字幕ほにゃく犬のダラダラほにゃく日記

字幕ほにゃく犬の日常をぐだぐだと書いています

確定申告終了

 少し前の話になるけれど、2020年度の確定申告を終えた。早っ!!!! 少し前まで、締め切りギリギリに提出していたのがウソのよう。こんなに早く出しちゃうなんて、明日は大雪に違いない。

 

 …なーんて偉そうに言ったけれど、実は地元の青色申告会でほとんどやってもらってしまったのであ~~る。指定された日までに会計ソフトに入力しておけば、当日はチェックしてくれて、それで最後まで仕上げて提出までしてくれる仕組み(作成も提出も有料だけど、ランチ程度のお値段♪)。しかーし。青色申告は今年で3回目だというのに、全く慣れない。今回は私が入力した項目が間違っていたらしく、担当の女性に「やあねえ、めちゃくちゃじゃない。項目がぐちゃぐちゃよ(←創作じゃなく、ホント)」とイヤミを言われてしまった。担当の方がイライラしているのが分かったので、「出直してきます…。家で入力し直します(涙)」と、消え入りそうな声で言って退散=3=3=3。改めてアポイントメントを取り直し、出直した。

 

 今度は担当者が男性。たぶん2月は猛烈な忙しさだから疲れているのだろう。またイヤミを言われた… 「何これ?間違ってんじゃん(注:タメグチ)」「ったくもー、前回の担当者、ちゃんと指導しろよー(注:言われたまんまを書いております)」

 

 一昨年や去年の担当の方は優しかったんだけどなー。手取り足取り教えてくれて、間違ったところも優しく指摘してくれたんだけど。うーむ、今年は運が悪かったのか。

 

 あげくのはてに「ねえ、会計ソフト買い直しなよ。経費で落とせるんだからさー、古いのじゃ、みっともないでしょ?(注:言われたまんま)」と言われた(恥)。ケチって2018年度のやつを使っていたのだけど、それだと年号が「平成」と出てしまうらしい。みっともないと言われてしまった…。確かにケチったワタシが悪いのであ~~る。それにしても、帳簿がまったくつけられない自分が情けない…。来年から税理士さんにお願いしようかなあ、ほにゃく犬の微々たる収入では税理士さんにお願いするのは恥ずかしいかなぁと悩む今日この頃。

 

 

 

 

おばさ~んのジャム

 実はワタシもジャムを作っている。毎年秋に生協の紅玉を箱買いし、せっせと煮て瓶詰めにするのであーる。おばさ~んのジャム。煮沸した容器に瓶詰めし、さらに熱湯で20分くらい煮て滅菌するのだけど、砂糖を極力控えているために腐敗が心配。だから冷蔵庫で保管している。リンゴのジャム作りは今年で3年目か4年目だけど、半年くらいまでは全く問題ないのでたぶん大丈夫。というか、半年後には食べ尽くしているので、どれだけもつのか分からニャイ。

 

f:id:alichen:20210220104705j:image

 

ここで活躍するのはWECKの瓶。見るたびに買っちゃうので(安売りのお店で買うと安い!)、いろいろな形のものを持っている。そして余った料理などを冷蔵庫に入れておく時も愛用している。間にゴムのパッキンを挟み、金属のクリップでかちっと留める。以前、TVで料理番組を見ていたら、料理研究家の某先生がこのWECKを愛用していた。しかもその先生は、「いかに調理時間を削るか」にかけている方。あらゆるムダを省き、家事にかける時間をミニマムにする主義なのに、食材をしまう時はちょっぴり面倒なWECKを使っている。しかも楽ちんなプラスチックの蓋(専用だけど別売)ではなく、いちいちゴムパッキンをはめ、金属のクリップで留めていた。時間を節約するのが信条の先生もこの手間だけは省かない!ナルホド~と思い、すぐに影響されるワタシも真似をしてみた。

 

そうしたら!あまりにも優れもので、ヒデキ感激のあまりワタシはむせび泣いたのである。冷蔵庫ってどんなに手入れしていても、食材の臭いがするでしょ~。ネギとかさー、お肉とかさー、いろいろあるじゃん?さらにプラスチック自身の臭いもある。そういった臭いがまったく移らないのであーる。是非お試しを~。茹でたジャガイモなんて、秒で臭いを吸い込んじゃうのに、このWECKでゴムパッキンをすると、翌日もまったくイヤな臭いがしない。

 

 

ちなみに、よく見かけるプラスチックの白い蓋のほか、最近はシリコンの蓋も売り出したらしい。さっそく買ってみた。プラスチックの蓋よりは、臭い移りは少ないけれど、やはりゴムパッキン+金属クリップにはかなわないような印象。でも便利なので、短時間冷蔵庫に入れておくような時はこれを使っている。

 

f:id:alichen:20210220104712j:image

 

 

…と、おばさ~んのジャムを見せびらかすつもりが、いつの間にかWECKのジマン話になっていた。WECK の回し者ではないのだけど、ついつい。

 

 

おばじ~んのジャム

 先日、ドイツつながりのお友達からプレゼントをいただいた。そう、恒例の見せびらかしである。

 

f:id:alichen:20210218092819j:image

 

 ぬゎんと!ナスのジャム!! ナスのジャムですよ、ナス!言われてみると、ナスの味がほんのりするけれど、言われないと分からない。レモンの酸味も利いていてとても美味しい。甘みも控えめなので、パンにつけてバクバク食べてしまった。

 

 ナスと聞くと思い出す。「Aubergine」。私は若い頃、ずっと「アウベルギーネ」だと思っていた。だいぶ経ってから、「おばじーん」と発音すると知り、仰天したものであーる。これはフランス語由来らしい。どうりでオシャレだと思った。

 

 さらにナスと聞いて思い出すのはペッツォルト監督の「東ベルリンから来た女」。作品の中で、ある医師がナスやズッキーニ、トマトでラタトゥイユを作るシーンがある。時代は1980年頃。公開当時、「あの時代の東ドイツラタトゥイユなんてオシャレな料理があったはずがない!」という、いわゆる「ナス論争」がちょっとだけ繰り広げられたらしい。それに対し、ペッツォルト監督(監督の両親は東ドイツ出身)が「母はラタトゥイユが載っている70年代の料理本を持っていたっっ!!」と(半ばムキになって?)反論していたのを思い出す。確かにナスやズッキーニといったオシャレな野菜は当時の東ドイツでは出回っていなかったけれど、みんな家庭菜園で栽培していたとのこと。だから1980年の東ドイツラタトゥイユを作っても不思議ではない、という結論に落ち着いたみたい。

 

 …そんなことを思い出しながら、おいしいナスのジャムをバクバク食べたほにゃく犬であーる。

 

 Pさん、ありがとうございました♪ ぜーーんぶお腹に収まりました。

 

 

世界のラジオ

 昨日、韓国語の字幕翻訳者さんに教えていただいた。世界中のインターネットラジオが聴けるサイト。楽しくて、ひとしきり遊んでしまった。地図上の緑色の点が放送局で、そこに合わせると放送が聞こえてくる仕組み。砂漠の中、シベリアのど真ん中、太平洋の離れ小島、アフリカ、南米の先端… どこにでも放送局があるからビックリしちゃう。そして流れてくる異国の音楽…

 

 あちこち気の向くままぐるぐる徘徊して放送を聴くだけで、なんとなく旅をしているような気持ちになる(気持ちだけだけどね^^;)。さらに拡大すると町並みも見られて、とっても楽しい。お試しあれ~~

 

radio.garden

 

 

とりあえず、Prost!

 水耕栽培のその後。寒いせいか、あるいは元々水耕栽培には向かない種類なのか、育ちが遅い。土に植えた方がやっぱり成長が早いみたい。それでも少しずつ伸びてきたので個別にしてみた。

 

f:id:alichen:20210216092358j:plain

 

 

 えへへ。両端の大きなグラスは、知人のお父さん(ドイツ人)からいただいたもの。毎年、モーゼル川流域のどこかまでワインを買いに行っているそうで、その時に買った(もらった?)グラスなんだとか。もしかしたら試飲用のグラス? そして真ん中のグラスはシナップスみたいな強いお酒をぐいっとあおるための小さなグラス。高さは5センチ程度の小さなグラスであーる。ビールすら飲めない私にとって、こんな強いお酒はとても無理。まず使わないので水耕栽培用におろしちゃった。

 

 ちなみに、いつ始めたんだっけ…?と思って過去の日記を見てみたら、ぬわんと1月5日だったことに気づき、ガクゼン。1か月半でこれしか伸びてなかったとは…(涙)

alichen.hatenablog.com

 

 芽を出したのは、ちょうど1か月前…! 大器晩成タイプだったのか…?

alichen.hatenablog.com

 

 

        とりあえず、乾杯!

 

 

 

 

 

ベルリン映画祭のコンペ

 一昨日の地震には本当にビックリ。ちょうどドイツの友人と WhatsApp でやりとりしていた時だったので、図らずも実況中継することになってしまった。「あ!地震!やだ、まだ揺れてる、怖い…!」なんて急に書いたものだから、向こうもさぞかし驚いただろう。震源は今回もまた福島沖。福島県をはじめ、東北の方々は本当に、本当にお気の毒。これ以上大きな被害が広がりませんように。コロナ禍の中で余震におびえる生活が始まるなんて、なんと言葉をかけたらいいか… また、何かの形で被災地の方々を応援したいと考えているところ。

 

 そんな時に、のんきにベルリン映画祭の話を書くのは恐縮なのだけど、逆に明るめの話題のほうがいいのかも。映画祭事務局からはまだ何のお返事もない。今年は無理かなあ。3月上旬の上映会は本当の意味での「業者」に限るみたいなウワサは耳にした。まあ、いいや。

 

 先週、コンペのラインナップが発表された。こんなコロナ禍でも新作が作られたこと自体が驚き。関係者の映画にかける情熱を感じる。

 

https://www.berlinale.de/de/news-themen/news/detail_64272.html

 

  ドイツ作品、およびドイツが製作に関わっている作品が合計で5本も入っている!個人的に「おお!」と思ったのは下の2本。

 

『Nebenan』(英題:Next Door)

www.kino-zeit.de

 

あのダニエル・ブリュールの初監督作品。そして本人が主役を演じるとの話。脚本は「僕とカミンスキーの旅(Ich und Kaminski)」の原作者でもある、ダニエル・ケールマン。「僕とカミンスキーの旅」は個人的にとても面白い作品だと思っているのだけど、日本では劇場公開されたのみでソフト化されておらず、残念すぎる。

 

まだできたてのホヤホヤらしく、トレーラーは見つからなかった。簡単なあらすじを読むと限りなくダニエル君本人に近いキャラを演じるっぽい。ドイツ映画界の大スタアであるダニエルは私生活も充実しており、彼には美しい妻とかわいい子供がいる。いよいよハリウッドデビューということで、撮影地のロンドンへ向かう途中、不思議な男と出会い、その話に引き込まれていく… という筋らしい。そこでスタア・ダニエルの密かな恐怖や不安などが明らかになっていくっぽい。ダニエル・ブリュール初監督作品というだけでなく、ダニエル・ケールマン脚本ということで期待度MAX。ダブル・ダニエルによるダニエルの物語。

 

『Fabian oder Der Gang vor die Hunde』

www.moviepilot.de

 

こちらもできたてのホヤホヤのようで、同じくトレーラーは見当たらず。こちらはケストナー原作「ファービアン」(恥ずかしいことに、私はこの作品を知らなかった…)を映画化したものらしい。監督はドミニク・グラーフ、出演はトム・シリング、ザスキア・ローゼンダール。舞台は1920年代のベルリン、時代はナチスが台頭しつつある頃。この設定だけで、もう大好物の予感。見たくてたまらなくなってしまう。

 

ほかにもいろいろ魅力的な作品がたくさんありそう。映画関係者の方々がコロナの中でも頑張っているのが伝わってくる。特にヨーロッパの感染状況は日本の比ではないから、製作も本当に苦労したと思う。

 

 

***************

 

…そしてここでぽそっと恒例のつぶやきを… 自分へのおまじないみたいなものなので、どうぞスル~~してね♪ ゴーマンかましてすみませんっっ

 

2作品ともほにゃくしたいっ ご縁がありますようにっっっ

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルリン映画祭

 本来なら、そろそろベルリン映画祭が開幕する時期。

 

 …行きたい。

 

 …行きたすぎる。

 

 

 しかーし。今年はコロナのために2段階方式となった。3月上旬に業者向けの上映会(ハイブリッド方式)が開かれ、一般のお客さん向けの映画祭は6月に開かれることになった。6月は無理だろうなあ。一般向けのワクチンは「ヮ」の字すら始まっていないだろう。

 

 実はダメ元で、3月上旬の業者向けのほうの参加希望(オンライン)をベルリン映画祭事務局に申し込んでみた。申し込み期限は2月8日、私が申し込んだのは2月5日。審査に1週間以上かかるとの話なので、お返事画来るのは来週くらいかな。私は映画を買い付けるプロの業者ではないので、門前払いされてしまう可能性のほうが大きい。いいんだ、ダメ元で。やらないで諦めるよりはいいかなと思って。

 

 

f:id:alichen:20210211095706j:image

 

昨年購入したオフィシャルグッズのクマ。見るたびに映画祭が恋しくなる(涙)。

後ろにあるのは、大昔eBay で落札した1922~1924年に出版された百科事典。確か4冊で3000円くらいという激安だった。

 

 

 

シュトレン先取り!

 ツイッター社に「異議申し立て」を送ったのだけど、まだ返事はニャイ。どう言ってくるのか楽しみにしているんだけどなー。異議申し立てを送るサイトには「返信は時間がかかります。同じ内容の質問を重複して送るのは避けてください」云々と書いてあった。「あれ?届いてないのかな?」と、何度も送る人がいるのだろう。私も危うく再送するところだったけど思いとどまった(苦笑)。

 

 なんとなく、このところ「え?」ということが続く。もやっとする時は、ブログでジマンするに限る! もともとジマン体質のワタシ。ジマンするためにブログをやっていると言っても過言ではない。そういえばここしばらく、見せびらかしをしてなかったなー。よし!そろそろやろうかな。

 

 

 

 …ということで見せびらかしてしまおう。え?今頃やっても誰も羨ましくない?チッチッチ。"今頃"ではなく、2021年のクリスマスを10か月も先取りしていると思っていただきたい。なんて早いんだろう、ワタシったら。

 

f:id:alichen:20210210072823j:image

               ぎっしり♪

 

 

 …ということで、春シュトレンである。クリスマス直前にいただき、「わーい♪」と思ったのだけど、せっかくだからしばらくとっておこうと思い、缶に入った状態で飾っておいた(←ホントよん♪)。賞味期限は4月末。シュトレンってホントにもつのね。

 

 先週末、離れた所に住んでいる愚息が久しぶりに帰宅したので、満を持してシュトレンを切った。うまいっっ 12月25日前後はなんだかんだいって美味しいものを食べることが多いので、せっかくのシュトレンも感激が薄れがち。そう思ってとっておいたのだけど、2月に食べるシュトレンは新鮮だということを発見した。

 

あ、間違えた。「10か月も早く先取りして食べる初物シュトレンは、優越感もあいまって格別だ!!」と書こうと思ってたんだ。がはは。

 

 

 

 

え?

 このところ、ま~ったくドイツと関係のない内容ばかりを書いている。しかも前向きな内容じゃなくてずびばぜんっ せっかくお寄りいただいたのに、お菓子の1つもお出しせず。 実は金曜日の夜、「え?」ということが起きた。先日、某じいさんが女性蔑視の発言をしてくれちゃった(世界に配信された・・・ 恥ずかしい)。それに対する批判ツイートをしたら、ツイッター社から「ルールに違反しているので使用を制限します」という連絡が来て、一時的にアカウントが凍結されてしまった・・・ 

 

ご利用のアカウントは、Twitterルールに違反しているためロックされました。

 

具体的な内容は次のとおりです。

 

暴言や脅迫、差別的言動を禁止するルールに違反しています。

人種、民族、出身国、性的指向、性別、性同一性、宗教、年齢、障碍、重病を理由にして他人への暴力を助長したり、脅迫または嫌がらせを行ったりすることはできません。

 

・・・だそう。え?あのツイートのどこにそんな表現が???まったく理解できない。書いたのは、「あの発言は(失言でも何でもなく)、あのじいさんの本音だ」ということと、「老害と片づけるのは問題の矮小化につながりそう」「こういう輩には引退していただきたい」ということのみ。ジジイとは言わず、ちゃんとお上品に「じいさん」と書いたし、年齢への差別でも何でもないと思うのだけど。「引退していただきたい」が脅迫と取られたのだろうか?それとも、「輩」がいけなかった?字幕ではよく使うんだけど。「あのおじい様、お年を召しても頑張っていらっしゃる。これからも頑張って続けていただきたい」と書けばよかったのだろうか(・・・というイヤミの1つも言いたくなる。。トホホ)

 

 当該ツイートは削除せざるを得なかったのだけど(削除してから一定期間ののちに復活する仕組みみたい)、この措置に納得いかないので、「異議申し立て」というのを送った。数日後にツイッター社からの見解が届くらしい。それを待っているところ。

 

 

確定申告

 今年もまた、確定申告の季節がやってきた・・・。(あ、また三点リーダー使っちゃった)会計ソフトに入力だけは済ませたものの、そこから先は手つかず。メンド臭いなーと思っていたら、昨日になって発表があった。ぬゎんと、4月15日までOKですって。ヤッター!なら焦らず、ゆっくりやろう。結局、4月になってまた大騒ぎするのだろうけれど。

 

 ところで今年(昨年度分)からe-tax じゃないと控除額が減らされるみたい。ヒドイなー、税務署。こうやって e-tax を増やそうという魂胆。これをやったら、もう情報がダダ漏れだろうな。マイナンバーを書かされるようになった頃から、なんか気にくわなかったのだけど、とうとうやりやがったという気持ちであーる。言葉が汚くてずびばぜん。

 

 そのマイナンバーなのだけど、某お取り引き先からマイナンバー通知カードと免許証などのコピーの提出を求められ、毎度のことながら渋々送った。宅配便の着払い伝票が貼られた封筒が同封されていたのでそれで送ったのだけど、番号で追跡すると「発送済み」の状態から動きがない。「え?もしかして紛失?」と思い、某宅配便の問い合わせ窓口に連絡して捜してもらった。これが先々週の話。

 

       🕐  🕐  🕐  🕐  🕐  🕐  🕐

 

 ・・・結局見つからず。トホホ。マイナンバー通知カードと運転免許証のコピー。これをなくされてしまった。困ったなぁ。個人情報の塊なのに・・・ 宅配便の窓口の人はとても感じがよく、何度も謝ってくれたのでこれ以上強く言えない。だけど出てこないのは困る。とは言え、もうかれこれ3週間だから出てこないだろうなあ。内容物を明記した紛失証明書を発行してもらい、諦めることにした。悪用されないといいのだけど・・・。(あ、また三点リーダー使っちゃった 笑)

 

 

シシィ♬

 昨日、教えていただいたサイト。シシィこと皇妃エリザベートの展覧会がオンラインで公開されていると!わーい♬と思って早速隅々まで見た。

 

https://kecskemet-cifrapalota-202012-sisi.360tura.hu/

 

 

 残念ながら、展示がハンガリー語なので読むことができなかった。英語もあるといいなーと思っちゃったけど、タダで見せてくれているのだから贅沢は言うまい。綺麗なドレス、ステキな写真、おしゃれな調度品。しかーし。毎回思うのだけど、あのウェストはあり得ない。腸はどこへ???肋骨はどうしちゃったの?

 

 ちなみにドイツ語だとどちらかというと「エリーザベト」という発音になるのだけど、もう「エリザベート」で定着しちゃっているから、今更変えられないよね。何年か前、あの有名な肖像画新国立美術館で見てため息をついた。シシィ本人が美しいのはもちろんのこと、描いた画家もスゴイ。そして美的な感覚は現代と同じなんだなーと思った。

 

 

三点リーダー症候群とな

 ここ数日、Twitter などで話題になっている「三点リーダー症候群」。ニュース元はコチラ ⇒ 

www.news-postseven.com

 

 実は字幕の世界では昔からあり、主に言いよどむ時に使う。だけどワタシは最近、字幕ではできるだけ減らそうと思うようになった。なぜかというと、出た瞬間に「あ、このセリフは言いよどむんだな」ってお客さんに分かってしまうから。俳優さんが言いよどむのも演技のうち。それを言う前にその効果をバラしてしまうのはアレかな、と思って。(でも長年のクセですぐ使おうとしてしまうけれど)

 

 だけどブログなどでは実は多用してしまう。だけどこの記事が指摘するような「ズルさ」は考えていなかった。というか、この筆者はイジワルだと思う。そんなあざとい意図で使っている人は少ないんじゃないかなあ。

 

 「。。。」、も実は使っちゃう。「、、、」はあまりないけれど、仲のいい友人はいつもこれを使っている。でもズルいなんて思ったことはニャイ。むしろ、相手の気持ちが伝わるように思うんだけどなあ。仕事のメールで使うのは考え物だけど、仲がいい友人同士ならどう書こうと書き手の責任の範囲内だと思っちゃうのはワタシが甘いのだろーか。

 

 

Juchhu!!!

・・・と叫んでみたが、特に嬉しいことがあったわけではニャイ。むしろその逆。まだ初詣に行っていないせいなのか、このところプライベートで災難続きであーる。どうもうまくいかないなぁ・・・

 

相変わらず今も週に1回、スカイプレッスンを続けている。先生はむしろ私の子供に近い年齢なのだけど、なぜか気が合う(・・・と私は勝手に思っている)。偶然なのだけど、先生も映画がご専門なので、毎回映画の話で盛り上がる。ちなみに先生のご専門は「slow cinema」というジャンル。延々とカメラを回し続けて定点観測するような感じで撮影する手法らしい。時に1本が数時間という尺になることもあるとのこと。テーマは様々だけど、長時間一点を映し続けることで、物事をどうとらえるかの判断を観客に委ねるという効果があるみたい。編集によって監督の意向を反映させることが少なくなり、より実態に迫ることができるらしい。

 

前置きが長くなってしまったけれど、その先生がよく言うのが「Juchhu!!(ユフー!)」。「ヤッター!」とか「ばんざーい♬」みたいな感じ。影響されて私も時々言っちゃう。今日、メールでそれを書こうと思って気がついた。Juchuかと思っていたのだけど、正しくは Juchhu なのだとか。「ゆふふー」なのね。ch も h も正しく発音するのは難しい(ワタシにはできない)。

 

www.korrekturen.de

 

プチトラブルが続くのだけど、これが解決した暁には Juchhu!!! と叫ぶぞ。

 

 

 

 

辞書の話

 つい最近、とある通訳翻訳雑誌のアンケートに答える機会があった(オンラインで答える仕組み)。翻訳者が辞書をどう使っているか、という内容。翻訳者にも、そしてほにゃく犬にとっても辞書はとっても大事。私も実務翻訳をやっていた頃は、新しい辞書が出るととにかく買った。辞書は買うてナンボや!と思っていたから。オンラインの辞書が主流となった今、特に英語の翻訳者さんは辞書ツールを使って串刺し検索で調べているとの話。いかに効率よく辞書を引くかが大事なのだと思う。

 

 しかーし。我が身を振り返ってみると、あまり辞書を引かなくなったような気がする。いや、もちろん辞書なしでほにゃくはできないので、引きまくる。だけどドイツ語は英語と違って優れた辞書が何冊もあるわけではないし、ワタシの専門は映像系。ワタシが頭を悩ませるのは、いつも辞書に載っていない「使われ方」。単語はよく知っているのだけど、辞書に載っている語義だといまいちしっくりこない、という感じ。

 

 結局、DUDEN の独独辞典と小学館の独和大辞典で調べたあとはネットで検索して文例を調べ、いちばん文脈に近そうな意味を探す・・・ということが多いような気がする。ほかのドイツ語翻訳者さんたちはどうしていらっしゃるんだろう。また、英語以外の映像翻訳者さんたちはどんな風に辞書を使っていらっしゃるんだろう・・・。

 

 

 

 

ひといき

 またしばらく行進が止まってしまった…。おいっちに、おいっちに、と毎日行進しようと思っているのだけど、すぐ止まってしまう。反省。

 

 ここのところ、ちょっと忙しかったのだけど、ようやく一息つけた。そしてこの週末は燃え尽きてしまって家で ぼーーーっ……としていた。

 

 ところで仕事の関係でとある作品をざっと斜め読みしたのだけど、感激したのでここに載せちゃう。ドイツの演劇・映画・文学の分野で知らない人はいないという、大変有名な先生が訳された作品。私はお年を召してからの姿しか存じ上げないのだけど、お若い頃は大変おもてになったとの話。とてもステキな先生だったと、みなさん口をそろえておっしゃる。その岩淵先生が訳された本。しかも原作は泣く子も黙るブレヒト様であーる。

 

 大きな声では言えないけれど、実はブレヒトで知っているのは三文オペラだけ。名前はあまりにも有名だけど、なんだか敷居が高すぎてずっと敬遠していた。戯曲を読んでも私の頭じゃ理解できないだろうなーなんて思って。だけど今回、とある作品の中でこの「ガリレイの生涯」が出てきたので、慌てて図書館で借りて読んだ次第であ~~る。本当はドイツ語で読んだほうがいいのだろうけれど、時間がないので岩波の翻訳物を…。

 

 

 

 ひょ~~っ ウワサどおり、言葉に含蓄があるというか、奥が深いというか… そして感激したのは、巻末の解説。実は私の仕事で出てきたのは、初稿には載っていたけれどその後ブレヒトが削除してしまって最終稿からは消えてしまったという部分。たぶん載ってないだろうなあと思いつつ、話の筋が知りたいからダメ元で借りてみた。そうしたら、その削除された部分も岩淵先生は解説のページで訳しておられた。もうヒデキ感激である。ヒデキがカレーを頬張りながらYMCA踊っちゃうレベル。たぶん、その作品を理解するには、作者が削除した部分も読むことが大切なのかもしれない。そして、なぜ削除してしまったかを考えることで、ひょっとすると当時のブレヒトの思いに近づけるのかも。

 

…そーんなことを考えたりしたのだけど、たかが1冊読んだだけで分かった気になって感激するのは100年早いよね^^; 失礼いたしました。

 

            f:id:alichen:20210124235956j:plain