは、ベストセラーとなった「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」(岩波新書)の著者。そして並木さんはUボートの研究家であり、第2次大戦に関する数々の書籍を訳しておられる翻訳家。Uボートだけでなく国防軍全般にお詳しく、親衛隊のことも本当によくご存じ。これはジマンなのだけど、ワタシがブログを始めた頃(2006年、当時はココログで書いていた)に知り合った方。それ以来、本当に本当にお世話になった。歩く事典とは並木さんのためにある言葉である。いやもう、ホントに。とある作品で字幕監修をしてくださったのだけど、お手元にお持ちの史料にビックリした。「ネットで調べる」とか「本で調べる」というレベルではなく、とても貴重な史料に直接当たってくださるのであ~る。さらに、当時を直接的・間接的に知る関係者との交流もおありで、ワタシが拙い質問をすると徹底的にリサーチしてくださった。真摯に翻訳に向き合う並木さんの姿勢を見習いたいとずーっと思っている。

 

 なお、本書は昨日(2022年4月5日)に出たばかりの出来たてホヤホヤ。巻末には付録もついていて、登場する地名の解説や『特殊部隊「ブランデンブルク」』の更なる詳細なども載っている。貴重な証言、貴重な一次史料、貴重な考察、ハイレベルの翻訳。この時代、このジャンルにご興味のある方はもとより、この時代に関係する作品を翻訳する方には絶対にお薦めしちゃう。一字一句、ラインマーカーを引いて訳を勉強したいくらい(本が汚れるから引かないけれど)。文字が大きめで、熟年さんの目にも優しい仕様♪

 

 

 

試写会 無事終了

 昨日は「北のともしび」の試写会だった。マンボウが解除されたので、入場者数を少しだけ増やしたとの話。それでも椅子と椅子の間は間隔を開け、普段の半分程度だったのでゆとりがあった。だけどコロナになってから映画関係は本当に本当に苦労の連続だったので(映画業界に限ったことではもちろんないけれど)こんなにお客さまに入っていただいて上映会が開かれるなんて感無量。いや、私は主催者ではなく、あくまでもオマケなのだけどとても感激した。来てくださった方、本当にありがとうございます(ToT)

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 昨日は畏れ多くも監督や音楽を担当された作曲家の方とトークがあったので、事前にランチしながら打ち合わせをした。お店はドイツ文化センター内にある「Die Mahlzeit」というお店。Spargel の季節だということで、食べたのはもちろんアスパラガス!

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 アスパラガスの定番、オランデーズソース。それにこれまたマストな生ハム、ザウアークラウト、茹でジャガイモがつく。さらにサラダとパンと食後の飲み物もついていた。うみゃ~~

 

 ほにゃく作業中、もう何度も見た作品なのだけど、ウクライナ危機が起ってから改めて見ると心にずしっときた。人間はどうして学ばないんだろう。権力を振りかざし、己の欲のために大勢の人を殺害する独裁者がどうしてなくならないんだろう。

 

 トークでは、監督や作曲家の方の貴重なお話が聞けて面白かった。監督さんが、撮影しているうちにいつしか「自分が撮っている」のではなく「神様が撮っていて、自分はそれを見ている」という感覚になるといったことをおっしゃっていたのが印象に残った。また、昼食中に作曲家の方からお聞きしたのだけど、自分が作った曲をどこか冷静に見ている自分がいる、といった感じになるとのこと(言葉はちょっと違うかも。一字一句、メモに取ればよかった)。創造ってすごいなあ、すばらしいなあと思った。

 私は例によって、しょ~もないことしか話さず、あとで「あれを言えばよかった」「あんなこと言わなきゃよかった」と後悔。マイクを握ると口だけ別人格になっちゃう(恥)。トークの質を落としてしまったのではと悔やんでいる。トホホ。

 

 

 

 

 

ここ数日のこと

 あっという間に4月!早い、早すぎる…!もう2022年も4分の1が終わってしまったことになる。まだ何もしていないのに!

 

 …と言ったけど、今年はお花見をした。こんなにじっくり桜を堪能するのは何年ぶりだろう。桜は満開、お天気もいい。そうだ!千鳥ヶ淵へ行こう!

 

 腕が悪い上に春霞でかすんでいたので、写真はイマイチ。でも春爛漫って雰囲気なのでお許しを~

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桜の花びらって、なんてかわいい形をしてるんだろう。。大阪万博(のマーク)を思い出す(←昭和のほうよ〜)。

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どちらも(↑ ↓)ソメイヨシノのはずだけど、なんとなく違うっぽい。上は花弁が丸みをおびてる。下のは細身。そして上は中心まで白いけれど、下のは中心が赤い。

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クグロフの形をした WECK が売っていたのでソク買い。小さなサイズのクグロフは前に買ったけれど、このサイズは初めて。これでクグロフが焼けるわけではないでしょうが、形がかわいいので好き♪ お味噌汁が少し余った時とか、これに入れて保存するとかわいい形の味噌汁になる(ならない)♪

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 今朝、ドイツのニュース(heute) をスマホで流しながらキッチンで洗い物をしていたら、特派員による面白い表現が流れて思わず手を止めた~ (ダイヤル~回して~手を止めた~♪)

 

プーチン天然ガス取引でルーブルによる決済を求めているという報道で)

... Vielleicht ist es auch nicht viel mehr als politisches Muskelspiel nach demo Motto,  die Westen tanzen nach meiner Pfeife.

「西側諸国が自分の言いなりであることを誇示したいだけなのかもしれない」

 

直訳すると「西洋諸国が自分の笛に従って踊るということを、筋肉をモリモリさせて誇示したいだけなのかも~」

 

なんか視覚的に楽しい表現であーる。プーチンが「ピッピッピッ」と笛を吹き、ショルツさんやマクロンさんたちがそれに合わせて踊る。そんな情景をプーチンはジマンの筋肉をモリモリさせてロシア国民に見せつけたい… かなりシュールな情景であ~る。いや、事態はあまりにも深刻なので笑ってはいられない。いずれにしても、特派員さんの皮肉が効いていて感心した。皮肉で溜飲を下げるしかない今の状況も悲しいのだけど。

 

…明日はゲーテでの試写会。監督さんのお話しでは、かなりの方がお申し込みくださったとのこと。マンボウは解除されたけれど、まだまだ余談…じゃなかった、予断を許さない状況なので入場者数は制限つき。おそらくその制限いっぱいまでは来てくださりそう。ありがとうございます!!

 

(余談で生きているワタシ、余談が許されなくなったら困る~~)

 

 

 

アカデミー賞授賞式

 朝7時半からずっとWOWOWをつけっぱなし。高校時代のお友達が授賞式の通訳をしている。長年、この式の通訳を続けているんだそう。何年か前にそれを聞いて「おお!」と思い、ソクWOWOWに入ったのであ~~る(「入る」でいいのかな?加入?受信契約を結ぶ?)。

 

 今をさかのぼること20年以上前(つまりマイナス●歳だったころ)、通訳に憧れたワタシは通訳コースにも通った。講座の中で同時通訳のまねごとも経験した。し~か~し、おしゃべりなら通訳になれるワケではないことを痛感。当たり前っちゃー当たり前だけど、ドイツ語能力のなさを突きつけられただけで終わった。トホホである。結局、通訳は憧れで終わってしまったのだけど、今でもプロの通訳さんの通訳を聞くのは大好き。ドイツ語だけでなく、英語でもフランス語でもウクライナ語でも。

 

 ちょっと話はそれるけれど、先日のゼレンスキー大統領の演説で、ウクライナ人の通訳さんがすばらしい通訳をしておられた。それでなくても祖国が大変なときで動揺もしておられただろう。お身内だってまだ現地にいらっしゃるのかもしれない。そんな中、責任重大なお役目を果たすのだからプレッシャーも相当だったはず。Twitter で同時通訳にケチをつけている人がいて、見ていて腹が立った。同時通訳がどれだけ神業で、どれだけ大変か。

 

 …そんなワケで、友人の鮮やかな通訳を聞きながら自分のほにゃくにいそしむ月曜日であ~~る。

 

 

春だー

 もう3月も終わりに近づいた。え?今日は3月最後の土曜日?早すぎる…  ちょうど仕事も一区切りついたので、木曜+金曜は久しぶりにほにゃく以外のことをやった。

 

①冬物の整理 (←これは「えいやっ」と気合いを入れないとなかなかできない…)

②越冬蛹の世話

  えっへっへ。来ましたよ、今年もイモ活シーズンが。昨年の秋は大豊作で、越冬蛹が約60個!段ボールをかぶせて真っ暗にし、そのまま玄関先に置いておいた。なぜ真っ暗にするかというと、家のすぐ前に常夜灯があって24時間明るいからであーる。蛹が春かと思って勘違いするとアカンので真っ暗にした。そして暖かい家の中に置いておくと、これまた勘違いされる危険性があるので外に置いたのであーる。昨年同様、3月半ばに段ボールを開けて光を入れると、蛹が「ん?」となって目覚める仕組みであ~~る。60個の蛹が並ぶ姿は壮観だけど、虫が苦手な方もいらっしゃると思うのでボカして小さくしちゃった。ホントは見せびらかしたかったのだけど。(数個は残念ながら冬の間にしぼんでしまった…。冬を越すって大変なのね。)

 

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蛹が熟してきたら一回り大きな入れ物に入れて、羽化しやすいように環境を整える予定。

 

③思い立って動物園へ

 急な思いつきで、お友達と午後に多摩動物公園へ。あそこに行くのは20年ぶりくらい。まんぼ~が解除され、都内の動物園はどこも3月22日から再開園とのこと。桜もほころび欠けているかも?と思って、ちょこっと行ってみた。多摩動物公園にいらしたことがある方はご存じだと思うけど、園内はやたら広い。か~な~り~歩く。でも問題なく歩けた!股関節の手術をやって本当によかったと思った。

 

ガラスにこちらの景色が映ってしまっているけれど、なんとか撮れたレッサーパンダ

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ワラビーのママと子供。もうママの袋には入れない大きさなのに、一生懸命入ろうとしていてかわいかった♪
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 いちばん興奮したのは昆虫館!中でもいろいろな蝶を放しているドームにはヒデキ大感激!たくさん写真に収めたのだけど、ぎょっとされる方もいらっしゃると思うので、無難で美しい蝶だけ載せちゃう。

 

ナガサキアゲハ(たぶん)の男の子

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オオゴマダラ(これは大きくてひらひら舞うように飛ぶのでとても優雅。南国の蝶なので本州では見られないとのこと)

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 …ということで、木・金と普段やらないことを満喫したほにゃく犬であ~る。こんな脱力した日記なんてお見せしてしまってずびばぜんっ 気分も一新、また頑張るぞ。

 

 

www.mishimaga.com

 

 

読んでいて目頭が熱くなった… なんと真摯で、なんと心のこもった文章なのだろう。

 

 

藤原先生がお書きになった「ナチスのキッチン」も前に読んだし、先生が某映画の解説をZOOMでなさった時も拝聴した。私がいま学生だったら、こういう先生に教わりたいと思う。

 

プーチンはクレイジーだ」という言葉で片づけてはいけない、ということにハッとさせられる。かつて「ヒトラーはモンスターだ」という視点で映画が作られた時代があった。だけど最近は違う。それでは多くの問題点がすべてうやむやになっちゃう。

 

歴史は繰り返す。私たちは歴史から本当に学ぶことができるんだろうか…などと考えてしまった(ToT)

 

 

Täterperspektive と Opferperspektive

 今も1週間に1回、スカイプレッスンを受けている。この頻度だと上達は望めないけれど、忘れていくのをなんとか食い止められるかな、と…。しかーし。ハタチを越えた今、どんどん言葉を忘れていく(涙)。同じ言葉を何度も辞書で引いたりとか。やれやれ…

 

 今の先生とのつきあいは、もう3年くらいになるかも?ワタシの子供くらい年が離れているのだけど(すなわち彼女はマイナス10歳くらい)、頭脳明晰で精神年齢もワタシよりずっと大人。でも考え方がとても合う(・・とワタシは勝手に思っている)ので、ずっとずっとレッスンを続けてくれたらいいなあと思っている。

 

 そんな彼女と先日話題になった言葉。知ってはいたけれど、話題に出ないと素通りしちゃう。しっかり心に刻もうと思った。

 

 Täterperspektive (加害者としての視点)と  Opferperspektive (被害者としての視点)。

 

 

 現在のウクライナ情勢の話から、過去の第2次大戦の話へと飛躍していったのだけど、前者を特に忘れまいと思った次第。

 

 

念願のポットを買ったの巻

 ドイツのキッチンでよく見かけた鍋がある。ホーロー製で、こういうフォルム。いわゆる Milchtopf (牛乳ポット、牛乳鍋)というヤツ。

               ↓ ↓ ↓

 

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 ホームステイしたお母さんも年季の入った牛乳ポットで牛乳を沸かしており、こういうのに前から憧れていた。とにかく、こういうずぼっとした円筒で1リットルくらいの小さめのが前から欲しかったのであ~る。これでお湯を沸かしてひとり優雅にお茶したら楽しそうじゃん?と思って。。。

 

 

 …そんな憧れがあり、今をさかのぼること11年前、フィスラーの鍋を買った。

 

 

deutschali.exblog.jp

 

 

 ブログでも当時書いていたように、思い描いていたのと違ってちょっと焦った。もちろんこの鍋は今も健在。象が踏んでも壊れないアーム筆入れ仕様だから、11年間毎日使っているけれどびくともしない。今日も、このフィスラーで「かけそば」のつゆを作った。2リットルだから3人分は優に作れちゃう。麦茶もこれで作っているし、菜っ葉を茹でる時もこの鍋を使う。しか~~し。かわいいポットとは言いがたい。

 

 

 昨年末、ぼーっとネットを眺めていたら、双子のマークでおなじみの Zwilling がセールをやっていた。お!夢のポットに近いのがある!ソク、ポチッた。

 

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 可憐とは言いがたいけれど、夢のポットに近いフォルム。取っ手が少し外側に広がっているため、ガスの火で湧かしても熱くならない。うん、これはよさそう。(中国製だけど、双子マークはついてる)

 

 

 …というワケで、私は毎日これでお湯を沸かして紅茶を飲んでいる♪

 

 

きんきん眼鏡

 久しぶりに眼鏡を買い換えた。パソコンを見るのにはちょうどいいのだけど、手元に置いたスクリプト(台本)の文字がどうも読みづらい。そろそろ替え時かなぁと思ったのであ~る。それまでは Z●ff で作っていたのだけど、目のために少しいいレンズにしようと思い立ち、町の眼鏡屋さんへ。

 

 いろいろ相談したところ、「きんきん」眼鏡を勧められた。きんきんと言っても、金ぴか眼鏡ではナイ。愛川欽也さんでもナイ(古)。近々両用眼鏡なるブツである。遠近とか中近は知っていたけれど、近々があったとは!!レンズの上半分は、少し離れたところに置いたパソコン用、レンズの下半分は手元の小さな文字用。

 

 最近は、字幕制作ソフトにスクリプトもインポートして作業をする人が多いと聞く。そうするとパソコン1つで全部できてしまう。だけど私は昭和生まれのバブル世代なので、紙のスクリプトじゃないと内容が頭に入らない…(あ、バブル世代というのは関係ないか^^;)だから手元のスクリプトの文字が読みやすいのはとても助かっちゃう。

 

 …というワケで、今日はできあがった眼鏡を取りに行った。まだ慣れないうちは頭が痛くなるけれど、そのうち慣れるだろう。

 

 

 なんと!新宿では桜が咲いていた…!これってソメイヨシノ

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余談だけど、バブル世代なので(しつこい)電子書籍もなかなか頭に入らない…。検索できて便利なのでキンドルも買うけれど、やっぱり紙の本がいいなぁ…

 

 

 

ボルシチ失敗…(ToT)

 昨日、某カ●ディでビーツの水煮缶をゲット。さっそくボルシチ作りにとりかかったのだけど…

 

 

 

 途中で味見したら…

 

 

    ま  ず  い…

 

 

ううう…(ToT) 何が悪かったんだろう?生協のすね肉をコンソメで2時間くらい煮たものを煮汁と共に入れたのだけど、それが悪かった?アメリカ産のビーツ水煮はボルシチと合わなかったのか??

 

 

家族に味見してもらったら、「大丈夫だよー」と言ってくれたので、とりあえず夕食に出したのだけど、私は最後まで食べられなかった。。捨てるわけにもいかないので、デミグラスソースみたいな味の濃いものを投入するなどして誤魔化さなくては。トホホ。

 

 

 

しょぼ~ん。。。

 

 

 

 

 

 

『北のともしび』 試写会!

 首都圏限定の話になってしまって申し訳ないのですが、4月2日(土)14時~、青山一丁目ゲーテ・インスティトゥート東京にて映画の試写会があります。無料です。某顔本でご案内したのですが、ここでも貼らせてください!!

 

 下の案内にも書きましたが、試写会にいらしてくださる方はチラシの最後に載っている連絡先にご連絡くださっても構いませんし、私にメールでご連絡いただいても構いません。監督さんにお伝えいたします。

 

minako-deutsch★w4.dion.ne.jp (★をアットマークにしてください)

 

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以下、監督さんに代わってご案内申し上げます。

 

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4月2日(土)14時~ 青山一丁目にあるゲーテ・インスティトゥート東京にてドキュメンタリー映画の試写会が行われます。無料です!ご興味がおありの方、是非ご鑑賞ください。
 
(現在、ゲーテ・インスティトゥートのホールは入場者数をものすご~く絞っていますので、安心してご鑑賞いただけると思います)
 
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北のともしび
ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち
監督:東 志津(あずま・しず)
2022年、111分
日本語・ドイツ語・英語(日本語字幕つき)
監修:石田 勇治(東京大学大学院教授)
ナレーション:吉岡 秀隆
音楽:阿部 海太郎
日本語字幕:字幕ほにゃく犬
上映後、お恥ずかしながらちょびっとトークをしてしまいます。お目汚しお耳汚しすみません。
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第二次大戦中、ハンブルク郊外にあるノイエンガンメ強制収容所ユダヤ人の子どもたち20人を対象に人体実験が行われました。しかし1945年4月、ドイツの敗戦が近いことを悟った医師らが20人の子どもたち、および世話係の囚人4名を殺害しました。証拠隠滅のためです。この歴史は長い間埋もれていたのですが、あるジャーナリストが1970年代にその事実を知り、調査に乗り出しました。犠牲者の身元を突き止め、世界中に散らばった遺族を捜し、追悼式を執り行い… 
ノイエンガンメ強制収容所はノイエンガンメ記念館となり、ジャーナリストの遺志をついで活動を続けています。負の歴史とどう向き合うのか、歴史の風化をどう防ぎ、若い人たちにどう伝えていくのか、遺族の心のケアをどうするのか。そういった問題に取り組む関係者の活動を、東志津監督が温かなまなざしで見つめながら1本の作品にまとめています。悲しい歴史を扱ったドキュメンタリーではありますが、とても希望の持てる作品なのです。
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2年半ほど前、東志津監督から突然メールで字幕の依頼をいただきました。とりあえずカフェでお会いしましょう、ということでお会いしたところ、監督の真摯なお気持ちと誠実なお人柄に振れ、その場で即答!微力ながらお手伝いすることになりました。
さらに心を揺さぶられたのは、ノイエンガンメ記念館の方々や、地元の高校生に歴史を教える先生の澄んだ瞳。いろいろ考えさせられます。
史実の監修は東京大学の石田勇治先生がお引き受けくださいました。
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なお、この作品はドイツ語字幕バージョンもあり、ノイエンガンメ記念館で上映される予定です。また、その後ハンブルクでの一般公開も計画中だそうです。ドイツ語字幕をご担当くださったのは Maiko Angela Gundermannさん。すばらしい字幕に仕上がりました。
 
 
 

 

Borschtsch - ボルシチ

 Twitter で #ボルシチを作ってみない  #ボルシチを見せて というハッシュタグを見つけた。おお、これはいい!ウクライナボルシチを作りながら平和を祈ろう…!!!と思い、早速カ●ディにビーツを買いに行ったところ…

 

 

 

          売り切れ。トホホ。

 

 

 …みんな同じことを考えているのだろうか。結局、ボルシチは後日、ビーツが手に入ってから作ることにした。

 

 ところでボルシチってドイツ語でなんて言うんだっけ?と思って検索したら、Borschtsch と出てきた。うーむ。子音ばかりだー!

 

ウィキに面白い記述が載っているゾ。

Der sogenannte Borschtsch-Gürtel zieht sich von Polen über Galizien, Rumänien, die Ukraine, Belarus bis hin zu Wolga und Don in Russland.

 

ボルシチ・ベルト」なるものがあるらしい。ポーランドからガリツィア、ルーマニアウクライナベラルーシへと伸び、ロシアのヴォルガ川やドン川あたりまで達する地域をそう呼ぶらしい。ボルシチが好まれているということだろうか。

 

SB食品がボルシチの素みたいなのを販売していることを発見。これならビーツが手に入らなくても大丈夫かな。明日、スーパーに行ってみるぞ!

 

 

資料3冊

 現在、せっせとホロコースト関連の作品をほにゃく中。ドイツ映画のほにゃく犬なので、残忍な描写や非人間的なセリフを訳すのには慣れていると思っていた。

 

 

 

 

               が!!

 

 

 

 ウクライナから次々と届くニュースを耳にしながら、ホロコースト関連作品を翻訳するのがこんなに辛いとは。国も違うし時代も違う。だけど危険な野望に取り憑かれた独裁者、および甘い汁を吸う取り巻きたちの言い分はいつでも同じ。ウクライナで行われた惨殺事件(バビ・ヤール峡谷でナチ親衛隊らが3万数千人のユダヤ人を銃殺した事件)の記述では心臓がバクバクした。

 

 

コチラ(↓)はとても役に立つ本。ユダヤ人の処遇を巡って1942年1月20日に行われたヴァンゼー会議の議事録も載っていて助かっちゃう。今年の1月20日は、実はヴァンゼー会議80周年だった!

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こちらは私のバイブル。ナチおよびジェノサイド研究の第一人者でいらっっしゃる石田先生のご著書。検索できるよう、キンドル版も持っている。

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こちらもバイブル。ホロコースト研究の第一人者でおられる芝先生のご著書。これまた、検索できるようにキンドル版も持っている。

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                   しかし辛い… 

 

すっかりご無沙汰…!!!!!

 すっかりご無沙汰してしまいました。ブログではアクセス数の変化が見られるのだけど、2か月以上放置していた間も、この駄ブログに来てくださる方がいました。ううう… ありがとうごじゃいます(ToT) 

 

 昨年末、ぷつりと何かが切れてしまって、ネットに向かうのが億劫になってしまいました。もちろん、その間も情報をチェックしたり、ほかの方々のブログやSNSにコメントしたりはしていたのですが、ドイツ通でもないのに偉そうにブログを書く自分に嫌悪感を覚えてしまいまして…  それ以外にも仕事で自信を失ったりと、イロイロございました。ううう、このヘタレっぷり。ずびばぜんっ

 

 3月になり、気を取り直して書き始めようと思ったらプ●●ンご乱心。世界情勢があまりにもひどすぎて言葉を失いました。いやもう、神経をすり減らすことがたくさん。。

 

 そんな中、自分に何ができるのだろうか?と考えると、「自分にはやっぱりほにゃくしかない!!」ということに気づかされます。そして、また少しずつブログも書こう♪という気持ちになりましたでございます。ブログがないと困るということに気づいたんです。美味しいお菓子をいただいたりしてもジマンする場がないでしょ。見せびらかさなかったら意味ないじゃん?

 

 …今頃何言ってんだ?って感じですが、もしお時間がぽっと空いたらいらしてくださいねー♪ ジマンも少しずつ再開しますー。

 

 

先々月の話だけど、初ガレット・デ・ロワ! by ヨロイヅカさんです。ありがとうごじゃいます♪ すっごく美味しかった!!!なぜこの風習がドイツにはないのか???

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Frohe Weihnachten!

 先ほどは滅入る話を書いてしまってずびばぜんっ 今日はクリスマスだった!

じゃーん!

 

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 ドイツセンターさんの「ランタンレープクーヘン」であーる。中に美味しそうなレープクーヘンが詰まっており…

 

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 取り出すとランタンとしても使えちゃうスグレモノ。ほらね、☆の光がきれいでしょ。

 

 オンラインショップのサイトをここに貼ろうと思ったら、もうクリスマスのお菓子は販売終了しているみたい… 当たり前か^^; もっと早く貼ればよかった!

 

 いろいろ不安の絶えない時代だけど、来年は好転してくれるといいな。皆様が安心して暮らせる日々が戻ってきますように…